Axiory(アキシオリー)は業界トップクラスの狭スプレッドが魅力的で、裁量取引に特化したトレードツールのcTraderが利用できるため、スキャルピングを行うトレーダーに評判が良い海外FX業者です。
信託保全や日本語でのサポート対応も兼ね備えているため、安全性や使いやすさにも文句はありません。
海外FXならではのハイレバレッジでスキャルピングをしたいなら、スキャルパーからの評判が良いAxioryの利用がおすすめ。
今回はAxioryの評判やメリット・デメリットについて解説していきます。
Axioryには以下の良い評判・口コミが存在します。
- スプレッドは海外FX業界でもトップクラスで手数料のコストも低い
- 資金管理として分別管理・信託保全を採用しており信頼性が高い
- 悪質な出金拒否や不正なチャート操作などの悪評が見られない
- 約定力が高いcTraderが利用可能で透明性の高いECN取引ができる
- ストップレベルがゼロなのでトレードの際に有利なポジションを取りやすい
もちろん以下のようなデメリットも存在します。
- 常時開催のボーナス・キャンペーンがない
- 最大レバレッジが400倍とやや低い
- 2万円未満の入金・出金に手数料がかかる
- 口座開設時にJumioの登録が必要
上記を踏まえると、Axioryは以下のような人に向いています。
- スキャルピングトレーダー
- 安全性・透明性を重視する方
- スプレッドが狭い取引所を探している方
Axioryは主要通貨のスプレッドが最小で0.0pipsと業界最狭水準です。
また、裁量取引に特化したcTraderを使えるので、スキャルピングをしたい方にはうってつけでしょう。
さらに、信託保全の採用は質の高い日本語サポート対応など、安全性と信頼性にも定評があります。
海外FX業者でハイレバレッジ・安全性・スキャルピングの全てが揃った海外FXは多くありません。
ぜひAXIORYでの口座開設を行いましょう。
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Axioryの良い評判と口コミ8選
Axioryの良い評判・口コミは、次のとおりです
- スプレッドが業界トップレベルに狭く手数料も安い
- 信託保全があるのでAxioryが倒産などしても資金は補填される
- 出金拒否やチャート操作などの悪評がほとんどない
- 約定実績が毎月公開されており透明性が高い
- ECN取引に特化したcTraderを利用することができる
- ストップレベルがゼロなので指値注文・逆指値注文もずれにくい
- 日本語に完全対応している
- ヒストリカルデータが無料で利用可能
アキシオリーのスプレッド・手数料は業界最狭水準
Axioryの最大のメリットともいえるのがスプレッドと手数料です。
スプレッドは業界最狭水準であり、手数料まで含めてもコストは最安レベルに抑えられています。実際にAxioryと海外FX業者大手のXM、Titan FXで同等条件のスプレッドを比較すると以下の表のようになります。
スプレッド 手数料比較 | AXIORY (スタンダード口座) | AXIORY (ナノスプレッド口座 /テラ口座) | XM (Zero口座) | Titan FX (Zeroブレード口座) |
---|---|---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 往復0.6pips | 往復1.0pips | 往復0.7pips |
USDJPY | 1.3~1.7pips | 0.2~0.7pips | 0.1pips | 0.33pips |
EURJPY | 1.3~1.7pips | 0.2~0.7pips | 0.4pips | 0.74pips |
GBPJPY | 1.6~2.7pips | 0.6~1.7pips | 1.2pips | 1.45pips |
EURUSD | 1.2~1.5pips | 0.2~0.5pips | 0.1pips | 0.2pips |
GBPUSD | 1.5~1.7pips | 0.5~0.7pips | 0.2pips | 0.57pips |
※2023/1/4調査時点のデータです。Axioryのスプレッドは変動制のため、一定時間内に確認できた数値を記載しています。
通貨ペアによって多少の上下はあるものの、Axioryのナノスプレッド口座の数値が他業者と比べても優秀であることがわかります。手数料はAxiory、XM、Titan FXの中で最も安いため、取引コストを総合的に考えると3社のうちAxioryが最もおすすめです。
ネット上の評判でも、
- 「Axioryのスプレッドの狭さは業界トップレベル」
- 「アキシオリーはスキャルピングからデイトレード、スイングトレードまでどんなスタイルでも利益を出しやすい」
- 「Titan選ぶならアキシオリーでいい」
など高い評価でした。
スプレッドはFXにおける実質的な手数料であり、狭ければ狭いほど取引コストの削減につながります。
特に、スキャルピングやデイトレードが主体で取引回数が多くなる方にとってはスプレッドの負担が利益に直結するため軽視できません。
その点でAxioryはスプレッド・取引手数料の両面でトレーダーにとって非常に有利な環境が提供されているといえます。
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信託保全を採用しており万が一の時も安心
Axioryは海外FX業者としては珍しく全額信託保全を採用しています。
信託保全とは顧客、つまりトレーダーの資産をFX業者の自己資本と区別し、外部の金融機関に預けて保護する仕組みのことです。
信託保全があれば万が一、Axioryが倒産したとしてもトレーダーが預けていた資金は全て返金されます。
どんなFX業者でもトラブルは発生しないとは限らず、信託保全があるかどうかで安心感は大きく変わります。
ネット上の評判でも信託保全の採用はAxioryのメリットとして取り上げられており、
- 「Axioryなら資金の持ち逃げや急な倒産時のリスクを気にせず取引できる」
- 「アキシオリーの安全性の高さは海外FX業者の中でダントツ」
など好意的な評価が多数見つかります。
Axioryは安全性・信頼性の面から見ても国内FX業者に劣らない、数少ない海外FX業者といえるでしょう。
玄人でも満足できる高いトレードスペックと、国内FX業者に匹敵する安全性でぜひトレードにチャレンジしてみてください!
