海外FXの高いレバレッジは危険と言われますが、使い方さえ間違えなければ、実はトレーダーにとってはメリットしかありません。
さらに、最大レバレッジ1000倍の海外FX業者には、無料で取引を試せる口座開設ボーナスを提供しているところが少なくありません。
ボーナスを利用することで自分の資金をリスクにさらさず試せますね。
記事の後半では、おすすめ海外FX業者や、さらにその中で口座開設ボーナスも提供している業者を紹介しています。利用しやすい海外FX業者を探している人や、1000倍レバについて詳しく知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
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海外FX業者 | 特徴 |
---|---|
XMtrading![]() | 安心の老舗海外FX業者 口座開設ボーナス13,000円 |
FXGT![]() | 仮想通貨もレバレッジ1000倍で取引できる 口座開設ボーナス12,000円 |
GEMFOREX![]() | 100%入金ボーナス毎月開催 最大3万円口座開設ボーナス |
レバレッジ1000倍のハイレバ海外FX業者は危険なのか
まずは、最大レバレッジ1000倍の海外FX業者の危険性について検証していきます。
結論:危険ではなく、最大レバレッジは高いほどロスカットされにくくなる
海外FX初心者の方は驚かれるかもしれませんが、実は最大レバレッジが高い海外FX業者は「ロスカットされにくい」という特徴があります。
より正確には、ロスカットまでの値幅が大きくなり、レートが逆行しても耐えやすくなる、ということですね。
具体例を見てみましょう。
海外FX業者(最大レバレッジ1000倍)と、国内FX業者(最大レバレッジ25倍)で、以下の条件を設定し、ロスカットされるまでの値幅とロスカットされた時の残高を比べます。
- 1ドル=100円で、ドル円を取引する
- 証拠金を1万円とし、1,000通貨で取引する
- 証拠金維持率100%でロスカットとする
海外FX | 国内FX | |
---|---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 | 25倍 |
ロスカットになる値幅 | 990pips | 600pips |
ロスカット後の残高 | 100円 | 4,000円 |
今回は少々極端な例でしたが、最大レバレッジの高い海外FXの方が、ロスカットまで耐えられる値幅が大きく、証拠金を目一杯使って取引できていることが分かりますね。
一方で国内FXの方は、ロスカットまで耐えられる値幅が比較的小さく、海外FXと比べれば資金効率が悪いといえます。
ただし、海外FXは証拠金をフルに使って取引できる反面、ひと度ロスカットになれば、より大きな損失が確定することも意味します。海外FXは自由度が高い分、トレーダーには慎重な資金管理力が求められますね。
国内FXでも、過去には最大レバレッジは400倍と高い時期もありました。しかし金融庁による規制は段階的に厳しくなり、現在は最大レバレッジ25倍までと法律で決められています。
実効レバレッジが高い取引はリスクが高い
レバレッジ1000倍のハイレバトレードでは、「最大レバレッジ」と「実効レバレッジ」の違いに注意しなければなりません。
- 最大レバレッジ:
海外FX業者がそれぞれ設定している取引可能な最大レバレッジ - 実効レバレッジ:
現在、口座残高の何倍で取引しているか
先ほど解説したように、「最大レバレッジ」は高いほどロスカットされやすいのですが、反対に「実効レバレッジ」は「高いほどロスカットされやすい」ので注意が必要です。
SNSなどで「ハイレバは儲かる」という様な表現を時々見かけますが、これは実効レバレッジが高い取引は早く大きな利益を出し得ることを意味しています。そのため「ハイレバレッジの取引」に憧れを持つ初心者もいるかも知れませんね。
