海外FXの利用を検討している方の中には、「スキャルピングで稼ぎたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
この記事は、
- 海外FXが初めての方
- 国内FX業者でしか取引をしたことがないという方
のために、是非知っておいていただきたい内容をまとめたものです。
スキャルピングをする際に、おすすめできる海外FX口座のご紹介はもちろん、スキャルピングに最適な海外FX口座を選ぶための条件や注意点の解説も行っています。
海外FXでスキャルピングに挑む際の一助となれば幸いです。
スキャルピングとは?
スキャルピングとは、FXトレードの手段の一つ。数銭から数十銭の小さな利益を積み上げていく手法です。
ポジション保有から決済までは数秒から数分の短い時間で行います。
スキャルピングはポジションを長期保有しないので為替相場の影響を受けにくい分、一回の取引で大きな利益を出すのは難しいですが、その分損失が小さく済むというメリットもあります。
また、必然と取引回数が多くなるため、取引経験を多く積むことになります。海外FX初心者の方がトレード経験を積むためにスキャルピングを行うのもおすすめです。
海外FXがスキャルピングにおすすめな理由・メリット
では、スキャルピングをするのに国内FXではなく、あえて海外FXを選ぶ理由は何でしょうか?
海外FXでスキャルピングをする主なメリットは以下の2つ
- 海外FX業者のほとんどでスキャルピングができる
- スキャルピングと海外FXのハイレバレッジの相性が最高
- 海外FXのボーナスを使えばノーリスクで実戦経験が積める
海外FX業者のほとんどでスキャルピングができる
国内FXでは、多くの業者でスキャルピングが禁止されています。
そのため、数少ない「スキャルピング可能」の業者から口座を選ばなければいけません。
一方の海外FXではほとんどの業者でスキャルピングが可能です。
海外FX業者によっては制限をかけていることもありますが、海外FX全体で見れば一部にすぎません。
また、ほとんどの業者でスキャルピング向けの「低スプレッド口座」を用意しているため、
多くの選択肢の中から自分に合った海外FX口座を選ぶことができます。
スキャルピングと海外FXのハイレバレッジの相性が最高
スキャルピングは、海外FXのハイレバレッジとの相性が良好です。
スキャルピングで狙える利益はせいぜい数銭〜数円程度。
1ドル100円1ロット(1万通貨)のトレードを行った場合、1pipsの値動きでの利益は100円ですね。
では、もしレバレッジを使えばどうなるでしょうか?
- レバレッジ10倍で取引量10ロット(10万通貨)の時の1pipsの利益は1000円
- レバレッジ100倍で取引量100ロット(100万通貨)の時の1pipsの利益は1万円
- レバレッジ1000倍で取引量1000ロット(100万通貨)の時の1pipsの利益は10万円
このように、レバレッジを用いれば1pipsの値動きでも相当な利益を出すことができます。
国内FXでは金融庁の規制により最大レバレッジは25倍と制限されています。
25倍以上のレバレッジを用いたスキャルピングトレードは海外FXだけで実施可能。
これだけでも十分、スキャルピングを行うために海外FXを利用する理由にはなりうるでしょう。
口座開設ボーナスを使えばノーリスクで海外FXの実戦経験が積める
海外FXの特徴の一つに、「豪華なボーナス」があります。
海外FXのボーナスには口座開設ボーナスと入金ボーナスの2種類があり、口座開設ボーナスは海外FXの口座を開設するだけでもらえるボーナスで、証拠金として利用できます。
金額は5000円〜2万円が多く、海外FXの使い心地を試すには十分な金額でしょう。
主要な海外FX業者の口座開設ボーナスは以下の通りです。
- GEMFOREX:2万円
- FXGT:5,000円
- XM:5,000円
「海外FXでのスキャルピングが初めてで不安」
という方はこの口座開設ボーナスを利用すれば、入金をせずとも海外FXでのスキャルピングを体験することができます。
もちろん、発生した利益は自身の口座残高に反映されるので、ハイレバレッジとかけ合わせて「ゼロリスクハイリターン」を狙うことも可能です。
海外FXでスキャルピングをするデメリット
海外FXでスキャルピングトレードをするメリットをお伝えしましたが、もちろん海外FXでスキャルピングを行うデメリットも存在します。
海外FXでスキャルピングを行う主なデメリットは以下の2つです。
- スプレッドが広い
- 悪徳業者や出金拒否に遭う可能性がある
それでは一つ一つ詳しく見てみましょう。
スプレッドが広い
海外FXは国内FXよりスプレッドが広い傾向にあります。