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出金拒否やチャート操作といった運営の悪評が少ない
Axioryには悪質な海外FX業者にありがちな出金拒否やチャート操作など、運営に関する悪評が少ないという特徴もあります。
2021年で10周年を迎えたAxioryですが、運営歴の中で出金拒否が起きたことはほとんどありません。
一部で出金拒否の噂が上がっても、トレーダー側がAxioryの利用規約やルールを守っていなかったことが原因となっているケースが含まれます。
Twitterなどの口コミを見ると、むしろAxioryの出金に関しては良い評判が多くなっています。
また、出金スピードが早いという評判も多数見つかりました。
アキシオリー利用者の評判からはAxioryの運営に対する信頼の厚さが感じられます。
出金遅延やbitwalletとの提携解除に伴う出金拒否騒動
Axioryで過去に起きた出金拒否騒動として主なものは、
- 中継銀行での出金停止
- bitwalletとの提携解除時に発生した多数の出金申請
が挙げられます。
中継銀行での出金停止は結論からいうと、Axioryの過失ではなく中継銀行で資金がストップしており、最終的にはトレーダーに対する出金が行われました。
一方bitwalletの騒動は、
Axioryがbitwalletとの提携を解除した際にbitwalletが「Axioryが銀行から停止処分を受けたため提携を中止する。利用者は早めの出金を推奨する」と発表し出金申請が殺到したことが原因です。
この時Axioryはbitwalletからの入金拒否を行い、出金申請については積極的に対応していました。
入金拒否を出金拒否と勘違いした利用者も出たことから、出金拒否の噂が広がったと考えられます。
内容を簡単にまとめると、
- bitwalletが銀行取引停止処分を理由にAxioryからの出金を喚起
- Axioryが銀行取引停止処分は受けていないと反論
- bitwallet利用者がAxioryに多数の出金申請
- Axioryはbitwalletの入金を停止し出金申請には積極的に対応
ということになります。
bitwallet側が主張した銀行取引停止処分については虚偽であったことが後に判明しています。
海外のサイトですが、bitwalletとの騒動が起こる前に「TIMES MALTA」というニュースサイトでスパーカッセ銀行についての記事が掲載されました。内容としてはスパーカッセ銀行がユーロ圏外との資金のやり取りを禁止した、というものです。
アキシオリーはNDD方式でクリーンな取引環境
Axioryの信頼性が高い根拠として、取引にNDD(ノーディーリングデスク)方式を採用していることも挙げられます。
NDD方式はトレーダーからの注文を直接インターバンク市場に流す方式です。
間にFX業者を通さないため透明性が高いという特徴があるほか、NDD方式はトレーダーとFX業者が利益相反になりません。
国内FX業者の多くが採用しているDD(ディーリングデスク)方式はトレーダーの損失がFX業者の利益になる仕組みのため、悪質な業者になるとレート操作や意図的なスリッページなどで損失を発生させようとする不正なチャート操作が行われる可能性があります。
しかしNDD方式はトレーダーの取引がそのままFX業者の利益になるため不正な操作を行う必要がなく、クリーンな発注方式です。
唯一の難点としてNDD方式はスプレッドがDD方式よりも広くなりやすいというデメリットはあるものの、「スプレッド・手数料は業界最狭水準」で説明したようにAxioryのスプレッドは海外FX業者の中でもトップレベルの狭さです。
透明性の高さとコストの低さを両立した取引環境が構築されているといえるでしょう。
約定実績を公開しており、約定力も高い
Axioryは約定力の高さも強みであり、約定実績のデータをアキシオリー公式サイトで毎月公開しています。
約定実績として公開されているのは、
- 約定スピード
- スリッページ率
- 約定スピード vs. スリッページ率
この3つです。
約定力は発注価格通りに注文を成立させる力を指すので、レートが変わる前に約定するスピードがあることは必須条件です。また、発注価格と注文成立価格に差が生じるスリッページの確率も約定力の高さに大きく影響する要素といえます。
Axioryはどちらの数値を見ても非常に優秀なデータです。
- 全注文のうち約74%が約定率99.98%
- アキシオリーの全注文のうち95%以上が0.442秒以内に決済
- スリッページ幅は60%近くが0.1pips以内
このように約定力の高さが実証されています。
約定力に関するデータを公開しているFX業者は、海外FX業者だけでなく国内FX業者まで見ても多くはありません。特に毎月公開ともなると珍しい部類に入るでしょう。それだけAxioryが約定力に自信を持っているという証拠といえます。
ネット上でにアキシオリーの約定力の高さはもちろん、約定スピード等のデータを公開していることを好意的に受け止めている意見も見られます。
「XMやTitan FXでは公開されていない数値を公開しているため信頼性が高い」
「アキシオリー公式サイトで開示されている約定力のデータが優秀」
などの声があり、トレーダーの口コミもあわせてAxioryの約定力がデータ・実践の両面から優れていることがわかります。
EQUINIX社のデータセンターにサーバーを設置
しかもAxioryのサーバーが設置されているのはEQUINIX(エクイニクス)社のデータセンターです。
EQUINIX社は世界最大のITインフラ会社であり、世界44ヶ国以上に190ヶ所のデータセンターを持っています。高速通信や安定性から信頼性も高く、GoogleやAmazon、Microsoft、IBMといった世界的企業もEQUINIX社のデータセンターを利用しています。