実際に、実効レバレッジの高い取引は、資金を爆発的に増大させる可能性があります。しかしそれと同じスピードで、資金を失わせるリスクもあることを十分に認識しなければいけません。
特にフルレバレッジ(実効レバレッジ=口座の最大レバレッジとなる取引のこと)の場合は、ポジションを持った瞬間に証拠金維持率は100%になり、いつロスカットされてもおかしくない危険な状態になります。非常にリスクが高いので、やるなら自己責任ということになりますね。
海外FX初心者の方は、証拠金に対して安心して取引できるロット設定を考える方が、シンプルで有効な資金管理ができるでしょう。
ハイレバレッジは海外FXと相性が良い
海外FXの大きなメリットとして、ゼロカットによってユーザーには追証がないことがありますね。ゼロカットは、海外FXの高いレバレッジと非常に相性が良い制度です。
もし海外FXにゼロカットがなければ、万一の際の追証が怖くて、高いレバレッジを生かしたアグレッシブな取引など出来る訳がありませんよね。ゼロカットによってリスクヘッジできることが、海外FXのハイレバレッジに価値を与えているといえます。
一方で国内FXではゼロカットが禁止されているので、追証(追加の証拠金)を請求されるリスクがあります。
また、レバレッジ1000倍の海外FXに中には、入金をしなくても取引用の証拠金がプレゼントされる「新規口座開設ボーナス」のキャンペーンを行なっている業者もあります。一般的な口座開設ボーナスでは、獲得した利益は自由に出金可能。
ボーナス利用で完全にリスクなく取引できることも、ハイレバレッジと海外FXの相性の良さの理由の1つでしょう。
レバレッジ1000倍のおすすめ海外FX業者
最大レバレッジ1000倍で取引可能な海外FX業者は少なくありませんが、実際に選ぶ際は、以下のような条件を事前にチェックしましょう。
- 公的なライセンスの取得や運営実績によって、信頼性が確認できる
- 口座開設ボーナスや入金ボーナスを提供しており、資金面でのリスクを抑えてトレードできる
- 公式サイト・カスタマーサポートともに日本語対応している
これらの条件を満たしており、なおかつレバレッジ1000倍の海外FX業者として、以下の3社がおすすめです。
GEMFOREX
GEMFOREXは、レバレッジ1000倍の業者の中で最もボーナスが豊富な海外FX業者です。
口座開設で3万円のボーナスが誰でももらえることに加えて、頻繁に開催される100%入金ボーナスで有効証拠金を入金額の2倍にすることができます。
実質の資金を増やしつつハイレバレッジのトレードができるので、資金効率の良さは海外FX業者でもNo.1。
口座開設ボーナスは自己資金の入金なしで取引ができるのでまずは試しに使ってみてはいかがでしょうか。
(GEMFOREX公式サイト)
関連:GEMFOREX(ゲムフォレックス)のレバレッジルールまとめ!制限や解除、変更方法
XM
XMは2022年6月15日に最大レバレッジを888倍から1000倍に引き上げました。
レバレッジ1000倍への改善で証拠金計算がしやすくなり、必要証拠金も以前より少ない額で取引することができるようになっています。
もともと運営の信頼性や日本人からの人気はNO.1の海外FX業者。ここに来てさらに使いやすく進化しています。
XMは最近口座開設ボーナスが以前の3,000円から13,000円に大幅アップしています。
(XM公式サイト)
関連:XMのレバレッジ規制・制限とは?1000倍への変更&確認方法まとめ
FXGT
FXGTは最大レバレッジ1000倍の中でも珍しく仮想通貨FXができる海外FX業者です。もちろん外国為替や貴金属などの取引もできます。
仮想通貨の取引をレバレッジ1000倍でできるのは現状FXGTのみ。さらに、仮想通貨関連銘柄のスプレッドも業界最狭水準です。
ハイスペックな取引環境が備わっている上にFXGTは、ボーナスも豊富に提供しています。
FXGTの口座開設ボーナスは不定期ですが、現在は口座開設だけで無料で12,000円分のボーナスがもらえます。
仮想通貨FXにも興味がある方には、絶対におすすめできる業者です。まずは口座開設ボーナスで使い心地を試してみてください。
