「海外FX業者でスキャルピングをやってみたいけど、FBSは使えるところなのか気になる」
FXをやっていて、このように感じている方はいませんか?
国内FX業者と比べて海外FX業者はレバレッジが高いので、少ない資金で大きな金額をトレードできます。
そのためスキャルピングを利用し、短時間で大きな利益を狙うのも可能です。
とはいえ、
「スキャルピングを禁止している業者もあるけど、FBSは大丈夫?」
「そもそもスキャルピングに向いているFX業者の選び方が分からない」
といった悩みを持つ方も多いでしょう。
この記事では、FBSがスキャルピングに適したFX業者であるのかを検討した上で、スキャルピングにおすすめのFX業者をご紹介します。
最後まで読めば、海外FXでスキャルピングする際の業者の選び方を理解し、すぐにでもトレードを開始できるようになるでしょう。
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そもそもFBSではスキャルピングは可能?
結論からお伝えすると、FBSではスキャルピングが可能です。
しかしEAを利用する際の注意事項や、スキャルピングに関連する禁止行為もあるので、FBSを使う前に押さえておく必要があります。
始めにスキャルピングの基礎的なことをお伝えした上で、FBSでスキャルピングする際の注意点について解説しましょう。
スキャルピングとは?短期間でトレードを終える手法
スキャルピングとはFXトレード手法の一つであり、短期間で一度のトレードを終える方法です。
スキャルピングでは、一般的に数秒から数分で新規注文・決済注文を終えますので、1日の間に何度もトレードのチャンスがあります。
デイトレードやスイングトレードでは、一度ポジションを持った後に決済するまで時間を要するケースもあるので、スキャルピングには他の手法よりも利益を得やすい特徴があるのです。
さらにトレードのLot数を上げれば、短期間で大きな利益を狙うこともできるでしょう。
スキャルピングの注意点は、Lot数を大きくし過ぎれば、保有したポジションと逆に値動きした際の含み損が大きくなってしまうことです。
また、1日の間で短いトレードを繰り返すため、チャートを見る時間が長くなってしまう点にも注意しましょう。
FBSでスキャルピングは可能!しかしEA利用時は注意
FX業者の中にはスキャルピングを禁止しているところがありますが、FBSではスキャルピング可能です。
数Lotのトレードを数分で終えられ、EA(自動売買ソフト)を使ったスキャルピングもできますので、これからFBSの利用を検討している方は、口座開設をすればすぐに始められます。
ただしEAを活用したスキャルピングをする際は、FBSの利用規約に違反しないようご注意ください。
顧客が 1 分間に 30 件を超える請求を行う電子アドバイザーを使用する場合、当社は EA を禁止する権利を留保する。
引用:FBS|FBSの契約
FBSの規約を確認すると、EAを用いて1分間に30件のトレードをするのを禁止しています。
単一のEAでスキャルピングの規約に違反するケースは稀であると考えられますが、EA利用前に押さえておきましょう。
また、FBSでスキャルピングをするとポイントやボーナスをもらえないこともあるのです。
例えばFBSで提供している「ロイヤリティプログラム」では、トレードをするたびにポイントを獲得でき、貯めたポイントを景品と交換できます。
しかしポイント加算の対象となるのは、5.9pips以上の値幅を超えたトレードのみ。
新規注文・決済注文を通して指定の値幅を超えない場合、ポイントは獲得できません。
基本的にスキャルピングではトレード通貨数を大きくした上で、僅かな値幅を取って利益を狙うため、ポイントやボーナスを得るのに必要な値幅を超えられないこともあるでしょう。
FBSで禁止されているスキャルピング関連行為
FBSにはEAによる過度なスキャルピング以外にも禁止行為があります。
1つ目は「裁定取引(アービトラージ)」。
裁定取引とは、2社以上のFX業者で買いポジション・売りポジションを持つことです。
具体的な裁定取引の事例は下記の通り。
- FBSにてUSD/JPYで1Lot分の買いポジションを持つ
- XMにてUSD/JPYで1Lot分の売りポジションを持つ
このように別々の業者を併用し、同じ通貨ペアで買い・売りポジションを持つのは禁止となります。
裁定取引が禁止と聞いた際に、
「別々の業者を利用するんだったら、禁止行為はバレないんじゃないの?」
と考える方もいると思いますが、保有するポジションはMT4などのプラットフォームを通して、各FX業者同士によって情報共有されているのです。
したがって別々のFX業者を利用したとしても裁定取引は発覚してしまい、トレード注文をキャンセルされてしまう恐れがあります。
2つ目は「ゼロカットシステムを利用した両建て」。
多くの海外FX業者では、ユーザーに追証義務の生じない「ゼロカットシステム」を導入しています。
このゼロカットを利用して両建てをすると、違反行為とみなされて口座を凍結される可能性があるのです。
例えば為替市場の開く月曜の朝や、月に1回の米国雇用統計では相場が大きく動きがち。
こうした相場が変動するタイミングを確認し、事前に大きなLot数で買い・売りポジションを両建てすれば、片方のポジションで大きな損失を出してロスカットされるのに対して、もう片方のポジションでは大きな利益を得られます。
そしてロスカットされた方のポジションではゼロカットが適用されるので、口座残高以上の損失はありません。
以上のように、ゼロカットされることを前提とした両建ては大きな利益を期待できますが、FBSを含めて多くのFX業者で禁止されている行為です。
EAを利用した過度なスキャルピング同様に、禁止行為を避けてトレードするようにしましょう。
FBSはスキャルピングに適さない?利用できる口座タイプを解説
FBSでスキャルピングは可能ですが、禁止行為に気をつける必要があると説明しました。
それではFBSはスキャルピングに向いているFX業者なのでしょうか?