サーバーの設置場所を公開している海外FX業者もまた多くはありません。そんな中でAxioryがEQUINIX社を利用していると公表していることも、約定力の高さを判断する上では重要な指標となるでしょう。
スキャルピングに最適のcTraderが利用可能
Axioryでは取引プラットフォームとしてMT4、MT5に加えてcTraderが利用できます。
cTraderはECN取引専用のプラットフォームで、短期売買やスキャルピングに特化した特徴を持っています。
そしてcTraderそのものもMT4やMT5に比べて扱いやすいよう作られており、
- MT4やMT5に比べて約定スピードが速い
- 一括決済やドテン注文がワンクリックで使える
- cTraderから板情報を確認できる
- 直感的な操作で初心者でも扱いやすい
といった特徴があります。
約定スピードの速さが大切なのはすでに説明した通りですが、ほかにも一括決済やドテン注文はタイミングを逃さずにトレードするには非常に便利な機能です。
MT4やMT5とcTraderのどちらが使いやすいかは人それぞれで慣れにもよりますが、Twitterなどの口コミではcTraderを推す声も一定数見られます。また、cTraderが使えることを理由にAxioryを使っているという意見もありました。
ネット上の評判でもcTraderが使えることに関して、
- 「スキャルピングで取引したい方にとって大きなメリット」
- 「板情報を見ることが可能なので透明性が高い環境でトレードできる」
などの肯定的な意見が見られました。
ECN取引とcTraderのタッグはスキャルピングやデイトレードなど、注文回数が多くなる取引方法に最適といえるでしょう。
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AXIORYがスキャルピングになぜ最適なのか以下の記事でも解説しています。
AXIORYは、海外FX業者の中でもスキャルピングに最適な取引環境を提供しています。 スキャルピングは超短期売買を繰り返すため、短時間に多くの金額を稼げるというメリ[…]
ストップレベルがゼロに設定されている
Axioryでは全ての口座タイプでストップレベルがゼロに設定されています。
ストップレベルとは、指値注文や逆指値注文などの予約注文の際に最低限離さなければならない値幅のことです。例えばストップレベルが5.0pipsなら、ドル円が102.00の時の買い注文は102.051以上のレートでなければ発注ができません。
イメージとしては、ストップレベルはスプレッドに上乗せされる取引コストのようなものです。ただ実際の取引になるとストップレベルの影響で建値まで粘れず損切りになってしまう、というケースもあるのでトレードのしやすさにも関係してきます。
そのため、ストップレベルはできる限り低い方がトレード全体に有利に働きます。
ストップレベルの設定値はFX業者によって異なりますが、Axioryはストップレベルがゼロなので指値注文や逆指値注文を入れる際に制約がありません。取引コスト・使い心地の両面から見てトレーダーに良心的な設定です。
ネット上の評判でも、
- 「Axioryなら自由度の高いスキャルピングができる」
- 「指値注文や逆指値注文などの予約注文の際に非常に有利」
などの意見がありました。
スキャルピングにおいては利確や損切りを頻繁に繰り返すことになるため、短期取引を行うトレーダーにとっては特にストップレベルは重要です。スプレッドの狭さやcTraderが使えることも含めて、Axioryはスキャルピングへの適正が高いといえます。
アキシオリーは日本語完全対応済みで国内FX同様の使い心地
Axioryは公式サイトから取引ツールまで、全て日本語対応しています。
新興の海外FX業者公式サイトを見てみると、不自然な日本語になっていることも少なくありません。そういったFX業者の公式サイトだと安全なFX業者なのか不安になってしまいますが、Axioryの公式サイトは敬語まで違和感なく記載されていて安心感があります。
さらにありがたいのが、アキシオリーはメールやチャットのサポートで日本語オペレーターを指定できることです。
メールサポート (日本語オペレーター) | 日本時間 月曜~金曜 9:00~24:00 |
---|---|
チャットサポート (日本語オペレーター) | 日本時間 月曜~金曜 10:30~23:30 |
しかも23時や24時といった夜中遅くまで対応しているので、仕事から帰ってきてトレードをする、という方でもサポートを利用しやすくなっています。もちろんメールやチャットも自然な日本語でやり取りができるため、Twitterなどでも対応の良さが好評です。
さらにネット上の評判だと、
「聞いていないことまで具体例付きの相当なボリュームで丁寧に返信してくれる」
「アキシオリーのサポート対応が迅速で非常にサポート品質がハイレベル」
などの声があり、Axioryがサポートに力を入れていることがうかがえます。
アキシオリー日本語専用のメール・チャットサポートを用意しているなど、日本人向けのサポート充実をはかっていることからFX初心者にもおすすめです。
ヒストリカルデータを利用できる
Axioryでは、過去の値動きをまとめたヒストリカルデータを無料でダウンロードできます。
ヒストリカルデータはEAのバックテストに必要なデータです。
Axioryの公式サイトからダウンロードすることができます。
Axioryの悪い評判と口コミ4つ
Axioryの悪い評判・口コミは、次のとおりです
- ボーナスは年に2回と不定期のイベントのみ。クッション機能はなし
- 最大レバレッジが400倍で海外FX業者としては物足りない
- 入出金額が2万円未満だと手数料が発生してしまう
- 口座開設時にJumioの登録が必須
Axioryにいくつかのデメリットがあることは事実ですが、利用にあたってはメリットの方がはるかに多くおすすめの海外FX業者です。