(FXGT公式サイト)
関連:FXGTのレバレッジ情報を完全網羅!レバレッジ制限から各通貨の最大レバレッジまで
IS6FX
IS6FXは、GEMFOREXに次いでボーナスが豊富な海外FX業者。口座開設ボーナスは最大2万円、100%入金ボーナスも頻繁に開催しています。
過去には出金遅延が起きていた時期もありましたが、会社が買収されリニューアルされて以降問題なく正常に運営されています。
ボーナス業者を探している方には打って付けの海外FX業者です。
ぜひ口座開設ボーナスで使用感を試してみてはいかがでしょうか。
無料で口座開設をする
(IS6FX公式サイト)
一番のおすすめはGEMFOREXですが、3社とも口座開設ボーナスがあるので、すべて試してみても良いでしょう。
エモーショナルリンク合同会社が行っているFXについてのアンケートでは、業者のサポート体制を重視する方が一定数いることが判明しています。
これらの業者は全て日本語サポートが万全なので初心者の方も安心して始められるでしょう。
この3社以外にも、レバレッジ1000倍の海外FX業者はたくさんあり、また口座開設ボーナスキャンペーンを行なっている業者も他にもあります。
詳しくはこちらから確認できます。
レバレッジ1000倍のメリット
ここからは、レバレッジ1000倍のメリットを見ていきましょう。
- 少ない証拠金で大きめのポジションが持てるため資金効率が良い
- 実効レバレッジやポジション量の自由度が高い
少ない証拠金で大きめのポジションが持てるため資金効率が良い
レバレッジとは「てこの原理」の意味で、投資の場合は自己資金以上の取引ができる効果として説明されます。証拠金が1万円でレバレッジが1000倍の場合、最大1,000万円分の取引ができることになりますね
株取引などの場合、こうした自己資金以上の資金を扱う信用取引は、時にリスクが強調される場合がありますが、FXの場合は非常に少額から細かい取引数量の設定が可能な上に、海外FXではゼロカットによって追証がありません。
さらに口座の最大レバレッジそのものは取引の損益に影響しないため、リスクを高める使い方を選択しない限り、高い最大レバレッジのメリットは非常に大きいです。
そのメリットの1つが、ポジションを持つための必要証拠金を小さくできることですね。
具体例として、1万通貨のポジションを持つための必要証拠金を、レバレッジなし(1倍)、レバレッジ25倍、レバレッジ1000倍で比較してみましょう。
最大レバレッジ | 1万通貨取引時の必要証拠金 |
---|---|
なし(1倍) | 100万円 |
25倍 | 4万円 |
1000倍 | 1,000円 |
※1ドル=100円時にドル円を取引する場合
レバレッジが高い方が、はるかに少ない証拠金で取引が可能になることが分かりますね。
このことは、少ない証拠金で大きめのポジションが持てること、そして資金効率よく取引ができることを意味します。レバレッジ1000倍の海外FXでは、数千円〜数万円の少ない入金額でも、利益を出せるトレードが十分に可能ですね。
実効レバレッジやポジション量の自由度が高い
レバレッジ1000倍のメリットとして、取引の際の自由度が高いことも挙げられます。
どういうことか、具体例を見てみましょう。
レバレッジ1000倍と、レバレッジ25倍で、証拠金が10万円の場合に取引可能な数量の範囲を比較します。
レバレッジ | 25倍 | 1000倍 |
---|---|---|
最小取引数量 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
最大取引数量 | 2万5,000通貨 | 10万通貨 |
※1ドル=100円時にドル円を取引すると仮定
※最小取引量は各社によって設定が異なりますが、一般的に多い1,000通貨としています
※最大取引量は証拠金維持率が100%となる数量を目安に比較しています
どちらも最小取引量は同じですが、同じ証拠金でも取引可能な最大数量が大きく違いますね。これはつまり、最大レバレッジが高い方が、「より高い実効レバレッジがかけられる=より大きな取引数量を選択できる」ことを意味しています。