そのため、スキャルピングにかかるコストが国内FXよりも高くなることが多いです。
例えば、最もメジャーな通貨ペアであるドル円(USDJPY)の場合、
ほとんどの海外FX業者のスタンダード口座のスプレッドは1.0pips~2.0pipsの間で、
一方の国内FX業者のスプレッドは0.2pips〜0.4pipsが多くなっています。
そのため、海外FXのスキャルピングで利益をだすには国内FXよりも大きな利幅で利確する必要があります。
ただし、ほとんどの海外FX業者ではスプレッドの狭い「ロースプレッド口座」「ゼロスプレッド口座」といったスキャルピングトレーダー向けの口座を用意しています。
スキャルピングで利益を積み上げていくと決めている方はそれらのようなスプレッドの狭い口座を開設しましょう。
悪徳業者や出金拒否に遭う可能性がある
残念ながら、数ある海外FX業者の中には悪徳業者や不当な出金拒否を行う詐欺業者が存在するのは事実です。
悪徳な業者だと、過度なスキャルピングを理由に出金拒否を行ったり、出金できないまま連絡が取れなくなるなどの事例があります。
また、海外FXは日本の金融庁の管轄外のため、トレーダーと海外FX業者の間にトラブルが発生しても金融機関が間に入って仲介や取り締まりを行うことはありません。
本サイトで紹介している、悪徳な業者ではない大手の海外FX業者を 利用すればそういったトラブルに見舞われる可能性はほぼ無いと思っていただいて大丈夫ですが、海外FXを利用する際には以下の点を必ず確認しましょう。
- SNSやネット掲示板での出金報告があるか
- 金融ライセンスは保有しているか
- 設立年と運営歴
- 日本語サポートの有無と質
スキャルピング禁止の海外FX業者の確認方法
上述のように、スキャルピングを明確に禁じている業者もあります。
では、利用しようとしている海外FX業者がスキャルピングを禁止しているかはどのように確認すれば良いのでしょうか?
例えば、前述したiFOREXの公式ホームページの取引規約に以下のように記述があります。
このように、海外FXでスキャルピングを禁止している場合には規約やルールに明記されています。
スキャルピングをしようとしている場合は、必ず取引規約やルールブックに目を通しましょう。
ただし、そういった規約やルールブックは分量が多い上に文字も小さく、自分が知りたい情報を探すのが大変ですよね。
そんな時はPCの検索機能を使いましょう。Windows PCは[ctrl] + [F]、Macの場合は[command]+[F]で文書内の検索をすることができます。
「スキャルピング」「禁止」のキーワード検索をかければ、スキャルピングを禁止している業者の場合にはその旨の記述を見つけることができます。
それでもスキャルピングの可否が不明な場合には、サポート窓口に問い合わせてみましょう。
スキャルピングにおすすめな海外FX口座(手数料あり)
スキャルピングにおすすめできる手数料ありの海外FX口座は以下の6口座です。
- XM Zero口座
- FXGT ECN口座
- Exness ゼロ口座
- AXIORYのナノ口座
- TitanFXのゼロブレード口座
- TradeviewのILC口座
スキャルピングは、口座のスペックに依存する部分もあるため、業界でもトップクラスのスペックを誇る6口座をピックアップしました。
XM ゼロ口座
項目 | XM Zero口座 |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
マージンコール | 50% |
取引方式 | NDD(ECN) |
ストップレベル | なし |
レバレッジ制限 | あり |
ゼロカット | あり |
取引ツール | MT4/MT5 |
XM Zero口座は海外FX業界最大手のXMの安心感に低スプレッドが加わった心強い口座です。
最大レバレッジは500倍、ストップレベルは0です。
取引手数料は往復10ドルと高いですが、全通貨の平均スプレッドは2.0を下回ります。
安心のXMでスキャルピングを試したい方はXMのZero口座の開設を検討しましょう。
FXGT ECN口座
項目 | FXGT ECN口座 |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 40% |
マージンコール | 70% |
取引方式 | NDD(ECN) |
ストップレベル | なし |
レバレッジ制限 | あり |
ゼロカット | あり |
取引ツール | MT5 |
FXGTのECN口座は最低スプレッドが最も狭く、約定力の高い取引が可能です。
最大レバレッジは1,000倍、ストップレベルはやや広め。
最低スプレッドが0pipsと低い上に、約定力も高いのでスキャルピングに向いているといえます。