ボーナスは年に2回と不定期のイベントのみ。クッション機能はなし
Axioryの悪い評判として、ボーナス・キャンペーンに積極的でない点が挙げられます。
アキシオリーは一定のサイクルごとに定期開催しているキャンペーンはあるものの「お年玉ボーナス」や「お中元ボーナス」といった季節的なもので、タイミングが合わなければ利用することは難しいでしょう。TwitterでもAxioryのボーナスが珍しい、という声がちらほら見つかります。
また、Axioryのボーナスにはクッション機能がありません。大きなポジションを持つとロスカットされやすくなるので注意が必要です。
キャンペーンの内容については「お年玉ボーナス」や「お中元ボーナス」だと規定Lot数の取引を達成すれば出金が可能なので、出金できるボーナス・キャンペーンとして評判の良い部分はあります。
しかしボーナスを全額出金するには初心者だとややハードルが高く、かえって資金を減らしてしまうリスクも考慮しておく必要があります。
また、ボーナスの倍率や上限もほかの海外FX業者と比較するとそれほど豪華とはいえません。
Axioryのボーナス・キャンペーンに関しては、
- 「口座開設時に何もキャンペーンが開催されていない」
- 「ボーナス目当てや少額からトレードを始めたい場合は別業者を選ぶべき」
といった声が目立ち、あまり好評とはいえませんでした。ボーナス・キャンペーンの開催頻度やリターンの多さを重視するのであれば、Axioryではなく別の海外FX業者を選ぶことをおすすめします。
最大レバレッジは400倍と業界平均以下
Axioryの最大レバレッジは400倍で、業界平均と比べると低めの水準です。
海外FX業者の中には最大レバレッジ500倍や1000倍、業界最高だと3000倍を提供しているところもあります。ネット上の評判でもほかの海外FX業者と最大レバレッジを比較すると低い、という指摘が見られます。
ハイレバレッジでのトレードをメインにしているなら、Axioryの最大レバレッジは物足りなく感じてしまうかもしれません。
ハイレバレッジでトレードしている方からの評判は悪く、XMなど最大レバレッジが高いFX業者を優先する声が見られました。
ただし、国内FX業者の最大レバレッジが25倍であることを考えると400倍でも十分に高い倍率です。
Axioryのレバレッジについてはこちらの記事AXIORY(アキシオリー)のレバレッジルールまとめ!制限条件や変更方法も解説で詳しく解説しています。
次項で説明しますが、レバレッジは高くなればなるほど資金管理も難しくなっていきます。ハイレバレッジには必要証拠金が少なくて済むというメリットがある一方で、デメリットも存在することを理解しておく必要があります。
レバレッジの基本的な仕組み
レバレッジをかければ手元にある資金を大きく超えた金額の取引ができます。
例えば1,000万円の取引に1000倍のレバレッジをかければ必要証拠金はたったの1万円で、手元に10万円の資金しかなくても1,000万円分の取引が可能になるのです。
ハイレバレッジとゼロカットの関係
しかし、レバレッジをかけた取引には大きなリスクも伴います。
レバレッジをかけて変わるのは必要証拠金のみで、レバレッジ1倍でも1000倍でも利益額・損失額は同じです。つまり1万円の証拠金で10万円の利益を得られる場合もあれば、10万円の損失を被る可能性もあります。
ここで重要になるのが海外FX業者の多くが採用しているゼロカット。
ゼロカットを採用している海外FX業者では、口座残高以上の損失が出てもマイナス分の請求なしで口座残高がリセットされます。つまりゼロカットがあれば、1万円の資金で1,000万円の損失を出したとしても失うのは自己資金である1万円に抑えることが可能です。
こういった仕組みがあるので海外FX業者だと最大レバレッジは高ければ高いほど良く、ハイレバレッジにはデメリットが全くないといわれることもあります。
ハイレバレッジは資金管理が疎かになりがちなので注意
ですが先ほども触れたように、ハイレバレッジのトレードには資金管理が難しくなるという落とし穴が存在します。
そもそも本来必要な金額の1/1000でトレードできる状況は取引時の金銭感覚が麻痺しやすく、損失額を自己資金の2%に収めるというトレードの鉄則から逸脱しがちです。さらに、必要証拠金が少なく済むためにポジションを持ち過ぎてしまうこともあります。
ハイレバレッジのトレードで最も注意しなければいけないのは、ゼロカットがあるからと資金を溶かすのに慣れてしまうことです。
いくら少ない証拠金でハイリターンが期待できるといっても、資金を投入するたびに溶かしては元も子もありません。その点、Axioryのように最大レバレッジが低めの業者でトレードすることは厳格に資金管理を行う習慣をつけるために最適という見方もできるでしょう。
2万円以下の入出金には手数料がかかる
Axioryでは2万円未満の入出金に1,000円の手数料がかかってしまいます。
Axioryで利用できる入出金方法の最低金額は5,000円など2万円未満であるものも多いですが、手数料によるコストを削減するために2万円以上を最低入出金額と考えておくことをおすすめします。
海外FX業者には、入出金手数料が完全無料化されている業者からAxioryのように最低金額を設けているFX業者まで様々です。ただ完全無料のFX業者に比べると、一定金額未満の入出金だと手数料が発生してしまう点はデメリットと言わざるを得ません。
特に2万円以下の少額での取引や入金・出金を頻繁に行う方にとっては使いにくさが否めないでしょう。
入出金手数料についてはTwitterなどのSNSやネット上の評判を見てもAxioryのデメリットとして挙げられることが多くなっています。1,000円以下の入金など、少額からスタートしたい場合は最低入金額が500円のXMなどを利用した方が無難です。
