MT5はロシアのMetaQuotes Software社が開発した取引プラットフォームです。開発から10年以上たった今でも、MT5の普及率はMT4に及びません。
しかし、近年海外FX業者でのMT5導入が徐々に進み、サポート体制の拡充も徐々に進んでいます。この記事では、MT5に関する以下の内容を解説しています。
- MT5の特徴
- MT5とMT4との違い
- MT5対応の海外FX業者の紹介
MT5について興味がある方には、是非ご一読いただきたい内容です。
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MT5とは?
MT5は、2010年にロシアの「MetaQuotes Software社」が、MT4の後継として開発した取引プラットフォームです。
MT4の開発は2005年に行われたため、MT4とMT5とでは開発された時代背景が異なります。
MT4は32bitパソコンが主流の時代、MT5は64bitパソコンが主流になりつつある時代に開発されました。
bitはコンピュータの扱える情報の最小単位を示し、bit値が高ければ高いほどコンピューターの処理できる情報量が多いことを表しています。
32bitと64bitを比べると、64bitの方が処理している情報量が多いため、その分情報の処理速度も速くなります。
したがって、高スペックなコンピューターを安価で購入できる現在では、MT5の方がコンピューターの性能を存分に発揮できるといえるでしょう。
MT5とMT4の違いは?
MT5とMT4の違いを見ていきましょう。主な違いは以下の通りです。
MT4 | MT5 | |
---|---|---|
動作速度 | 遅い | 早い |
インジケーター | 多い | 少ない |
対応EA | 多い | 少ない |
時間足 | 9種類 | 21種類 |
気配値 | 6 | 49 |
板情報 | なし | あり |
取扱業者 | 多い | 少ない |
詳細を解説していきます。
EAの数が違う
MT5とMT4とでは、EAの数が違います。EAとは、Expert Adviserの略で自動売買プログラムのことを示しています。
EAは単体で稼働するのものではなく、MT4/MT5上で稼働します。一覧表で見たように、MT5のEAやカスタムインジケーター数はMT4に比べると少ないのが現状です。
また、MT4用のEAやカスタムインジケーターが基本的にMT5では使用できないことも、MT4からMT5への移行を遅らせているひとつの要因といえるでしょう。
以下のように標準搭載のインジケーターだけを見れば、MT5のインジケーター数は多く見えますが、ネット上で入手できるカスタムインジケーターや有料/無料のEAも合わせると、MT4のEAやカスタムインジケーターの数はとても多くなります。
MT4 | MT5 | |
---|---|---|
標準搭載のインジケーター数 | 約36種類 | 約43種類 |
カスタムインジケーター | 有料/無料を含めるとかなり豊富 | 少ない |
対応EA | 多い | 少ない |
ただ、MT5のEAが少ないといっても、MT4と比べると少ないということであって、MT5用のEAやカスタムインジケーターも比較検討できるだけの数量は十分に提供されています。
例えば、MQL5のサイトでは有料/無料のEAやカスタムインジケーターをダウンロードすることが可能です。MQL5は「MetaQuotes Software社」が運営しているサイトなので、信頼性は高いといえるでしょう。
MQL5のサイトで有料/無料のEAやカスタムインジケーターをダウンロードするには、MQL5のアカウント登録を行う必要があります。
気配値の種類が違う
MT5とMT4では気配値の種類が違います。
以上のように、MT5ではMT4に比べて多くの項目を表示することが可能です。(業者で提供されているデータのみ表示可能)
また、MT5の気配値には下部タブに「詳細」「プライスボード」が追加されています。
「詳細」タブでは以下のような高値・安値の詳細を確認できます。
- 買気配:買値
- 買高値:日中の買気配の最高値
- 買安値:日中の買気配の最安値
- 売気配:売値
- 売高値:日中の売気配の最高値
- 売安値:日中の売気配の最安値
気配値が高値安値どちらの価格に近いのかを把握することで、サポートやレジスタンスを大まかに想定することができます。
「プライスボード」タブでは、「SELL」「BUY」の価格を含め、スプレッド、スワップポイントなどの項目を一目で確認することができます。
「SELL」「BUY」をクリックすることで注文が可能なため、スピーディーな取引が行えます。
各通貨ペアの真ん中にある上下矢印ボタンからは数量の調整もできるため、気配値画面だけで問題なく注文が可能です。
また、MT4でも表示可能だった「ティック」タブが、MT5では十字カーソル表示ができるようになり、価格と日付の把握が可能になりました。
時間足の数が違う
MT5とMT4では、時間足の数が異なります。MT5とMT4で表示できる時間足は以下の通りです。