その代わり、10ドルの取引手数料が発生する点・ロスカット水準が高い点には注意してください。
また、FXGTのECN口座ではボーナスを受け取れません。
ボーナスを受け取りつつスキャルピングにもチャレンジしたい方はスタンダード+口座なども併せて活用しましょう。
Exness ゼロ口座
項目 | Exness ゼロ口座 |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
最大レバレッジ | 無制限 |
ロスカット水準 | 0% |
マージンコール | 30% |
取引方式 | NDD |
ストップレベル | 0 |
レバレッジ制限 | あり |
ゼロカット | あり |
取引ツール | MT5/MT4 |
Exness ゼロ口座はメジャー通貨ペア30銘柄をゼロスプレッドでトレード可能です。
ゼロスプレッドでトレードできる銘柄は以下の通り。
- Enessでゼロスプレッドでトレード可能な銘柄
もちろん、Exnessのレバレッジ無制限もゼロ口座で利用可能。ストップレベルが0なのも嬉しいですよね。
ハイレバレッジとスキャルピングの最強コンビで利益を狙いましょう。
注意点は上記30銘柄以外の通貨ペアのスプレッドや取引コストが割高なこと。マイナー通貨のスキャルピングを検討している方はロースプレッド口座を利用しましょう
AXIORY(アキシオリー)のナノ口座
項目 | AXIORYのナノ口座 |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
最大レバレッジ | 400倍 |
ロスカット水準 | 20% |
マージンコール | 50% |
約定力 | EQUINIX社(London)にサーバー設置 |
取引方式 | NDD(ECN) |
ストップレベル | やや広め |
レバレッジ制限 | あり |
ゼロカット | あり |
取引ツール | MT5 |
AXIORY(アキシオリー)では、以下の4種類の口座が用意されています。
- スタンダード口座
- ナノ口座
- テラ口座
- アルファ口座
スタンダード口座は手数料が無料であるものの、ナノ口座と比較するとスプレッドコストが高くなってしまいます。
以下の比較表をみると、取引手数料を加味したとしても、ナノ口座のスプレッドの方がスタンダード口座よりも安くなります。
口座名 | 通貨ペア | スプレッド | 取引手数料(往復) | 実質スプレッド |
---|---|---|---|---|
AXIORY(ナノ口座) | USD/JPY | 0.2pips | 6ドル | 0.8pips |
EUR/USD | 0.2pips | 6ドル | 0.8pips | |
GBP/USD | 0.5pips | 6ドル | 1.1pips |
口座名 | 通貨ペア | スプレッド |
---|---|---|
AXIORY(スタンダード口座) | USD/JPY | 1.3pips |
EUR/USD | 1.2pips | |
GBP/USD | 1.6pips |
また、テラ口座の取引プラットフォームはMT5のみですが、ナノ口座ではMT4とcTraderの利用が可能です。
テラ口座で利用できるMT5は、MT4の後継として開発された取引プラットフォームで、性能面でMT4を上回ります。
しかし、MT5のカスタムインジケーター数がMT4に比べて少ないため、普及があまり進んでいません。
また、スキャルピングに特化したcTraderを利用できるのが、ナノ口座だけなので取引プラットフォームの観点から見てもナノ口座の方がおすすめです。
そして、アルファ口座は株式取引の専用口座であるため、FX通貨ペアをメインの取引対象とするスキャルピングでは、やはりナノ口座を選択することになるでしょう。
加えて、AXIORYは充実した取引環境だけでなく、信頼性と安全性も兼ね備えています。金融ライセンスをべリースで取得し、口座資金は信託保全によって保護されます。
以上のように、様々な面からおすすめできる口座です。
無料で口座開設をする
(AXIORY公式サイト)
AXIORYは、海外FX業者の中でもスキャルピングに最適な取引環境を提供しています。 スキャルピングは超短期売買を繰り返すため、短時間に多くの金額を稼げるというメリ[…]
TitanFX(タイタンエフエックス)のゼロブレード口座
項目 | TitanFXのゼロブレード口座 |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
マージンコール | 90% |
約定力 | EQUINIX社(NY)にサーバー設置、ZeroPointテクノロジー |