アキシオリーを利用する場合にはコスト管理を徹底する必要がありそうですね。
口座開設時にJumioの登録が必須
Axioryで口座開設をする場合、「Jumio」という認証サービスに登録が必要です。
多少手間にはなりますが登録は簡単で、口座開設後に顔写真がついた身分証明書(免許証など)をアップロードすれば完了。
5分程度で完了するので口座開設に合わせてやってしまいましょう。
海外におけるアキシオリーの評判・口コミ
それでは続いて海外トレーダーのAxioryに対する評判・口コミをチェックしていきましょう。
提供されているトレード環境はどの国も共通なので、口コミによって参考になるかどうかが極端に異なることはありません。
ただし海外の口コミに限りませんが、実際の利用者の声だからといって全面的な信用はできない点には注意してください。口コミの中には規約違反による口座凍結や、もともと非対応のシステムが利用できなかったことでFX業者を批判している内容も混じっています。
トレーダー側に非があるレビューまで全て真に受けてしまうとFX業者の評判を正確に判断できなくなるため、批判が妥当なものかどうかよく確認してください。
FPA上の評価と口コミ
まずはFPA(ForexPeaceArmy)の評判・口コミについて見ていきましょう。
FPAはFX業界で最大の口コミサイトであり、年間500万人を超えるトレーダーが利用しています。日本人を含む全世界のトレーダーがFX業者に関する口コミを投稿しているため、優良業者と悪徳業者を見分けるために非常に役立ちます。
海外の口コミサイトということもあり、かなり辛口なコメントも散見されます。
評価の見方として、FX業者の総合評価で星が3.0以上になっていれば十分優良業者です。2023年1月時点ではAxioryに36件の口コミがあり星3.494を獲得しているため、信頼の置ける業者と判断できるでしょう。
中には出金拒否などのトラブルがあったと書き込んでいるコメントもありますが、低評価の投稿についてはAxioryが理由や具体的な対応内容を回答しており、特別理不尽な措置ではないように見受けられます。
Trustpilot上の評価と口コミ
TrustpilotもFPAと同様、口コミ投稿によって評価がつけられています。
2023年1月時点のAxioryの評価は5点満点中4.1点です。
投稿されている口コミの数は66件でFPAよりも多くの口コミが集まっています。
低いスプレッドを称賛する声は多いですが、少額の入出金にかかる手数料に不満を持つユーザーが多く見受けられます。
Axioryを使う場合、入出金を一気に行うなど、手数料を節約する工夫が必要ですね。
会社概要と安全性を検証
Axioryという海外FX業者の信頼性を見るために、会社概要と安全性についても掘り下げていきましょう。
ポイントは以下の3つです。
- ベリーズの金融ライセンス「IDSC」を所有している
- 顧客資金は信託保全・分別管理で保護している
- 日本の金融庁から警告を受けている
ライセンスはベリーズ(IFSC)
Axioryの金融ライセンスはカリブ海諸国のひとつ、ベリーズのものです。
とあまり聞き馴染みがない国ですが、
- 会社設立費用が安い
- タックスヘイブン(課税免除や軽減が行われている国・地域)
というメリットがあることから多くの企業が法人を設立しており、Axioryもまた運営会社Axiory Global Ltdをベリーズに置いています。
The Financial Commissionは加盟会社と顧客の仲裁を行う機関で、両者の間に何らかのトラブルが起きた場合の解決を請け負います。加盟会社と顧客の間だけで解決が難しいようなら顧客からThe Financial Commissionに申し立てができるため、公平性が高いです。
また、トラブル発生の際に加盟会社側に非があると判断されればThe Financial Commissionから加盟会社に賠償が命じられます。万が一加盟会社が支払いに応じなかったとしても、IFSCから顧客に対して最大2万ドルの補償が行われます。
なお、ベリーズの金融ライセンスには倒産時の補償については規定がありません。
しかし「顧客資金の管理方法は信託保全&分別管理」で解説しているように、Axioryは自主的に分別管理・信託保全を行うことで金融ライセンスの不安点を補っています。万が一Axioryが倒産した場合には信託保全によって口座資金は全額返金されます。
トラブル解決に関しても、2万ドルまでという上限があっても損害補償の体制が敷かれている海外FX業者は珍しく、Axioryならではの強みのひとつです。安全性を重視したいトレーダーにとっては大きなメリットといえるでしょう。
マイナーライセンスを選んでいる理由はサービス提供の安定のため
ちなみにAxioryがベリーズの金融ライセンスを選んでいることには、日本の金融庁からの圧力を受けにくくするため、という理由があります。
例えば、イギリスFCAやオーストラリアASICは日本の金融庁からの圧力で日本居住者向けの営業が認められていません。
日本と関係性が強い国でライセンスを取得するとそもそもサービス提供ができなかったり、金融庁からの圧力で突然サービス提供が中止になるリスクを抱えることになってしまうのです。
そのため、海外FX業者はあえて日本との関係が薄い国のマイナーライセンスを取得し、サービスを安定して提供できるようにしています。マイナーライセンスだからといって一概に信用性が低いとはいえないため、多角的に判断するようにしてください。
顧客資金の管理方法は信託保全&分別管理
Axioryはトレーダーから預かっている資金を信託保全と分別管理によって保護しています。
信託保全については「信託保全を採用しており万が一の時も安心」でも触れましたが、分別管理とセットでさらに詳しく説明していきます。