もちろん、必ずしも証拠金に対して大きな数量で(=高い実効レバレッジをかけて)取引する必要はありません。重要なのは、トレーダーにとって取引数量の選択肢が多い、ということです。
レバレッジ1000倍の海外FX業者では、スペックとしてそうした取引も可能である、と考えたらよいでしょう。
レバレッジ1000倍での証拠金・利益・ロスカット水準を計算してみた
ここからは、レバレッジ1000倍の海外FX業者で取引するとどうなるのかを、シミュレーションしていきたいと思います。
取引可能な数量の範囲や、利益の計算、またロスカットなどの計算について、以下の項目から具体的に見ていきましょう。
- 証拠金とポジション量の計算例
- 利益の計算例
- ロスカット・損失の計算例
証拠金とポジション量の計算例
最大1000倍のレバレッジでは、たとえ証拠金が少なくても、取引可能なロット数の上限は意外と多くなります。
ここでは、以下の条件をもとに、証拠金ごとに持てる最大ロット数の概算を一覧表で確認してみたいと思います。
- 1ドル=100円時にドル円を取引する
- 証拠金維持率が100%になるロット数を最大ロット数と仮定して比較する
証拠金 | 最大ロット |
---|---|
1,000円 | 0.1ロット(1万通貨) |
5,000円 | 0.5ロット(5万通貨) |
1万円 | 1ロット(10万通貨) |
3万円 | 3ロット(30万通貨) |
10万円 | 10ロット(100万通貨) |
わずか1,000円の証拠金で1万通貨もの取引ができるのは、レバレッジ1000倍だからできることですね。
ちなみに、今回はロット数の上限を比較しましたが、多くの海外FX業者の口座で最小取引量は0.01ロット(1,000通貨)となっており、0.01ロット刻みでロット設定が可能です。
また、海外FX業者の1ロットは、ほとんどの口座で10万通貨の設定です。国内FXでの1ロットは一般的に1万通貨の設定なので、間違えないように注意したいですね。
利益の計算例
続いて、レバレッジ1000倍の利益の計算方法を見ていきたいと思います。
以下の条件で取引した場合の獲得pipsごとの利益を、スプレッドも考慮しながら、一覧表で見てみましょう。
- 1ドル=100円時にドル円を取引する
- 証拠金1万円で1ロット(10万通貨)のポジションを持つ
- スプレッドは1.5pips(1,500円)とする
動いた値幅 | 動いた値幅で発生する利益 | スプレッドを含む実際の損益 |
---|---|---|
1pips | 1,000円 | -500円 |
5pips | 5,000円 | 3,500円 |
10pips | 1万円 | 8,500円 |
20pips | 2万円 | 1万8,500円 |
100pips | 10万円 | 9万8,500円 |
※損益は主に取引するロット数によって決まります。最大レバレッジの大小は損益に関係しません。
1ロットで取引した場合、1pipsあたりの損益は1,000円になりますね。しかし、1pipsプラスになったらすぐに利益が出るわけではありません。スプレッドがあるため、ポジションを持った瞬間はスプレッド分のマイナススタートになります。
スプレッド以上のpipsを稼がないと利益がでない点には注意したいですね。
また、今回は最大で100pipsの利益が出た場合までを見てみましたが、ドル円の1日の変動幅は、例えば2022年の1月の平均は約66pipsとなっています。
1日の値幅はその日の相場状況によって変わるので、実際の取引でどれだけのpipsを稼げるかは、相場状況や取引技術によるとお考えください。
1pipsの価値は通貨ペアによって違う
レバレッジ1000倍で取引できる海外FX業者では、多くの通貨ペアを扱う場合が多いですが、その際の損益の計算には注意点があります。
FXの損益の計算では、1pipsの価値は通貨ペアを構成する「決済通貨」によって異なります。通貨ペアの決済通貨とは、「USDJPY」での「JPY」のように、右側に記される通貨のことですね。