取引方式 | NDD(ECN) |
ストップレベル | なし |
レバレッジ制限 | なし |
ゼロカット | あり |
取引ツール | MT4/MT5/ウェブトレーダー |
AXIORYと似たサービスを提供しているのが、TitanFX(タイタンエフエックス)のゼロブレード口座です。TitanFXで提供している口座タイプは「ゼロスタンダード口座」と「ゼロブレード口座」の2種類です。
両者ともにNDD方式を採用しているため、透明性の高い取引が可能です。どちらの口座でもMT4やMT5、独自ツールの「ウェブトレーダー」を利用して取引が行えます。
また、Titan FXでは独自の最新技術である「Zero Pointテクノロジー」により、さらに狭いスプレッド、さらに早い約定スピードを実現しています。
加えて、TitanFXでは、口座残高によるレバレッジ制限がないため、口座残高が増加したとしても、高いレバレッジでスキャルピングが可能です。
ただ、以下の表で示すようにゼロブレード口座の方が、取引手数料を加味したとしてもスプレッドコストを安く抑えることができるため、ゼロブレード口座をおすすめします。
口座名 | 通貨ペア | スプレッド | 取引手数料(往復) | 実質スプレッド |
---|---|---|---|---|
TitanFX(ブレード口座) | USD/JPY | 0.3pips | 7ドル | 1.0pips |
EUR/USD | 0.1pips | 7ドル | 0.8pips | |
GBP/USD | 0.5pips | 7ドル | 1.2pips |
口座名 | 通貨ペア | スプレッド |
---|---|---|
TitanFX(スタンダード口座) | USD/JPY | 1.3pips |
EUR/USD | 1.2pips | |
GBP/USD | 1.5pips |
無料で口座開設をする
(TitanFX公式サイト)
「TitanFXって裁量トレードやEAでのスキャルピングはできるの?」 このような疑問を持っている方はいませんか? TitanFXはスプレッドが狭いと評判にな[…]
TradeviewのILC口座
項目 | TradeviewのILC口座 |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
最大レバレッジ | 200倍 |
ロスカット水準 | 100% |
マージンコール | – |
約定力 | EQUINIX社(London)にサーバー設置 |
取引方式 | NDD(ECN) |
ストップレベル | なし |
レバレッジ制限 | あり |
ゼロカット | あり |
取引ツール | MT4/MT5 |
TradeviewのILC口座の特徴は、とにかく狭いスプレッドです。Tradeviewの口座タイプはILC口座を含めると全部で4種類あり、ILC口座のスプレッドは特に狭く設定されています。
ILC口座では取引手数料を加味したとしても、スタンダード口座(X leverage)に比べて、スプレッドコストを抑えることが可能です。
スキャルピングではトレード回数が多くなるため、コストの大部分を占めるスプレッドコストを抑えることができれば、コスト削減に直結します。
また、ILC口座は約定力も高く、透明性も高いため、充実した取引環境下でスキャルピングが行えます。
さらに、スキャルピングの取引制限も設けられていないため、自由なスキャルピングが可能です。
ただ、以下の理由から初心者には扱いが難しい口座だと言えるでしょう。
- レバレッジが低い
- ロスカット水準が高い
- 最低入金額が10万円と高い
したがって、ある程度経験を積んでから、試してみても遅くない口座といえます。
無料で口座開設をする
(Tradeview公式サイト)
スキャルピングにおすすめな海外FX口座
(手数料なし)
続いては手数料が無料でスキャルピングに向いている海外FX口座を紹介します。より取引コストが抑えられるのは以下の6口座。
- GEMFOREX オールインワン口座
- GEMFOREX ノースプレッド口座
- FXGT プロ口座
- XM スタンダード口座
- AXIORY スタンダード口座
- TitanFX スタンダード口座
GEMFOREX オールインワン口座
GEMFOREXのオールインワン口座はGEMFOREXのスタンダード口座の位置付けで、幅広いトレーダーにとって使いやすい海外FX口座です。最大レバレッジは1,000倍なので少額の証拠金で大きな利益を狙うことが可能です。
海外FXのスタンダード口座にしてはスプレッドが狭く、取引手数料も無いため取引コストが抑えられます。そのため、スキャルピングに向いているスタンダード口座と言えます。
