海外のFX業者は、国内業者と比べるとハイレバレッジでの取引が魅力でスキャルピングで大きく稼ぎたいと考える方も多いです。
中には禁止されている業者もありますが、exnessではスキャルピングは認められており、取引環境からもスキャルピングに適した業者と言えます。
本記事ではexnessでスキャルピングを行う際の特徴や、注意点などを詳しく解説していきます。
ロスカットレベル0%でゼロカットも搭載しているexnessはスキャルピングに向いていますが、事前にメリットやデメリットも知っておくと良いでしょう。
exnessはスキャルピング可能
海外FX業者は多く存在していますが、スキャルピングについてはルールが曖昧であったり明確に禁止されている場合もあります。
しかし、exnessでは利用規約などでスキャルピングが禁止されていませんし、取引環境から見てもスキャルピングを歓迎しているようなスペックだと言えます。
実際、国内業社と異なり海外のFX業社では、トレーダーが取引を行うたび儲かる仕組みが根底にあることからも、どんどん取引してもらう方が良いわけです。
exnessがスキャルピングにおすすめできる理由
ここからはexnessがスキャルピングにおすすめできる理由を以下の5つの項目に分けて解説していきます。
- プロ口座のスプレッドが極小
- 最大レバレッジが高い
- 取引に禁止事項がないのでスキャルピングEAも稼働できる
- ロスカット水準0%
- ゼロカットに対応している
それぞれ詳しく見ていきましょう。
プロ口座のスプレッドが極小
exnessには、大きく分けてスタンダード口座とプロ口座の2種類の口座タイプがあります。
プロ口座では、ロースプレッド口座、ゼロ口座、プロ口座の3種類に細分化され、それぞれ特徴が異なりますが、プロ口座は安定した極狭スプレッドと低コストが魅力的でスキャルピングに適していると言えます。
細かい取引を1日に何度も繰り返すスキャルピングにおいて、コストは非常に重要です。
以下にプロ口座タイプ別の主要通貨ペアで平均スプレッドをまとめてみました。
通貨ペア | ロースプレッド口座 | ゼロ口座 | プロ口座 |
---|---|---|---|
AUDUSD | 0.2 | 0 | 0.9 |
EURUSD | 0 | 0 | 0.6 |
GBPUSD | 0.1 | 0 | 0.7 |
NZDUSD | 0.5 | 0 | 1.2 |
USDCAD | 0.4 | 0 | 1.3 |
USDCHF | 0.2 | 0 | 0.9 |
USDJPY | 0 | 0 | 0.7 |
AUDJPY | 0.5 | 0.2 | 1.3 |
EURGBP | 0.4 | 0 | 1 |
EURJPY | 0.4 | 0 | 1.2 |
最低入金額が1ドルからと始めやすいスタンダード口座は他社とそれほど変わらない一般的なスプレッドとなります。
プロ口座の中でも「ロースプレッド口座」と「ゼロ口座」は手数料が発生するため、スプレッドだけ見ると低く感じますが、手数料が発生しないプロ口座も比較的コストが優秀と言えます。
1,000ドル以上を一度に入金出来る場合はプロ口座でスキャルピングするのが良いでしょう。
最大レバレッジが高い
exnessでは最大レバレッジ2,000倍という海外業社の中でもかなり大きなレバレッジで取引することが可能となっています。
また、一定の条件を満たすことで21億倍(実質無制限)のレバレッジを利用することもでき、少額から大きな利益を狙いにいくことも容易に出来るため、スキャルピングを行うトレーダーとの相性も良いと言えます。
取引に禁止事項がないのでスキャルピングEAも稼働できる
exnessでは取引に禁止事項が特にないため、スキャルピングEAも稼働することが出来ます。
多くの業者ではルールが厳格であり制限がかかる場合もありますが、exnessでは気兼ねなくスキャルピング取引が出来たり、EAの稼働も安心して行えるのは魅力です。
ロスカット水準0%
exnessのロスカットレベルは0%なので、エントリーした方向と逆に進んだ場合でもギリギリのラインでロスカットされることなく最後まで耐えることが出来ます。
海外FX業者の平均ロスカット水準は20~40%となっている中、ロスカット水準が0%なのはスキャルピングだけに限らず逆転の可能性も秘めていると言えます。
本来0になるまで逆行するのは良い事ではありませんが、証拠金が0まで絶えられる環境はトレーダーとしてメリットに感じる方も多いのではないでしょうか。
ギャンブル性は高いですが、少額から爆益を狙うことも出来る有利な取引環境ですね。
ゼロカットに対応している