- MT5で表示できる時間足の種類
分足:1分、2分、3分、4分、5分、6分、10分、12分、15分、20分、30分
時間足:1時間、2時間、3時間、4時間、6時間、8時間、12時間
日足以降:日足、週足、月足 - MT4で表示できる時間足の種類
分足:1分、5分、15分、30分
時間足:1時間、4時間
日足以降:日足、週足、月足
このように、MT5では表示できる時間足の数がかなり多いため、細やかな時間フレームでの分析が行えます。
ただ、MT4でもインジケーターを利用することによって、時間足の種類を増やすことは可能です。
複数の時間軸で値動きを分析することによって、より相場全体の理解が深まります。
また、複数の時間軸を分析でレジスタンスやサポート、方向性の把握などの精度がより高まります。
したがって、MT5、MT4に限らず複数の時間軸を監視、分析することは頻繁に行っておくとよいでしょう。
板情報が確認できる
MT5では、板情報の確認が行えます。
- 中央に表示されているのが「価格」
現在価格を中心として、上下に最小単位刻みで順次価格が表示されています。 - 左に表示されているのが「価格に対する注文の数量」
右側の価格に対する注文の数量とバーグラフが表示されています。 - 右に表示されているのが「自分の取引」
左右の矢印ボタンから指値や逆指値の設定が行えます。
以上の内容を板情報で確認することができます。注文タイミングを計る時に便利な機能ですが、価格の上下動が激しい時は取引欄からの注文はやりづらいのでおすすめしません。
板情報画面から注文する時は、板情報画面下部にある「成行売り(Sell)」「決済」「成行買い(Buy)」からそれぞれの注文を行うとよいでしょう。
更新頻度が違う
MT5とMT4では更新の頻度が違います。というのも、開発元であるMetaQuotes Software社がMT4の開発をすでに終了しているからです。
MT4の更新は現在ストップされ、新規顧客への新しいライセンス発行もストップされいています。
いくらMT4のカスタムインジケーターやEAが多いとはいっても、更新や新規顧客へのライセンス発行がストップしている状況では、MT4の今後の発展はまず望めないでしょう。
したがって、今後主流となる取引プラットフォームは、MT5になると考えるのが自然な流れではないでしょうか。
MT5対応のおすすめ海外FX業者
MT5対応のおすすめ海外FX業者をご紹介していきます。今後MT5への移行がさらに促される状況が予想されるため、MT5を使用できる環境を整えておくことも考えておくべきでしょう。
MT5対応のおすすめ海外FX業者を7社ピックアップしました。
- XM
- FXGT
- AXIORY
- Exness
- TitanFX
- FBS
- Tradeview
1社ずつご紹介していきます。
XM
スタンダード口座 | ゼロ口座 | マイクロ口座 | |
---|---|---|---|
取引プラットフォーム | MT4 MT5 | MT4 MT5 | MT4 MT5 |
金融ライセンス | Financial Instruments Limited: キプロス証券取引委員会(CySEC) XM Global Limited:ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC) Financial Instruments UK Limited: 英国金融行動監視機構(FCA) Financial Instruments Pty Ltd: オーストラリア証券投資委員会(AFSL) Trading Point MENA Limited: ドバイ金融サービス庁(DFSA) Tradexfin Limited: セーシェル金融サービス庁(FSA) | ||
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 1000倍 |
USD/JPY平均スプレッド | 1.6pips | 1.1pips(取引手数料含む) | 1.6pips |
ボーナス | 有 | 無 | 有 |
スキャルピング | 可 | 可 | 可 |
日本語サポート | 有 | 有 | 有 |
XMの主なスペックは以上の通りで、各口座でMT4/MT5の利用が可能です。
XMは日本でも知名度の高い海外FX業者で、日本向けのライセンスはセーシェル金融庁(FSA)を取得しています。
また、グループでは信頼性の高い英国金融行動監視機構(FCA)やキプロス証券取引委員会(CySEC)のライセンスも取得しています。
このように、XMは知名度だけでなく、信頼性も兼ね備えている業者といえます。さらに、最大レバレッジも比較的高く、1000倍に設定され、豪華なボーナスも提供されています。
高いレバレッジと豪華なボーナスを組み合わせれば、少額資金であっても資金効率の高い運用が可能です。
ただ、XMではMT5の板情報から注文数量の確認は行えません。詳細な板情報を確認したい場合は、他業者のMT5やcTraderを利用する必要があります。
(XM公式サイト)