また、初回入金は1,000円から可能なので初心者にも始めやすいです。
最大の魅力は業界随一の豪華なボーナスを受け取れること。
100%の入金ボーナスと最大2万円の口座開設ボーナスがもらえます。
ボーナスを使ってスキャルピングをすれば、低リスクでGEMFOREXでのスキャルピングを試すことができるので、まずは口座開設をして口座開設ボーナスを手に入れましょう。
GEMFOREX(ゲムフォレックス) ノースプレッド口座
項目 | GEMFOREXのノースプレッド口座 |
---|---|
スキャルピング | 制限あり |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
マージンコール | 50% |
約定力 | 平均0.78秒以内に99.99%の約定率 |
取引方式 | DD |
ストップレベル | あり |
レバレッジ制限 | あり |
ゼロカット | あり |
取引ツール | MT4 |
GEMFOREX(ゲムフォレックス)のノースプレッド口座では、1,000倍のレバレッジでスキャルピングが可能です。レバレッジ制限はあるものの比較的緩く、「口座残高が200万円以上になるとレバレッジが500倍に制限」されるだけです。
スキャルピングによって口座残高が増えたとしても、500倍のレバレッジを利用して取引が行えます。
また、以下のように、スプレッドが狭く取引手数料も無料なので、コストを抑えたスキャルピングが可能です。
口座名 | 通貨ペア | スプレッド |
---|---|---|
GEMFOREXのノースプレッド口座 | USD/JPY | 0.4pips |
EUR/USD | 0.5pips | |
GBP/USD | 1.6pips |
ただ、初回最低入金額が30万円と高いため、ある程度資金が増えてからでも遅くありません。
無料で口座開設をする
(業者名○○公式サイト)
FXGT プロ口座
項目 | FXGT プロ口座 |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 40% |
マージンコール | 70% |
取引方式 | NDD |
ストップレベル | やや広め |
レバレッジ制限 | あり |
ゼロカット | あり |
取引ツール | MT5 |
FXGTのプロ口座は最低0.6pipsの他、1.0pipisを下回る平均スプレッドの通貨ペアが多い上、取引ごとに発生する手数料が無いのでスキャルピングトレーダーに非常におすすめの口座です。
FXGTの他の口座と同じく最大レバレッジは1,000倍、ストップレベルはやや広めと条件は同じ。
デメリットはロスカット水準が40%と高いことと、FXGTの魅力であるボーナスの対象外であることです。
上記を踏まえて、スキャルピングに特化した取引を行うならば口座開設の価値ありと言えます。
XM スタンダード口座
項目 | XM スタンダード口座 |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
最大レバレッジ | 1000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
マージンコール | 50% |
取引方式 | NDD |
ストップレベル | なし |
レバレッジ制限 | あり |
ゼロカット | あり |
取引ツール | MT4/MT5 |
XMのスタンダード口座は日本で最も人気の海外FX口座です。
最大レバレッジは1000倍、ストップレベルは0と申し分ありません。
スプレッドは一般的ですが、通貨ペアによっては比較的スプレッドが狭いため、スキャルピングも十分可能です。
最大レバレッジ・ボーナスも申し分ないため、通常のトレードも行いたい方にはもってこいの口座でしょう。
AXIORY スタンダード口座
項目 | AXIORY スタンダード口座 |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
最大レバレッジ | 400倍 |
ロスカット水準 | 20% |
マージンコール | 50% |
取引方式 | NDD(STP方式) |
ストップレベル | なし |
ゼロカット | あり |
取引ツール | MT4/cTrader |
Axioryのスタンダード口座はNDD方式を利用しています。
スリッページが起こりにくく、スキャルピングのような約定スピードが重要視されるトレードでも安心です。
他の海外FXのスタンダード口座に比べると、MT5が使えない点やボーナスがない点がデメリットですが、高いトレードスペックと約定力を重要視する方にはもってこいの海外FX口座と言えるでしょう。