Axioryが2021年12月時点で提携しているのはドーハ銀行(Doha Bank)であり、トレーダーの資金はAxioryの運営資金とは完全にわけられてドーハ銀行に保管・管理されます。そして分別管理されている資金は以下の2つの条件を満たさなければ出金ができません。
- トレーダーの承諾
- 第三者の監査機構の承諾
つまり、Axioryが独断でトレーダーの資金を引き出すことは不可能なのです。
そしてもしAxioryの経営が傾いて破綻してしまった場合、ドーハ銀行で分別管理されている資金はトレーダーと第三者へと移ります。仕組み上、分別管理が行われた時点でAxioryによる操作はできなくなるため、トレーダーの資金が使い込まれてしまう心配はありません。
海外FX業者で信託保全と分別管理を行い、さらに公開までしている業者は非常に珍しいです。返金の際にも資金は外部監査機関や会計士、弁護士など第三者の監査機構のもと全額が戻ってくるため、信頼性・安全性は高いといえます。
Axioryは日本の金融庁からの警告を受けている
Axioryの安全性に関する唯一の懸念点は、日本の金融庁から警告を受けていることです。
しかし実は金融庁からの「無登録で金融商品業を行う者」という警告は海外FX業者の多くが受けています。結論からいって金融庁からの警告の有無はFX業者としての信頼性には全く関係しません。
そもそも海外FX業者が金融庁から警告を受けている理由は、日本居住者に向けたプロモーション活動です。海外FX業者が日本語公式サイトの運営を行っていることや、日本語でのキャンペーン告知が警告を受ける原因となっています。
つまりこの警告は日本人に人気のある海外FX業者はほとんどが否応なく当てはまるということです。
ただ、金融庁からの警告には行政処分や業務停止命令などの効力も強制力も全くありません。警告を受けている海外FX業者を利用したからといって法律に違反して捕まってしまう、といったことは一切ないため安心して利用できます。
Axioryの取引スペック一覧
それではAxioryの取引スペックについてまとめていきます。
下の表ではAxioryのFX口座タイプ3種類を比較しています。アルファ口座については現物取引用の口座タイプとなるため、比較には含めていません。
項目 | スタンダード 口座 | ナノスプレッド 口座 | テラ 口座 |
---|---|---|---|
最大レバレッジ | 400倍 | 400倍 | 400倍 |
スプレッド (ドル円) | 1.3~1.7pips | 0.2~0.7pips | 0.2~0.7pips |
取引手数料 | 無料 | 往復0.6pips | 往復0.6pips |
注文方式 | STP方式 | ECN方式 | ECN方式 |
マージンコール水準 | 50% | 50% | 50% |
ロスカット水準 | 20% | 20% | 20% |
ゼロカット有無 | 有り | 有り | 有り |
最低 取引数量 | 0.01Lot(1,000通貨) | 0.01Lot(1,000通貨) | 0.01Lot(1,000通貨) |
最大注文 ロット数 | 1,000Lot | 1,000Lot | 1,000Lot |
最大保有 ポジション | 制限なし | 制限なし | 制限なし |
ロット単位/1Lot | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
ストップ レベル | 0.0pips | 0.0pips | 0.0pips |
対応商品 | FX/株式CFD/株価指数CFD/エネルギーCFD/貴金属CFD | FX/株式CFD/株価指数CFD/エネルギーCFD/貴金属CFD | FX/株式CFD/株価指数CFD/エネルギーCFD/貴金属CFD |
取引プラットフォーム | MT4/cTrader | MT4/cTrader | MT5 |
両建て取引可否 | 可能 | 可能 | 可能 |
自動売買取引可否 | 可能 | 可能 | 可能 |
最低入金額 | 5,000円※20,000円以上は手数料無料 | 5,000円※20,000円以上は手数料無料 | 5,000円※20,000円以上は手数料無料 |
口座タイプは4種類、おすすめはナノスプレッド口座
Axioryには下記の4種類の口座タイプがあります。
- スタンダード口座
- ナノスプレッド口座
- テラ口座
- アルファ口座
このうち、最もおすすめなのはナノスプレッド口座です。
先ほどの表でまとめたように、Axioryでは口座タイプによって最大レバレッジやロスカット水準が変わることはありません。トレードに強く影響する要素はスプレッドと手数料、取引プラットフォームの違いです。
スタンダード口座は手数料が無料ですがスプレッドが広めで、逆にナノスプレッド口座・テラ口座は取引1回ごとに手数料が発生する代わりにスプレッドが非常に狭くなっています。
ただ、手数料を含めてもナノスプレッド口座・テラ口座の方がスタンダード口座よりも取引コストは安く済みます。さらにナノスプレッド口座なら自動売買のツールが豊富で利用者も多いMT4のほか、約定力が高くスキャルピングに最適なcTraderも利用可能です。
テラ口座はナノスプレッド口座とスペック自体は全く同じで、取引プラットフォームがMT5になっていることだけが異なる点です。
そのためMT5を使いたいなどの事情がない限り、口座タイプで迷ったら基本的にはナノスプレッド口座一択と考えて良いでしょう。
通貨ペアは全61種類、CFDや仮想通貨の取引も可能
Axioryで取り扱っている商品は以下の通り。
- FX通貨ペア(61種)
- 株式CFD(500種)
- 株価指数CFD(10種)
- 現物株式(246種)
- ETF(138種)
- エネルギー(5種)
- 貴金属(4種)
FX通貨ペアはUSDJPYなどのメジャー通貨からTRYJPYといったマイナー通貨まで幅広く揃っているため、投資銘柄が見つからずに悩むということはないでしょう。
- FX通貨ペア一覧(61種類)