下の表をご覧ください。
通貨ペア | 決済通貨 | 決済通貨と円のレート | 1pipsの価値(10万通貨取引時) |
---|---|---|---|
USDJPY | JPY | – | 1,000円 |
EURUSD | USD | 115円 | 1,150円 |
USDCHF | CHF | 125円 | 1,250円 |
EURGBP | GBP | 156円 | 1,560円 |
USDTRY | TRY | 8.4円 | 84円 |
このようにFXの通貨ペアには色々な種類がありますが、上に挙げた5つの通貨ペアはすべて決済通貨が異なります。したがって、同じ「1pips」でも、この5つの通貨ペアはそれぞれで価値が違うことになります。
1pipsの価値は損失にも関わるので、損益の計算をする時は、通貨ペアごとの違いも知っておきたいですね。
ロスカット・損失の計算例
続いて、レバレッジ1000倍のロスカットや損失の計算例を見ていきます。
以下の条件で、ロスカットまでのシミュレーションを行ってみましょう。
- 口座の最大レバレッジは1000倍
- スプレッドは1.5pips(1,500円)とする
- マージンコール水準50%/ロスカット水準20%とする
- 1ドル=100円時にドル円を取引する
- 証拠金1万円で1ロット(10万通貨)のポジションを持つ
シミュレーション | 値動き | 実際の損失 | 残高 | 証拠金維持率 |
---|---|---|---|---|
①取引スタート | 0pips | -1.5pips | 8,500円 | 85% |
②マージンコール | -3.5pips | -5pips | 5,000円 | 50% |
③ロスカット | -6.5pips | -8pips | 2,000円 | 20% |
④ゼロカット | -10pips | -11.5pips | -1,500円 | ー |
①取引スタート
ポジションを持った瞬間に、証拠金の1万円からスプレッドによる手数料が差し引かれます。もしスプレッドが0pipならこの時点での証拠金維持率は100%ですが、今回のシミレーションでは1.5pipsのため、その損失によって証拠金維持率も下がります。
②マージンコール
マージンコールを50%としている海外FX業者は比較的多いですね。今回の条件では値動きで3.5pips逆行すると、スプレッドを含む合計損失では-5pipsになり、マージンコールが発生する水準になります。マージンコールが発生しても直接的な影響はないのですが、MT4などの損益表示欄の色が赤く変わり、危険な状態を知らせます。
③ロスカット
このシミュレーションでは、値動きとして-6.5pips、実質的な損失として-8pipsとなった時点でロスカット水準である証拠金維持率20%に到達し、ポジションは強制的に決済されます。ロスカットされると大きな損失が確定してしまいますが、口座利用のルールとしては特にペナルティはありません。残りの残高で取引することも、追加入金することも自由です。今回の例では、わずか6.5pipsの逆行でロスカットになってしまいました。実際のトレードでは、証拠金に対して余裕のあるロット設定を行いたいですね。
④ゼロカット
4番目は少々レアケースですが、値動きが急すぎてロスカットされる前に残高以上の損失が発生した場合です。多くの海外FXでは、「ゼロカット」という保証制度によって追証がなく、マイナスが確定した残高は、ユーザーにかわって業者が負担してくれます。ただし、この時に追加入金をすると正しくゼロカットできない場合があるので、ゼロカットが必要な場合は、カスタマーサポートに問い合わせると安心でしょう。
レバレッジ1000倍のリスク管理方法
レバレッジ1000倍で取引する際、できればロスカットはされずに安定して利益を出していきたいですよね。
リスクを抑えながら、レバレッジ1000倍で取引していく方法について解説します。
- 入金額を抑えれば大きな損失は避けられる