関連:XMのMT5ダウンロード・使い方は?ログインできない時の対処法
FXGT
スタンダード口座 | セント口座 | ミニ口座 | FX専用口座 | ECN口座 | |
---|---|---|---|---|---|
取引プラットフォーム | MT5 | MT5 | MT5 | MT5 | MT5 |
金融ライセンス | 360 Degrees Markets Ltd:セーシェル金融サービス庁(FSA) | ||||
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 1000倍 | 1000倍 | 1000倍 |
USD/JPY平均スプレッド | 1.7pips | 2.1pips | 1.6pips | 1.7pips | 1.3pips(取引手数料含む) |
ボーナス | 有 | 有 | 有 | 有 | 無 |
スキャルピング | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
日本語サポート | 有 | 有 | 有 | 有 | 有 |
FXGTの主なスペックは以上の通りで、全ての口座でMT5の利用が可能です。ただ、FXGTで利用できる取引プラットフォームはMT5のみなので、MT4の利用はできません。
各口座によって口座スペックは少しずつ異なりますが、全ての口座で最大1,000倍のレバレッジで取引が行えます。
どのような状況でも1,000倍のレバレッジでトレードができるわけではなく、FXGTでは保有するポジション量に応じてレバレッジが制限されます。ただ、「FX専用口座」のみ口座残高に応じたレバレッジ制限が行われるため、注意が必要です。
また、FXGTのボーナスは豪華で開催頻度も高く、クッション機能も備えています。1,000倍のレバレッジと豪華なボーナスを組み合わせることで、少額資金でも幅のあるトレードが可能です。
さらに、FXGTではFXだけでなく株式や仮想通貨のトレードも可能で、多数の銘柄を取り扱っています。
株式や仮想通貨はFXと比較すると変動率が大きいため、よりリスクを取ったトレードが行えます。
ただ、株式取引では最大レバレッジの上限が50倍に設定されているため、注意が必要です。仮想通貨ではFX同様1,000倍のレバレッジでトレードが行えます。
そして、FXGTではセーシェル金融サービス庁(FSA)のライセンスを取得し、顧客資産保護のための「最大1,000,000ユーロ」を補償するFX業者向けの賠償責任保険にも加入しています。
したがって、リスクを取りつつも、信頼性を備えている海外FX業者を求めている方におすすめできる業者といえるでしょう。
(FXGT公式サイト)
AXIORY
スタンダード口座 | ナノ/テラ口座 | |
---|---|---|
取引プラットフォーム | MT4 cTrader | MT4 cTrader(ナノ口座) MT5(テラ口座) |
金融ライセンス | Axiory Global Ltd.:ベリーズ国際金融サービス委員会 IFSC | |
最大レバレッジ | 400倍 | 400倍 |
USD/JPY平均スプレッド | 1.3pips | 1.0pips(取引手数料含む) |
ボーナス | 有※不定期開催 | 有※不定期開催 |
スキャルピング | 可 | 可 |
日本語サポート | 有 | 有 |
AXIORYの主なスペックは以上の通りで、スタンダード口座とナノ口座はMT5に対応していません。
FX取引でMT5を利用できるのはテラ口座のみです。(株取引ができるアルファ口座でもMT5の利用が可能です。)
ただ、AXIORYのスタンダード口座とナノ口座では、MT4に加えて高性能取引プラットフォームである「cTrader」の利用も可能です。
また、AXIORYでは、取引プラットフォームだけでなく、取引する上での土台ともいえる信頼性も高い業者です。
金融ライセンスは、ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)のライセンスを取得しています。
さらに、顧客資金はAXIORYの運営資金とは分別して管理され、信託保全によって守られています。
加えて、取引方式には透明性が高いNDD方式が採用され、スプレッドは狭く取引手数料も安いため、低コスト運用が可能です。
したがって、安全でトレードに有利な環境を求めている方におすすめできる業者といえるでしょう。
無料で口座開設をする
(AXIORY公式サイト)
Exness
スタンダード口座 | ロースプレッド口座 | ゼロ口座 | プロ口座 | |
---|---|---|---|---|
取引プラットフォーム | MT4 MT5 | MT4 MT5 | MT4 MT5 | MT4 MT5 |
金融ライセンス | Nymstar Limited:セーシェル金融庁(FSA) Exness (Cy) Ltd:キプロス証券取引委員会(CySEC) Exness (UK) Ltd:英国金融行動監視機構(FCA) Vlerizo (Pty) Ltd:南アフリカ金融業界行為監督機構(FSCA) | |||