TitanFX スタンダード口座
項目 | TitanFX スタンダード口座 |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
マージンコール | 90% |
取引方式 | NDD(ECN) |
ストップレベル | なし |
レバレッジ制限 | あり |
ゼロカット | あり |
取引ツール | MT4/MT5 |
TitanFXのスタンダード口座は海外FXの初心者の方にもおすすめできる口座です。
最大レバレッジは500倍、ストップレベルはゼロとスペックに難点はありません。
ブレード口座ほどスプレッドは狭くありませんが、取引手数料が無料で、スイングトレードでも使いやすいので幅広いトレードスタイルに対応可能です。
また、TitanFXのスタンダード口座はSTP方式を採用しており、取引コストが把握しやすいというメリットもあります。
スキャルピングに最適な海外FX口座の8つの条件
スキャルピングに最適な海外FX口座をご自身で選ぶ際に、以下の8つの条件を判断基準にするとよいでしょう。
ひとつずつ見ていきましょう。
①スキャルピングが禁止されていない
取引をしようと考えている海外FX業者で、スキャルピングが禁止されていないということの確認は、スキャルピングを行う上での大前提です。
まずは、利用しようと考えている海外FX業者のホームページで、スキャルピングが禁止されていないことを確認しましょう。
もし、ホームページに掲載されていなかったり、見つからなかったりする場合は、サポートで確認してください。
②スプレッドが狭い・取引手数料が安い
スプレッドの狭さや、取引手数料の安さは収益に直結するので、重要な判断基準のひとつです。
FX業者で用意されている数種類の口座は、大きく以下のように分けることができます。
- 初心者向けのスタンダード口座
→スタンダード口座はスプレッドが広い代わりに、取引手数料が無料。
ボーナスなどの対象口座となりやすい。 - 中上級者向けのECN口座
→ECN口座ではスプレッドが狭い代わりに、取引手数料がかかる。ボーナス対象外の口座になりやすい。
したがって、同じ海外FX業者内の口座であっても、スプレッドの広狭や取引手数料の有無を確認する必要があります。
③ストップレベルが狭い
ストップレベルが狭い方が、スキャルピングをする上で取引がしやすくなります。ストップレベルとは、指値や逆指値などの予約注文を入れる際に、現在価格から最低限離さなければならない値幅のことを指します。
したがって、スキャルピングのような小さな値幅で勝負していくトレードスタイルでは、ストップレベルが狭い、もしくは設定されていない方が望ましいといえるでしょう。
④約定力が高くスリッページが起こりにくい
約定力が高く、スリッページが起こりにくければ、余計なコストを抑えることができます。スリッページとは、注文を出した価格と実際に注文が約定した価格の間に乖離が生じることを指します。
スキャルピングの利幅は小さいため、本来利益が出ていたはずのトレードがスリッページによってマイナスに転じてしまう可能性もあります。
このような余計なコストを抑えるためにも、約定力は高いに越したことはありません。
⑤取引方式がNDDである
スキャルピングをするなら、取引方式がNDDであるほうがトレーダーにとって有利になるといえるでしょう。
というのも、NDD方式ではDD方式とは異なり、ディーラーの介在する余地がないからです。NDD方式なら高い透明性と高い約定力のある環境下で取引が行えます。
また、NDD方式は、STP方式とECN方式に分類され、STP方式はさらに、以下の2種類の方法によって注文の処理が行われます。
- Instant Execution方式(即時約定)
→スリッページなし、リクオートあり - Market Execution方式(成行約定)
→スリッページあり、リクオートなし
Instant Execution方式では、プログラムが一時的にトレーダーの注文を決済した上で、ドレーダー同士の注文を相殺します。
そして、相殺しきれなかった注文はカバー先に流されます。したがって、Instant Execution方式では、スリッページがない代わりにリクオートが発生します。
一方で、Market Execution方式では、プログラムがすべての注文をカバー先に流すため、リクオートがない代わりに、スリッページが発生します。
それぞれの注文方式に一長一短はあるものの、スキャルピングのようなシビアな約定価格が求められるトレードスタイルにおいては、スリッページがないとされるInstant Execution方式が若干有利といえるでしょう。
⑥最大レバレッジが高い