FBSはスキャルピングに適しているとは言い難いですが、スキャルピングに活用が期待できる口座タイプは提供されています。
まず、スキャルピングに適したFX業者の特徴をまとめた上で、FBSでスキャルピングに活用できそうな口座タイプを解説します。
スキャルピングに適したFX業者の特徴
FBSがスキャルピング向きかどうかを検討する前に、スキャルピングに適したFX業者とはどういうところなのかを明確にしておく必要があります。
スキャルピングに適したFX業者の特徴は下記の通り。
- スプレッドが狭い
- 取引手数料が安い
- cTraderが利用できる
- ストップレベルが狭い
特徴1.スプレッドが狭い
1つ目の特徴は狭いスプレッドを提供している業者です。
スプレッドは買値と売値の価格差であり、トレードするたびに利用者が負担しなくてはなりません。
スプレッドの広い口座を利用し続ければ、毎回のトレードで負担するコストは積み重なり、大きくなっていきます。
スキャルピングは数秒から数分でトレードを終えるため、他の方法と比べればトレード回数が多くなりますので、狭いスプレッドであるほどトレードのコストを削減できるのです。
そのためスキャルピングに利用するFX業者を選ぶ際は、どれほどスプレッドが狭いかを確認する必要があります。
もちろんスプレッドの狭いところでも、経済指標の発表時や時間帯によってスプレッドが広がるケースもあるので、注意が必要です。
関連:FBSのスプレッドは狭い?他の海外FX業者との比較や口座タイプごと一覧を基に徹底検証!(エフビーエス)
特徴2.取引手数料が安い
2つ目の特徴は取引手数料の安い業者です。
海外FX業者では、取引手数料が必要になる口座タイプを提供しているところがあります。
取引手数料のかかる口座タイプの場合、狭いスプレッドで利用できる強みはありますが、取引手数料もトレードを繰り返すほど大きな負担となります。
したがってスキャルピングをする際は、スプレッド同様に取引手数料の安いところを利用しましょう。
多くのFX業者では、1Lotのトレードごとに指定の取引手数料を設けていますので、それぞれのFX業者がどれほどの手数料に設定しているのか確認するのをおすすめします。
特徴3.cTraderが利用できる
3つ目の特徴はcTraderが利用できる業者であることです。
cTraderとは「Spotware Systems」という企業が提供しているFXトレードのプラットフォームであり、一部の海外FX業者でも導入されています。
もちろんスキャルピングはMT4やMT5でも可能ですが、cTraderはECN方式でのトレードに特化しているので、スキャルピングに適しているのです。
ECN方式とは、FX業者が利用者の注文を処理する手法の1つであり、狭いスプレッドでトレードできる強みがあります。
ECN方式の場合、利用者の注文は「電子取引所」と呼ばれる市場に流され、FX業者による仲介がないため、その分だけスプレッドを上乗せされません。
電子取引所では大手の金融機関やヘッジファンドなどの多くの注文が集まり、利用者同士の注文は自動的にマッチングされます。
FX業者は電子取引所で提示されているスプレッドを表示させており、それ以上のスプレッドを上乗せしないので、スプレッドの負担を軽減できるのです。
とはいえFX業者はスプレッドの上乗せをしない代わりに取引手数料を設定し、その分を利益としています。
このようにECN方式を採用しているFX業者であればトレードのコストを抑えられるため、スキャルピングでは有利になるのです。
特徴4.ストップレベルが狭い
4つ目の特徴は、ストップレベルの狭い業者です。
ストップレベルとは、指値・逆指値注文を入れる時に離さなくてはならない価格の差を指します。
例えばストップレベルが5pipsに設定されていて、USD/JPYのレートが115.35円であった場合、実際に指値・逆指値で指定できるレートは115.40円以上か115.30円以下からです。
すなわち5pips以上の価格差がない限り、利益確定および損切りできないのです。
スキャルピングは少ない利幅のトレードを積み重ねていく手法なので、ストップレベルの広いFX業者を利用すると、利益を獲得しにくくなります。
そのためストップレベルの狭いFX業者を選んで、スキャルピングのしやすい環境を確保する必要があるのです。
関連:海外FXのストップレベルについて徹底解説!ゼロの業者はどこ?