exnessでは全ての口座タイプでゼロカットを採用しています。
このゼロカットのおかげで、万が一口座残高がマイナスになってしまった場合でも、トレーダーに請求される追証が発生することはありません。
特に海外FX業社のように、ハイレバレッジで取引を行っていると相場の急な動きで一瞬で口座残高が0になってしまう場合もあるので、ゼロカットは最高の救済システムと言えます。
スキャルピングを行う際も、ハイレバレッジ+ゼロカットというのは抜群の組み合わせとなりますので、少額の資金で大きな利益を取りに行くチャンスが何度も訪れることになるのです。
exnessスキャルピングの注意点とデメリット
ここまでexnessがスキャルピングに向いている理由をお伝えしてきましたが、ここからは注意点やデメリットをご紹介いたします。
以下の理由により、場合によってはスキャルピングをおすすめ出来ないとも言えますので、事前に確認しておきましょう。
- ストップレベルがゼロではない
- レバレッジ制限がある
- サーバー強くなく、約定スピードに不安
- 複数口座間の両建ては規約違反になる
- スプレッドが広がる時間帯がある
それぞれ詳しくみていきます。
ストップレベルがゼロではない
exnessでは、すべての通貨ペアにストップレベルが設定されていますが、他の業者と比べても全体的に広めになっています。
決済や損切りの待機注文を出す際に、このストップレベルが0に近いほど取引に自由度が効き、特にスキャルピングでは重要な値になります。
他の海外FX業社では、ストップレベルが0のところもある中、exnessのストップレベルはデメリットと言えます。
スキャルピングをするには、ハイレバレッジと低スプレッドの魅力を持つexnessですが、ストップレベルに関しては利用を躊躇してしまうトレーダーも多いようです。
レバレッジ制限がある
exnesのレバレッジには「時間帯」と「口座残高」による制限が設けられていますので、それぞれ解説していきます。
時間帯によるレバレッジ制限
時間帯によってレバレッジ制限がかかる場合があります。
経済指標が発表される15分前から発表された5分後までは、レバレッジが最大200倍へ制限されます。
また、マーケットが開いた直後の2時間(日本時間:月曜日6:00〜8:00)とマーケットが閉じる直前の3時間(日本時間:土曜日3:00〜6:00)にも、同様に最大レバレッジが200倍に制限されるので注意が必要です。
いつでも同じ環境でスキャルピングが出来ないとなると、トレーダーとしてはデメリットに感じる場面も多々あるわけですね。
口座残高によるレバレッジ制限
一定の条件を満たすことで、無制限レバレッジで取引することが出来るexnessですが、口座残高が$1,000を超えると最大レバレッジは2,000倍までと制限されてしまいます。
さらに口座残高が増えることで最大レバレッジは引き下げられるので以下の表を参考にしてみて下さい。
口座残高 | 最大レバレッジ |
---|---|
0~999ドル | 無制限 |
1000ドル~4999ドル | 最大2000倍 |
5000ドル~14999ドル | 最大1000倍 |
15000ドル~29999ドル | 最大600倍 |
30000ドル~59999ドル | 最大400倍 |
60000ドル~199999ドル | 最大200倍 |
200000ドル~ | 最大100倍 |
口座残高が$200,000以上の場合は最大レバレッジが100倍となるので、残高によって引き下げられる点は注意しておきましょう。
サーバー強くなく、約定スピードに不安
exnesはサーバーがそれほど強くなく、約定スピードに不安があるとの声も上がっています。
特にスキャルピングでは決済タイミングも重要になってくることから、高い約定力があるに越したことはありません。
酷すぎるスリッページや約定拒否といった報告はないので、通常取引においてそれほどデメリットは感じないものの、スキャルピングでは不利になる可能性も視野に入れておくべきでしょう。
複数口座間の両建ては規約違反になる
exnessに限った話ではありませんが、多くのFX業者では複数の口座や業者を跨いだ両建て取引は規約違反になります。
スキャルピングは売り買いの注文を1日に何度も行う場合が多く、デイトレ口座など分けている場合は、保有している通貨ペアが両建てにならないか細心の注意が必要です。
自分では気づかないうちに両建て取引になってしまっても、ペナルティが課せられる場合があるので事前に確認が必要です。
スプレッドが広がる時間帯がある