最大レバレッジ | MT4 無制限 MT5 2000倍 | MT4 無制限 MT5 2000倍 | MT4 無制限 MT5 2000倍 | MT4 無制限 MT5 2000倍 |
USD/JPY平均スプレッド | 1.0pips | 0.8pips(取引手数料含む) | 0.8pips(取引手数料含む) | 0.6pips |
ボーナス | 無 | 無 | 無 | 無 |
スキャルピング | 可 | 可 | 可 | 可 |
日本語サポート | 有 | 有 | 有 | 有 |
Exnessの主なスペックは以上の通りです。Exnessでは4つの口座が用意され、それぞれの口座でMT4とMT5を利用したトレードが行えます。
また、Exnessの最も特徴的なサービスとして「無制限レバレッジ」があげられます。無制限レバレッジとは、その名の通り無制限のレバレッジでトレードが行えるサービスのことです。
加えて、無制限レバレッジをより魅力的なサービスへと昇華させる「ロスカット水準0%」もExnessを特徴付けるサービスといえるでしょう。
というのも、高いレバレッジを利用する場合には、ロスカット水準に注意を払う必要があるからです。
ロスカット水準が高ければ高いほどロスカットされやすくなり、ちょっとした値動きでもロスカットが発動してしまいます。
したがって、無制限レバレッジにはロスカット水準0%が必要だといえるでしょう。
ただ、無制限レバレッジが利用できるのはMT4のみで、残念ながらMT5の最大レバレッジは2,000倍までになります。
とはいっても、Exnessではスプレッドが狭く取引手数料も安いため、コストを抑えたトレードが可能です。
取扱通貨ペア数も多いため、取引機会の増加も期待することができます。したがって、短期トレードをメインにする方にとっては口座開設しておくべき口座といえるでしょう。
また、Exnessの安全性に関しても問題はありません。Exnessでは各国にてライセンスを保有し、日本向けのサービスではセーシェル金融庁(FSA)のライセンスを取得しています。
取得している他のライセンを見ても、厳格な基準で知られるキプロス証券取引委員会(CySEC)や英国金融行動監視機構(FCA)のライセンスを取得しています。
したがって、取引面、安全面双方からおすすめできる海外FX業者といえるでしょう。
TitanFX
スタンダード口座 | ブレード口座 | |
---|---|---|
取引プラットフォーム | MT4 MT5 ウェブトレーダー | MT4 MT5 ウェブトレーダー |
金融ライセンス | Titan FX Ltd:バヌアツ金融サービス委員会(VFSC) | |
最大レバレッジ | 500倍 | 500倍 |
USD/JPY平均スプレッド | 1.3pips | 1.1pips(取引手数料含む) |
ボーナス | 無 | 無 |
スキャルピング | 可 | 可 |
日本語サポート | 有 | 有 |
TitanFXの主なスペックは以上の通りで、各口座でMT4/MT5の利用が可能です。TitanFXはAXIORYと似たサービス体系をもつ業者で、スプレッドの狭さ、取引手数料の安さではトップクラスです。
もちろん金融ライセンスも保持していて、バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)のライセンスを取得しています。
また、TitanFXの独自技術「Zero Pointテクノロジー」を駆使した取引環境は他業者の追随を許さない約定スピード、流動性、為替レートの提供を可能にしています。
加えて、スキャルピング制限やレバレッジ制限もないため、自由な取引が可能です。したがって、自由な取引環境で高スペックな口座を利用したトレードを行いたい方におすすめです。
FBS
スタンダード口座 | セント口座 | マイクロ口座 | ゼロスプレッド口座 | ECN口座 | |
---|---|---|---|---|---|
取引プラットフォーム | MT4 MT5 | MT4 MT5 | MT4 | MT4 | MT4 |
金融ライセンス | FBS Markets Inc:ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC) Tradestone Limited キプロス証券取引委員会(CySEC) | ||||
最大レバレッジ | 3000倍 | 1000倍 | 3000倍 | 3000倍 | 500倍 |
USD/JPY平均スプレッド | 2.0pips | 2.0pips | 3.0pips | 0.0pips(取引手数料片道10ドル) | 0.3pips(片道3ドル) |
ボーナス | 有 | 有 | 有 | 有 | 無 |
スキャルピング | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
日本語サポート | 有 | 有 | 有 | 有 | 有 |