FBSでスキャルピングに活用が期待できる口座タイプは3つ
スキャルピングに向いているFX業者の特徴を解説しましたが、FBSはスキャルピングに適しているとは言えません。
なぜなら他の海外FX業者と比べると、FBSの取引手数料はやや高めである上に、cTraderを利用できないためです。
ただし、FBSでスキャルピングする際に活用が期待できる口座タイプは提供されています。
その口座タイプは下記の3つ。
- ECN口座
- スタンダード口座
- ゼロスプレッド口座
口座タイプの違いをまとめると下記の通りです。
口座タイプ | スタンダード口座 | ECN口座 | ゼロスプレッド口座 | |
---|---|---|---|---|
スプレッド | USD/JPY | 2 | 0.3 | 0 |
EUR/JPY | 3 | 0.5 | ||
GBP/JPY | 1 | 1.1 | ||
AUD/JPY | 3 | 0.5 | ||
取引手数料 | 無し | 12ドル/Lot | 20ドル/Lot | |
トレード方式 | STP | ECN | STP | |
取引プラットフォーム | MT4・MT5 | MT4・MT5 | MT4・MT5 | |
ストップレベル | 0.1 |
この中で最もスキャルピングに向いているのはECN口座で、その次にゼロスプレッド口座・スタンダード口座が続きます。
仮にUSD/JPYの通貨ペアを1Lotトレードした時に、それぞれの口座タイプで負担するコストを確認してみましょう。
※USD/JPYのレートは100円で統一します。
※トレードの損益や税負担などは考慮しないものとします。
【ECN口座の場合】
- スプレッド0.3pips(0.003円)×1Lot(10万通貨)=300円
- 取引手数料1Lot12ドル=1200円
合計1500円
【ゼロスプレッド口座の場合】
- スプレッドなし
- 取引手数料1Lot20ドル=2000円
合計2000円
【スタンダード口座の場合】
- スプレッド2pips(0.02円)×1Lot(10万通貨)=2000円
- 取引手数料なし
合計2000円
このように同じ条件であれば、ECN口座が最もコストを削減できる口座タイプとなります。
ゼロスプレッド口座とスタンダード口座のコストは同じ数値となりましたが、実際にはスプレッドは変動しますし、利用する通貨ペアによってコストが増すケースも考えられますので、ゼロスプレッド口座の方が有利と考えられるでしょう。
スキャルピングでFBSのボーナスを受け取れる
FBSではスキャルピングが不向きであると解説しましたが、スキャルピングを続けていけばボーナス獲得のチャンスもあります。
FBSで狙える可能性のあるボーナスは下記の2つ。
- 100%入金ボーナス
- キャッシュバックキャンペーン
それぞれのボーナスの内容と獲得のための条件を解説します。
100%入金ボーナス
100%入金ボーナスは、FBSの口座に入金した金額と同額のボーナスを受け取れるサービスです。
もし100ドルを入金した場合、受け取れるボーナスは100ドルであり、最大で1万ドルまでもらえます。
このボーナスの強みは必要なLot数をトレードすればボーナスを出金できる点であるため、スキャルピングを続けていけば、利益と一緒に付与されたボーナスも出金できるのです。
なお、ボーナス出金に必要なLot数は、付与されたボーナス額を3で割って求められた数値となります。
例えば900ドルのボーナスを付与された時、出金に必要なLot数は、
900ドル÷3=300Lot
となります。
スキャルピングに慣れていて、普段から大きなLot数でトレードしている方におすすめのボーナスでしょう。
ただし100%入金ボーナスの対象となる口座タイプはスタンダード口座とゼロスプレッド口座であり、ECN口座は対象外です。
また、ボーナスを付与されるためにはレバレッジを最大で500倍までに抑える必要があるので、普段から500倍以上でトレードしている方にとっては資金効率は下がる恐れもあるでしょう。
加えて口座残高がボーナス金額の30%を下回ると、ボーナスは消えてしまうのでご注意ください。
キャッシュバックキャンペーン
FBSで実施しているキャッシュバックキャンペーンでは、1Lotをトレードするごとに決まった額のキャッシュバックを受け取れます。