- 株式CFD(500種)
- 現物株式(246種)
- ETF(138種)
- 株価指数CFD(10種)
- エネルギー(5種)
- 貴金属(4種)
Axioryのスプレッドは業界トップレベルの狭さ
Axioryのスプレッドは業界でもトップレベルの水準です。
特にナノスプレッド口座はXMやTitanFXと比較しても、スプレッドの狭さでFX業者を選びたい方におすすめです。
なお、ナノスプレッド口座とテラ口座はスプレッドとは別に取引1回ごとに手数料が発生します。しかし表内のデータを見るとわかるように、手数料分を考慮してもスタンダード口座よりコストは低くなるため開設するならナノスプレッド口座がおすすめです。
- AXIORYのスプレッド一覧
AXIORYのスプレッドに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
海外FX業者AXIORY(アキシオリー)の最大の魅力はスプレッドの狭さ。 AXIORYは業界でもトップクラスに狭いスプレッドを提供しているので、スキャルピングがメイ[…]
スワップポイントはほぼマイナス
Axioryのスワップポイントに関してはほとんどがマイナスで、長期投資にはあまり向いていません。
プラスのスワップポイントが設定されているものもありますが、ボラティリティの少ないマイナー通貨なので突発的な相場変動が起こるリスクが高いことに注意が必要です。
スワップポイントそのものもそれほど高くないので、スワップポイント狙いのトレードにはAxioryは不向きでしょう。
- AXIORYのスワップポイント一覧
AXIORYのスワップポイントについては以下の記事でも詳しく解説しています。
AXIORY(アキシオリー)はスプレッドが狭く約定力も強いことで知られ、60種類以上の通貨ペアも取引が出来る世界的に信頼の高い海外FX業者です。 AXIORYはスキ[…]
最大レバレッジ400倍と低め
Axioryの最大レバレッジは400倍であり、海外FX業者としては平均以下です。
各海外FX業者のレバレッジは下の表にまとめています。
海外FX業者 | レバレッジ |
---|---|
GEMFOREX |
|
XM |
|
TitanFX |
|
FBS |
|
Axiory |
|
海外FX業者は口座残高に応じて最大レバレッジを制限していることが多く、Axioryも1,000万円から最大レバレッジが低下します。とはいえ、1,000万円の資金でハイレバレッジを活用することはそう多くないため気にする必要はないでしょう。
むしろ少額の資金で取引する際の最大レバレッジで見た場合、普段1000倍などのハイレバレッジで取引しているとAxioryの400倍は低く感じてしまうかもしれません。
AXIORYのレバレッジルールに関してはこちらでより詳しく解説しています。
AXIORY(アキシオリー)は業界トップクラスのスプレッドや取引手数料の安さに加え、最大400倍のレバレッジで取引することが可能です。 ただ、最大レバレッジに関して[…]
ロスカット水準は20%
Axioryのロスカット水準は20%に設定されています。
20%はXMやTitan FXなど他海外FX業者のロスカット水準と同じなので、取引において特別不自由に感じることはないでしょう。
海外FX業者 | マージンコール | ロスカット |
---|---|---|
GEMFOREX | 50% | 20%以下 |
XM | 50% | 20%以下 |
TitanFX | 90% | 20%以下 |
FBS | 40% | 20%以下 |
Axiory | 50% | 20%以下 |
なお、Axioryでは証拠金維持率が50%を切るとマージンコールが行われます。マージンコールのタイミングについても海外FX業者の中で特別遅いわけではありません。
ロスカットとは、損失の拡大を防ぐためにFX業者が行う強制的なポジションの決済のことです。 国内FXでの取引に慣れた方の場合は、ロスカットと聞くと追証を連想されるかも[…]
スキャルピングに向いている
前述の通り、Axioryには下のような特徴があります。
- スプレッドの狭さが業界最狭水準
- 手数料を含めても低い取引コスト
- 約定力に優れるcTraderを利用可能
こうした性質上、Axioryは特にスキャルピングに適した業者といえます。
スキャルピング以外にも、デイトレードが主体で取引回数が多めの方はAxioryを利用することで得られるメリットが大きいでしょう。スキャルピング・デイトレードのいずれもナノスプレッド口座がおすすめです。
ストップレベルはゼロに設定
Axioryではストップレベルがゼロとなっています。
ストップレベルは値が大きくなるほど注文時に成約価格との間が開いてしまうため、できる限りゼロに近い方が指値注文・逆指値注文など予約注文を使ったトレードの際に有利です。
通貨ペア | GEMFOREX | XM | TitanFX | FBS | Axiory |
---|---|---|---|---|---|
USDJPY | 2.0pips | 0.0pips | 0.0pips | 0.1pips | 0.0pips |
EURJPY | 2.7pips | 0.0pips | 0.0pips | 0.1pips | 0.0pips |
GBPJPY | 5.4pips | 0.0pips | 0.0pips | 0.1pips | 0.0pips |
EURUSD | 2.0pips | 0.0pips | 0.0pips | 0.1pips | 0.0pips |
GBPUSD | 2.6pips | 0.0pips | 0.0pips | 0.1pips | 0.0pips |
ちなみにXMはもともとUSDJPYでも4.0pipsのストップレベルを設定していましたが、2021年8月に全口座タイプ・全商品のストップレベルが0pipsになりました。