- 実効レバレッジを下げればロスカットされにくい
- 口座開設ボーナスだけで取引するならリスクはゼロ
入金額を抑えれば大きな損失は避けられる
トレードを行う時は、生活や人生設計の上で失っても支障のない余剰資金で行わなければいけません。しかしその余剰資金は、何十万、何百万円という資金よりも、多くの人にとって、とりあえずは数千円、数万円のお小遣い程度のお金である場合がほとんどではないでしょうか。
特に、トレードを始めたばかりの頃であれば、技術も安定していないので、負けることは珍しくありません。最初から大きい資金を投じるのではなく、無理のない金額から始める方が、負けた時の経済的・精神的負担は少ないでしょう。
入金額を少なくして大きな損失を避ける方法として、具体的には以下のような方法があります。
- ひと月の入金額の上限を決めて、それを守る。
- 入金ボーナスを提供している海外FX業者を利用する。入金額にボーナスを加算することで、証拠金に占める自己資金の比率を下げられる。
実効レバレッジを下げればロスカットされにくい
ロスカットは、単に大きなロット数で取引したらされやすい訳ではなく、証拠金に対して大きな数量で取引した場合にされやすくなります。
これは、実効レバレッジが高い取引はロスカットされやすく、低ければロスカットされにくい、と言い換えることもできます。
実際の例を見てみましょう。
下は、証拠金1万円で1ドル=100円時にドル円を取引するとして、取引するロット数ごとの実効レバレッジとロスカットまでの値幅を比較した、簡単な表です。
ロット数 | 実効レバレッジ | ロスカットまでの値幅 |
---|---|---|
1ロット(10万通貨) | 1000倍 | 8pips |
0.1ロット(1万通貨) | 100倍 | 98pips |
0.01ロット(1,000通貨) | 10倍 | 998pips |
ロット数を下げるにつれて実効レバレッジも下がり、ロスカットまでの値幅が増える(ロスカットされにくくなる)ことが分かりますね。
レバレッジ1000倍の海外FX業者では、自分のトレードスタイルや技量に合った適切なロット設定をすることで、ロスカットされにくく安全な取引をすることができます。
口座開設ボーナスだけで取引するならリスクはゼロ
海外FXの大きなメリットとして、高額な口座開設ボーナスキャンペーンがあります。
口座開設ボーナスとは、新規で口座開設をして本人確認を完了しただけで、取引に使える証拠金がもらえるキャンペーンのこと。金額はFX業者によって異なりますが、多いところだと1万円〜2万円の高額ボーナスを行っている場合があります。
口座開設ボーナス自体は出金できませんが、獲得した利益は自由に出金可能。もしも負けても実際の損失がない状態で、リアルトレードに挑戦することが可能です。
レバレッジ1000倍の取引を実際にやってみた
ここからは、筆者の体験談も交えながら、レバレッジ1000倍の海外FX業者でのトレード手法や、実際に取引をやってみた結果について解説します。
- レバレッジ1000倍でオススメのトレード手法
- レバレッジ1000倍でGEMFOREXでの実際のトレード
- レバレッジ1000倍でFXGTで仮想通貨をトレードしてみた
レバレッジ1000倍でオススメのトレード手法
まずは、レバレッジ1000倍の海外FXでのトレードで、オススメの方法をご紹介します。
口座開設ボーナスを使って好きに取引してみる
海外FXの口座開設ボーナスは、自己資金をリスクにかけずに、リアルトレードへの挑戦が可能になるキャンペーンですね。
海外FX業者としては「自社の使い心地を知ってもらうため」という名目で提供しているボーナスですが、上手にトレードすれば口座開設ボーナスだけでも十分に利益を出すことができます。
入金しなくても証拠金が手に入るお得なキャンペーンなので、初心者の場合は難しいことは考えずに、海外FXへの導入としてとりあえず試してみてもOKでしょう。
ギャンブルトレードがしたいならハイレバショートがオススメ