そのためスキャルピングでトレードを続けるほど、多くのボーナスをもらえるのです。
もらえるボーナス額はトレードする通貨ペアによって異なります。
スタンダード口座 | ゼロスプレッド口座 | |
---|---|---|
USD/JPY | 2ドル | 2ドル |
EUR/JPY | 2ドル | 2ドル |
GBP/JPY | 3ドル | 3ドル |
AUD/JPY | 6ドル | 6ドル |
EUR/TRY | 4ドル | 4ドル |
XAG/USD | 7ドル | 7ドル |
100%入金ボーナス同様、ECN口座はキャッシュバックキャンペーンの対象外です。
なお、キャッシュバックを受け取るためには一度のトレードで50pips以上の値幅を取らなくてはなりません。
もしUSD/JPYを115円の時にトレードするなら、115.5円以上か114.5円以下で決済する必要があります。
通常のスキャルピングでは、Lot数を大きくして狭い値幅を取って利益を狙うため、キャッシュバックをもらう機会は少なめでしょう。
FBS以上にスキャルピングに適したところは?おすすめのFX業者を紹介
FBSでスキャルピングをする時に活用できそうなボーナスはありますが、スキャルピングをするならFBSよりも適したFX業者があります。
スキャルピングに適しているかどうかを確認するために、取引手数料・スプレッド・cTraderの有無・ストップレベルを取り上げつつ、FBSと他のFX業者を比較してみました。
FBS | AXIORY | TradeView | Titan FX | XM Trading | ||
---|---|---|---|---|---|---|
取引手数料 | 12ドル/Lot(ECN口座) | 3ドル/Lot(ナノ口座) | 5ドル/Lot(cTrader口座) | 3.5ドル/Lot(ZeroブレードECN口座) | 10ドル(ゼロ口座) | |
cTraderの有無 | なし | あり | あり | なし | なし | |
ストップレベル | 0.1 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
スプレッド | USD/JPY | 0.3 | 0.3 | 0.1 | 0.33 | 0.1 |
EUR/JPY | 0.5 | 0.7 | 0.4 | 0.74 | 0.6 | |
GBP/JPY | 1.1 | 0.9 | 0.5 | 1.45 | 1.1 | |
AUD/JPY | 0.5 | 0.7 | 0.5 | 1.12 | 0.8 |
まず取引手数料ですが、最も安いのはAXIORYで、その次にTitan FXが続きます。
スプレッドは大きな差は見られず、ストップレベルの負担がかかるのはFBSのみでした。
そしてcTraderを利用できるのはAXIORYとTradeViewの2社。
よって、この中でスキャルピングに適しているのはAXIORY(ナノ口座)であると考えられます。
その次に適しているのはTitan FXやTradeViewですが、手数料や利用できるプラットフォーム面ではAXIORYにやや劣るでしょう。
とはいえAXIORYも変動制のスプレッドですので、時間帯や経済指標時にはスプレッドが広がる点に注意しましょう。
関連:AXIORY(アキシオリー)はスキャルピングに最適!おすすめの理由と注意点を解説
まとめ
スキャルピングをする際は、取引手数料・スプレッド・cTraderの有無・ストップレベルの狭さに注目し、どこのFX業者を利用するのかを検討します。
FBSではスキャルピングが可能であり、トレードを通してボーナスの獲得・出金もできますが、トレードにかかるコストがやや大きくなりがち。
FBSでスキャルピングをするならECN口座がコストを削減できますが、それ以上にスキャルピングに適しているのはAXIORYのナノ口座です。
AXIORYはストップレベルがゼロである上に、cTraderを利用できます。
さらにナノ口座はスプレッドも狭く、取引手数料も1Lotあたり3ドルと低い水準です。
今後スキャルピングをするためのFX業者を探している方は、AXIORYを利用してみてはいかがでしょうか。