最大レバレッジの高さも確認しておきましょう。レバレッジが高ければ高いほど、少ない資金でも大きな額で運用が可能です。
また、レバレッジを利用することで、資金効率も高めることができます。一方で、高いレバレッジをかけ、自己資金の何倍もの額を運用することに対して危機感を抱く方もいるでしょう。
確かに、上限のないリスクを取るのは危険です。しかし、リスクを限定した上で適切なリターンを狙うことは、むしろトレードにおいて必要なことといえるでしょう。
この点、海外FX業者では、ゼロカットシステムを採用しているため、万が一自己資金以上の損失が発生した場合でも、損失額は最大で口座残高までに収まります。
したがって、最大レバレッジの確認とともに、ゼロカットシステムの有無も確認しておくべきでしょう。
⑦ロスカット水準が低い
ロスカット水準が低いかどうかも、確認しておく必要があります。ロスカット水準とは、ロスカットが発動する際の、証拠金維持率の水準を指します。
証拠金維持率は以下の計算式で求めることができます。
計算式からもわかる通り、証拠金維持率は口座残高が多ければ多いほど高くなります。つまり、高いロスカット水準(証拠金維持率)が設定されている場合、より多くの口座残高が求められます。
例えば、必要証拠金が10,000円の時に口座残高が10,000円であれば、証拠金維持率は100%です。
このとき、ロスカット水準が100%に設定されている海外FX業者であれば、ロスカットが発動しポジションは強制的に閉じられてしまいます。
一方、ロスカット水準が20%に設定されている海外FX業者の場合は、必要証拠金が同じく10,000円だったとき、口座残高が2,000円になるまでポジションを継続して保有することができます。
つまり、ロスカット水準が低ければ低いほど、ロスカットまでの許容幅が大きくなるということです。
したがって、意図しないロスカットを避けるためには、ロスカット水準が低いに越したことはありません。
⑧MT5かcTraderが使える
取引プラットフォームとして、MT5かcTraderが使えるのかどうかの確認もしておきましょう。
特にcTraderはスキャルピングに特化した取引プラットフォームなので、値動きに素早く対応するための工夫が随所に施されています。
また、MT5はMT4の後継として開発された取引プラットフォームであり、性能面でもMT4よりも優れた機能を備えています。
MT5、cTraderともに動作が軽いため、スピーディーな操作が必要なスキャルピングにはマッチした取引プラットフォームといえるでしょう。
スキャルピングEAが禁止されている海外FX業者もあるので注意
スキャルピングEAは禁止されている場合があるので、注意する必要があります。スキャルピングEAとは、スキャルピングをメインとするEA(自動売買)のことで、短時間で多くの取引が実行されます。
取引回数が多くなれば、それだけ海外FX業者の取引サーバーには大きな負荷がかかるため、禁止されている場合もあります。
例えば、以下の業者では禁止まではされていないものの、ガイドラインで制限されています。
- GEMFOREX
- BigBoss
- IS6FX
したがって、スキャルピングEAを利用する場合はガイドラインを確認し、禁止もしくは、どの程度の制限があるのかを把握しておきましょう。
スキャルピング自体が禁止されている海外FX業者もある
スキャルピングが禁止されている海外FX業者もあるため、注意してください。例えば、iFOREXではスキャルピングが禁止行為として規約で明記されています。
ネット上では、iFOREXでスキャルピングができるとの声もあります。
しかし、明確な根拠のない投稿にしたがって、同じように禁止行為に該当するであろう取引行為を行った場合、iFOREX側から厳しい処罰を下されたとしてもなんの弁解もできないでしょう。
そもそも、取らなくてもいいリスクをわざわざ取らずとも、正式にスキャルピングを認めている海外FX業者を利用するほうが賢明といえます。
海外FXのスキャルピングに関するよくある質問
海外FXのスキャルピングに関する「よくある質問」について見ていきましょう。
なぜ海外FXでスキャルピングするのがおすすめなんですか?
海外FX業者をおすすめする主な理由として、高いレバレッジで取引ができるということがあげられます。
国内FXのレバレッジは最大でも25倍までなので、海外FXと比べると運用できる額に大きな開きが生じます。
海外FXでは少ない資金でも、高いレバレッジを利用して運用額を大きくすれば、資金効率をかなり高めることが可能です。
また、ゼロカットシステムにより、最大損失は自己資金の範囲内に限定されるという点もおすすめする理由としてあげられます。
海外FXでスキャルピングにおすすめな業者はどこですか?