短い時間で一気に利益を出すなら、レバレッジ1000倍の海外FXはまさにうってつけです。実効レバレッジの高いハイレバなら、ハイリスク・ハイリターンのトレードも可能ですね。
リスクを冒しながらもリターンを狙うなら、ハイレバでショートすることも一つの手段になります。相場の世界には「登り百日、下げ十日」という格言がある通り、じわじわ上昇したレートは一旦下げると一気に下落する場合があります。
例えば、上昇トレンドが勢いを失いながら主要な抵抗線に到達し、そこから明確に高値を切り下げて安値を割った場合などは、これまで買っていた投資家の手仕舞い、高値掴みをした投資家の損切り、トレンドの反転を狙った新規の売り注文が殺到し、それ以降は売りが継続しやすくなりますね。
そうしたポイントを見極めるのは、技術や経験が必要なため簡単ではありませんが、海外FXのレバレッジ1000倍や、ボーナスキャンペーンを利用しながら、ハイレバで狙ってみても面白いでしょう。
大きな利益を狙うならボラティリティが大きいゴールドや仮想通貨がオススメ
レバレッジ1000倍を扱う海外FXでは、FX通貨ペアだけではなく、同じ口座の中でゴールドや仮想通貨も取引できるところが多いですね。
FXではポンド系通貨ペアがボラティリティの大きさで知られていますが、ゴールドや仮想通貨も非常にボラティリティのある人気銘柄です。
ボラティリティの大きい銘柄を選ぶことで、同じように取引した場合でも、得られる利益を大きくしやすくなりますね。
ゴールドや仮想通貨は、FXとは値動きの性質が違うので、合わせて見ることで取引チャンスは増えるのではないでしょうか。
GEMFOREXで取引をやってみた
GEMFOREXは、最大レバレッジ1000倍、そして口座開設ボーナスを始めとした入金ボーナスキャンペーンが充実している人気海外FX業者ですね。
証拠金は1万円からスタートしました。レバレッジ1000倍では1ロット(10万通貨)のポジションを持つことも可能ですが、それではわずか数pipsの逆行でロスカットになるので、トレードとしては現実的ではありません。
そこで必要なのが、損切り幅とロットの設定です。
そのトレードでは、平均損切り幅は20pipsとし、その時にロスカットになるロット数を設定しました。また、利益目標も損切り幅と同等としました。
具体的には、1万円の証拠金の場合は、取引ロットの設定は0.5ロット(5万通貨)になります。GEMFOREXでは20%のロスカット水準が設定されているので、実際に耐えられる値幅は18pipほどなのですが、そのあたりはご愛嬌です。
この設定の狙いは、「1回勝てば証拠金が2倍になる」ということです。勝つ度にロット設定は見直していきます。
5連勝(30万円程度の利益)くらいで出金する予定で、実際に4連勝まではできたのですが、5回目に負けてしまい、結局挑戦は失敗となりました。今思えば、利益のうち何割かはプールしていった方が堅実だったかも知れません。
GEMFOREXでは通常でも最大2万円の口座開設ボーナスを提供しているので、こうしたチャレンジもリスクをかけずに行えますね。
レバレッジ1000倍でFXGTで仮想通貨FX(ビットコイン)をやってみた
続いては、FXGTで仮想通貨取引をやってみた結果についてお話しします。
FXGTも、最大レバレッジ1000倍、そして口座開設ボーナスや各種ボーナスキャンペーンが充実している人気海外FX業者ですね。為替と仮想通貨の融合がテーマのブローカーであり、仮想通貨でも最大レバレッジ1000倍で取引できるなど、スペックは充実しています。
仮想通貨を取引する時、まず最初に注意したいのが、取引ロット数と1pipsの価値の違いです。
筆者も初めてポジションを持つときは迷ったのですが、仮想通貨でも為替と同様に、取引ロット数による1pipsの円換算の価値は以下のように計算します。
ビットコインドルを1ロット取引した場合の1pipsの損益を計算してみましょう。
=11.5円(1pipsの損益)
FXGTの仮想通貨取引では、ほとんどの銘柄の契約サイズ(コントラクトサイズ)は「1」に設定されています。この設定は業者によって変わる場合があるので、ご注意ください。