FBSの主なスペックは以上の通りで、スタンダード口座とセント口座のみMT5の利用が可能です。
また、FBSは信頼性も備える海外FX業者でもあり、FBSグループではベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)、キプロス証券取引委員会(CySEC)のライセンスを取得しています。
さらに、FBSの創業年は2009年と長く、世界150カ国以上に拠点を持ち、口座開設者数は1700万人を超えるという大手海外FX業者でもあります。
加えて、顧客資金は分別管理はもちろん、信託保全制度も採用しているため資金の安全性も高い業者といえるでしょう。
FBSは安全性だけでなく、「豪華なボーナス」「最大3,000倍のレバレッジ」「NDD方式」などのサービスも充実しているため、トレードを強力にサポートしてくれます。
ただ、ボーナスに関するルールやレバレッジ制限が厳しいため、注意する必要があります。
以上の内容を踏まえると、少額資金の運用初期にブースト口座として利用するのが望ましいといえるでしょう。
Tradeview
X leverage口座 | ILC口座 | |
---|---|---|
取引プラットフォーム | MT4 MT5 | MT4 MT5 cTrader |
金融ライセンス | Tradeview Ltd:ケイマン諸島金融庁(CIMA) | |
最大レバレッジ | 400倍 | 100倍 |
USD/JPY平均スプレッド | 2.1pips | 0.9pips(取引手数料含む) |
ボーナス | 無 | 無 |
スキャルピング | 可 | 可 |
日本語サポート | 有 | 有 |
Tradeviewの主なスペックは以上の通りで、Xleverage口座、ILC口座のどちらでもMT5の利用が可能です。
Xleverage口座は他業者でいうスタンダード口座であり初心者向け、ILC口座は中上級者向けの口座という位置づけです。
しかし、Tradeviewという業者自体が、どちらかといえば中上級者向けの業者であるため、FX経験が全くないという方にはあまりおすすめできません。
というのも、Tradeviewでは、ボーナスキャンペーンが全く開催されおらず、初回入金額も高めに設定されているからです。
加えて、最大レバレッジも高くはないため、少額投資にもあまり向いていません。したがって、FX未経験の方が積極的に利用する口座とはいえないでしょう。
反対に、ある程度の経験と資金量のある方であれば、Tradeviewはかなりのおすすめといえます。
なぜなら、Tradeviewのスプレッドは極めて狭く設定され、取引手数料も安いからです。狭いスプレッドと安い取引手数料なら、トータルコストを簡単に削減することができます。
また、Tradeviewは非常に高い透明性を備えている業者で、NDD、ECN方式を採用し、複数のリクイディティプロバイダー(Tradeviewに価格提供する金融機関)の開示も行っています。
したがって、安心して取引が行える上に、高い約定力も期待できる海外FX業者です。もちろん、ライセンスも保持しており、世界でもトップクラスの信頼性を誇るケイマン諸島金融庁(CIMA)のライセンスを取得しています。
加えて、顧客資金の分別管理は徹底され、信託保全制度も採用しています。以上のような理由から中上級者には、特におすすめの海外FX業者といえるでしょう。
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(業者名○○公式サイト)
まとめ
MT4とMT5は開発された時代背景が異なるため、機能面からいえばMT5の方が高い機能を備えています。
MT4とMT5の機能面では、以下のような違いがあります。
MT4 | MT5 | |
---|---|---|
動作速度 | 遅い | 早い |
インジケーター | 多い | 少ない |
対応EA | 多い | 少ない |
時間足 | 9種類 | 21種類 |
気配値 | 6 | 49 |
板情報 | なし | あり |
取扱業者 | 多い | 少ない |
以上のような機能差があるにも関わらず、MT4からMT5への移行はなかなか進みませんでした。
しかし、MT5を取引プラットフォームとして採用する海外FX業者は徐々に増加してきています。
MT4の開発はすでに終了していることや、パソコン性能の向上などを考えあわせると、MT4からMT5への移行はさらに本格的になっていくと予想されます。
したがって、MT5が使える業者の把握はしておくべきでしょう。この記事では以下の7社をご紹介しています。
- XM
- FXGT
- Exness
- AXIORY
- TitanFX
- FBS
- Tradeview
MT5への移行を考えている方や、MT5に興味をもっている方に参考にしていただければ幸いです。
MT4について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
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