海外FXでスキャルピングする場合のおすすめ業者はAXIORY(アキシオリー)です。主な理由は以下の通りです。
- スプレッドが狭く、取引手数料が安いこと
- 約定力が高く、透明性の高い取引ができること
- スキャルピングに特化した「cTrader」の利用が可能であること
さらに、取引面だけでなく
- 信託保全による資金の安全性
- 金融ライセンス取得による信頼性
- 日本語サポートによる安心感
以上のように様々な面から得られるトレーダーに対するメリットが大きい業者といえるからです。
海外FXのおすすめ業者ベスト15と優良業者を見分ける方法を紹介!【2022年度最新版】
海外FXではスキャルピングは禁止されていますか?
いいえ、ほとんどの海外FX業者でスキャルビングを明確に禁止はしていません。
しかし、禁止している業者も存在しているため、事前確認が必要です。また、スキャルピングを禁止していないからといって、全面的に認めているわけではありません。
スキャルピングに対する取引制限が課されている場合もあるため、必ずガイドラインを確認してください。
海外FXでスキャルピングが禁止されている口座(業者)はどこですか?
海外FX業者の中ではiFOREX(アイフォレックス)では、スキャルピングが禁止されています。
USDJPYでスキャルピングをするならどの業者がおすすめですか?
USDJPYのスプレッドを比較してみましょう。
海外FX業者 | 一般向け口座 | 中上級者向け口座 |
---|---|---|
GEMFOREX | 1.66 | 0.43 |
Tradeview | 1.8 | 0.98 |
HotForex | 1.8 | 1.1 |
FBS | 1.76 | 1.16 |
LAND-FX | 1.04 | 1.07 |
AXIORY | 1.58 | 1.18 |
TitanFX | 1.48 | 1.19 |
XM | 1.66 | 1.1 |
IS6FX | 1.78 | – |
※表引用元:海外FXオンライン「海外FXスプレッド比較!全70社から最狭スプレッドのおすすめ口座を7つ厳選」
こちらの表を見るとUSDJPYでスプレッドが狭いのはLAND-FXであることがわかりますね。
次点ではTitanFXです。この辺りの業者を使えば間違いないでしょう。
まとめ
最後に、この記事でおすすめしてきた口座スペック一覧をまとめておくので、参考にしてください。
※スクロールできます。
項目 | AXIORYのナノ口座 | TitanFXのゼロブレード口座 | TradeviewのILC口座 | exnessのプロ口座 | TradersTrustのプロ口座 | GEMFOREXのノースプレッド口座 |
---|---|---|---|---|---|---|
スキャルピング | 制限なし | 制限なし | 制限なし | 制限なし | 制限なし | 制限あり |
最大レバレッジ | 400倍 | 500倍 | 200倍 | 無制限 | 3000倍 | 1000倍 |
ロスカット水準 | 20% | 20% | 100% | 0% | 20% | 20% |
マージンコール | 50% | 90% | – | 30% | 50% | 50% |
約定力 | EQUINIX社(London)にサーバー設置 | EQUINIX社(NY)にサーバー設置、ZeroPointテクノロジー | EQUINIX社(London)にサーバー設置 | やや遅い | 平均0.1秒で約定、発注拒否・リクオートなし | 平均0.78秒以内に99.99%の約定率 |
取引方式 | NDD(ECN) | NDD(ECN) | NDD(ECN) | NDD(STP/Instant Execution) | NDD(ECN) | DD |
ストップレベル | なし | なし | なし | あり | なし | あり |
レバレッジ制限 | あり | なし | あり | あり | あり | あり |
ゼロカット | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
取引ツール | MT4/cTrader | MT4/MT5/ウェブトレーダー | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4 | MT4 |
また、スキャルピングに最適な海外FX口座を選ぶ際は、以下の8つの条件を判断基準として参考にしてください。
- スキャルピングが禁止されていない
- スプレッドが狭い・取引手数料が安い
- ストップレベルが狭い
- 約定力が高くスリッページが起きない
- 取引方式がNDDである
- 最大レバレッジが高い
- ロスカット水準が低い
- MT5かcTraderが使える
以上の判断基準の意味がよくわからない場合は、おすすめ口座としてご紹介した口座を利用してください。
XMTradingやFBS、HotForexは有名な海外FX会社ですが、上記の特徴を加味するとスキャルピングには向いていないのでご注意ください。
ある程度経験を積んでいくことで、判断基準の理解も深まるため、それから8つの条件を参照しながらご自身にあった口座選びの際にお役立てください。