どの業者でもそうですが、早朝や週末、経済指標の発表、年末年始などの取引の出来高が減るタイミングではスプレッドが広がります。
exnessでもスプレッドが広がりすぎてしまう時間帯はあるので、スキャルピングを行うタイミングも気にする必要があり、トレーダーにとってはデメリットに感じることがあると言えるでしょう。
exnessでスキャルピングにおすすめの口座タイプ
exnessでスキャルピングにおすすめ出来る口座タイプも検証していきましょう。
まずは、以下に口座タイプごとにスペックの比較表をまとめているので確認して下さい。
口座タイプ | スタンダード | ロースプレッド | ゼロ | プロ |
---|---|---|---|---|
取引方式 | STP方式 | ECN方式 | ECN方式 | STP方式 |
レバレッジ | 100倍〜無制限 | 100倍〜無制限 | 100倍〜無制限 | 100倍〜無制限 |
平均スプレッド | 0.3pips~ | 0.0pips~ | 0.0pips~ | 0.1pips~ |
FX通貨ペア | MT4:127 MT5:127 | MT4:84 MT5:84 | MT4:84 MT5:84 | MT4:127 MT5:127 |
株価指数CFD | MT4:10 MT5:10 | MT4:9 MT5:9 | MT4:9 MT5:9 | MT4:10 MT5:10 |
株式CFD | MT4:88 MT5:100 | MT4:73 MT5:100 | MT4:73 MT5:100 | MT4:73 MT5:100 |
貴金属CFD | MT4:10 MT5:11 | MT4:8 MT5:8 | MT4:8 MT5:8 | MT4:11 MT5:11 |
エネルギーCFD | MT4:2 MT5:2 | MT4:1 MT5:1 | MT4:1 MT5:1 | MT4:2 MT5:2 |
仮想通貨CFD | MT4:17 MT5:29 | MT4:16 MT5:28 | MT4:16 MT5:28 | MT4:17 MT5:29 |
ゼロカット | あり | あり | あり | あり |
ロスカット水準 | 0% | 0% | 0% | 0% |
最低入金額 | 1ドル | 1000ドル | 1000ドル | 1000ドル |
ボーナス | 無し | 無し | 無し | 無し |
口座タイプによって取り扱い銘柄の数も異なってきますので、自分のトレードスタイルに合った口座タイプを選ぶのが良いでしょう。
おすすめはプロ口座
exnessでスキャルピングに特におすすめする口座タイプは「プロ口座」3種類の中でもプロ口座となります。
低スプレッド且つ約定力の高さを追求した口座であり、プロ口座の中で唯一取引手数料がありませんし、スプレッドもかなり狭い口座です。
スキャルピングは取引回数が多くなる取引手法なので、取引手数料がかかるとコストがどんどん積み重なっていきます。
総合的にみてもプロ口座を利用するのが良いと言えます。
スプレッドの狭さを重視するならローススプレッド口座・ゼロ口座もあり
トータルコストよりも、とにかくスプレッドの狭さを重視される方にはロースプレッド口座とゼロ口座もおすすめできます。
手数料が発生する点を考慮する必要はありますが、スキャルピングではスプレッドが0に近い方が細かい利益を積み上げることが出来るので、トレードスタイルによっては使いやすい方もいるでしょう。
exnessでスキャルピングにおすすめの通貨ペア
exnessを使う上でスキャルピングにおすすめの通貨ペアも気になるところです。
各通貨にはそれぞれ動き方のくせがありますが、基本的にはスプレッドが狭い通貨ペアから選ぶと良いでしょう。
- USD/JPY
- EUR/USD
- EUR/JPY
- GBP/USD
- GBP/JPY
exnessのプロ口座であれば上記のような主要通貨ペアがスプレットも低めに設定されていることからスキャルピング取引には向いていると言えます。
まとめ
今回はexnessのスキャルピングについて、メリットやデメリット、注意点を詳しく解説いたしました。
注意点の中にはスキャルピングに不向きと思われる理由もありましたが、全体的な取引環境を考えると「無制限ハイレバレッジ×ゼロカットシステム」といった、ハイリターンが見込める取引環境は大変魅力に感じる方も多いのではないでしょうか。
口座タイプも複数あることから、トレードスタイルに合わせて選ぶことも可能ですし、通貨ペアのスプレッドの低さも検討するとかなりおすすめな業者であると感じます。
今回の記事を参考に、注意点を踏まえた上でスキャルピング取引を存分に楽しんでみて下さい。