また、ビットコインドルの最小変動桁数は0.01ですが、これは0.1pips(MT5などでは1point)の値動きに相当するので、1pipsの価値を求めるには0.1として計算します。
1ロット取引すると1pipsあたりに大きな損益が発生するかと思いきや、わずか10円ほどなので「大したことないな」と感じるかも知れません
しかし、ビットコインドルのような銘柄では、1pips程度は値幅のうちに入りません。スプレッドだけでも200pips以上ありますからね。秒ごとに100pips単位の変動が当たり前なので、値動きの激しさが魅力であり注意点でもあるでしょう。
レバレッジ1000倍の海外FX業者はたくさんある
最後に、レバレッジ1000倍で取引できる海外FX業者や、口座開設ボーナスを提供する業者を、一挙ご紹介していきます。
- レバレッジ1000倍の海外FX業者一覧
- 口座開設ボーナスがあるレバレッジ1000倍の海外FX業者
レバレッジ1000倍の海外FX業者一覧
まずは、レバレッジ1000倍やそれに近いレバレッジを提供する海外FX業者を見ていきましょう。
海外FX業者 | レバレッジ |
---|---|
GEMFOREX | 1000倍 |
XM | 1000倍 |
FXGT | 1000倍 |
IS6FX | 1000倍 |
BigBoss | 1111倍 |
IronFX | 1000倍 |
HotForex | 1000倍 |
Genetrade | 1000倍 |
AtlasForex | 1000倍 |
SuperForex | 1000倍 |
MiltonMarkets | 1000倍 |
WL | 999倍 |
instaforex | 1000倍 |
FXBeyond | 1111倍 |
口座開設ボーナスがあるレバレッジ1000倍の海外FX業者
続いて、口座開設ボーナスを提供しているレバレッジ1000倍の海外FX業者の一覧です。
海外FX業者 | レバレッジ | 口座開設ボーナス金額 | オススメ度 | 備考 |
---|---|---|---|---|
GEMFOREX | 1000倍 | 1~2万円 | ◎ | 利益出金可能 |
XM | 1000倍 | 3,000円 | ◎ | 利益出金可能 |
FXGT | 1000倍 | 3000~5000円 | ◎ | 利益出金可能 |
IS6FX | 1000倍 | 5000~2万円 | ◎ | 利益出金可能 |
Genetrade | 1000倍 | 5000円 | 〇 | 利益出金可能 |
WL | 999倍 | 5000円 | 〇 | 利益出金可能だが怪しい業者 |
AtlasForex | 1000倍 | 5000円 | △ | 怪しい上に出金条件が厳しい |
SuperForex | 1000倍 | 88ドル | △ | 条件が厳しい上に英語書類が必要 |
この一覧表は、取引のしやすさや、信頼性・人気度などをもとに、総合的なおすすめ業者順になっています。
口座開設ボーナスはノーリスクで海外FX業者を試せるチャンスでもあるので、余裕があれば、表の上に掲載している業者から順にボーナスを獲得して取引しても良いですね。
まとめ
今回は、レバレッジ1000倍の海外FX業者について、高いレバレッジの魅力や注意点、利益やロスカットの計算、そして取引例やおすすめ業者などを解説してきました。
レバレッジ1000倍と聞くと漠然と不安を感じるかも知れませんが、実際はデメリットはほとんどありません。それどころか、ロスカットされにくくなったり、少ない証拠金でも大きなポジションが持てたりなど、メリットが多いですね。注意点を挙げるなら、証拠金に対して適切なロット設定し、実効レバレッジを抑えた安全な取引を心がけることでしょう。
さらに海外FXでは、ゼロカットによって追証がないことはもちろん、口座開設ボーナスを使って無料でリアルトレードを始められる業者もあります。本記事では安心して利用できるおすすめの海外FX業者もご紹介しているので、興味がある方はまずは試してみてくださいね。