ストップレベルがゼロ同士の海外FX業者の場合、スプレッドや手数料が主要な取引コストになります。その点、Axioryはストップレベルゼロに加えてスプレッド・手数料も優れているためおすすめの海外FX業者です。
取引ツールはMT4、MT5、cTraderの3種類
Axioryで使用できる取引プラットフォームはMT4、MT5、cTraderの3種類です。
ダウンロード版、スマホアプリ版、ブラウザ版のいずれも利用できます。
ただし口座タイプによって使えるツールが異なるため、口座開設の際は希望の取引プラットフォームが対応しているかどうか事前に確認しておきましょう。それぞれの口座タイプの対応プラットフォームは以下の通りです。
- スタンダード口座:MT4、cTrader
- ナノスプレッド口座:MT4、cTrader
- テラ口座:MT5
Axioryでは自動売買も行えるため、自動売買のツールが豊富なMT4やMT5にも対応していることは嬉しいポイントです。
MT4
MT4は世界中で最も多くのトレーダーに愛用されている取引プラットフォームです。
裁量取引、自動売買ともに高性能でバランスが良く、カスタマイズ性にも優れています。オリジナルインジケーターはもちろん自動売買ツール(EA)の種類も豊富なため、自動売買を利用したい方にとっては特に重宝する存在です。
FXトレーダーにとっては定番中の定番なので、Axioryでどの取引プラットフォームを選べば良いかわからず迷ったら、まずはMT4を選んでおけば間違いありません。
MT4にの詳しい情報に関してはこちらの記事関連「海外FXの取引ツールMT4とは?おすすめの対応業者も紹介」をご覧ください。
MT5
MT5はMT4の後継として開発された取引プラットフォームです。
MT4で動作が重くなる部分のレスポンス改善などが行われているため、よりスムーズに取引することができます。
ただMT4ほど普及はしておらず、利用者もMT4に比べると少ないのが現状です。MT4対応のオリジナルインジケーターや自動売買もMT5には非対応ということが多いため、裁量取引をメインに行っている方向きといえます。
自動売買を利用したいならMT4を選んでおきましょう。
MT5についてはこちらの記事で詳しく説明しています。「海外FXのMT5の特徴とは?導入しているおすすめ海外FX業者7選も紹介!」
cTrader
cTraderはMT4・MT5とは別に、ECN方式に特化して開発された取引プラットフォームです。
MT4に比べると利用者は少ないものの、豊富なテクニカル指標を搭載しており約定スピードにも定評があります。自動売買については利用自体は可能ですが、出回っているツールそのものが少ないためMT4の方が自由にツールを選ぶことができます。
ですがECN方式で透明性が高く、約定力に優れるという特徴から裁量でスキャルピングを主体に行う方には特におすすめです。
cTraderについて詳しく解説している記事「海外FXのcTraderとは?MT4との違いやメリット・デメリットを詳しく解説」も合わせて読んでみてください。
Axioryのキャンペーン情報
Axioryのボーナス・キャンペーンは豪華ではありません。
常設のキャンペーンはなく口座開設ボーナスも実施されていないため、正直ボーナス目当てならXMなど他の海外FX業者の方がおすすめです。
お年玉・お中元ボーナス
Axioryが定期的に開催しているキャンペーンは「お年玉ボーナス」と「お中元ボーナス」の2つです。
2022年の実施内容は上限5万円で入金100%ボーナスがつくというものでした。規定Lot数の取引を達成するとボーナス分の出金が可能で、スキャルピングで最低条件は比較的容易に達成できるとトレーダーから人気を集めました。
ただし上限が5万円までなのであまり大きなリターンではなく、ほかの海外FX業者と比較すると金額的な見劣りが否めません。
2023年以降はキャンペーンの内容が変更になる可能性もあるため開催時はよく確認しましょう。
Axioryのカスタマーサポートは早くて親切
Axioryは日本人に向けたカスタマーサポートを充実させています。
海外FX業者のカスタマーサポートは日本語での意思疎通が難しい場合もありますが、Axioryは自然な日本語でコミュニケーションを取ることができるためわからないことがあっても相談しやすい環境です。
日本語サポートはメールで24時まで対応
Axioryの日本語サポートは最長で夜の24時まで行われています。
メールサポート (日本語オペレーター) | 日本時間 月曜~金曜 9:00~24:00 |
---|---|
チャットサポート (日本語オペレーター) | 日本時間 月曜~金曜 10:30~23:30 |
受付時間が朝9時から夜24時までと幅広く、様々なライフスタイルの方に対応できる体制です。
懸念点として電話サポートがないため問い合わせはメールかチャットになりますが、レスポンスは非常に速いです。
実際にチャットサポートへ問い合わせを行ったところ、オペレーターの方から返事がくるまでにかかった時間は十数秒程度でした。やり取りに関しても日本語でスムーズに意思疎通ができたため、サポート品質はかなり高いといえます。
よくある質問ページが充実しており、だいたいの疑問は解決可能
Axioryの「FAQ(よくあるご質問)」ページは非常に充実しています。
自動翻訳などではなく、日本人が書いたような丁寧な日本語なのでスムーズに理解できます。「よくある質問」だけで疑問が解決することも多いため、不明点があればひとまず「よくある質問」に目を通してみることをおすすめします。
Axioryに関するよくある質問
Axioryで出金拒否されることはある?
Axioryで出金拒否されることは、一般的な利用の範囲内であればまず起こりません。
10年間の運営機関の中で悪質な出金拒否が行われた事例はなく、出金拒否されたという口コミも非常に少ないです。
また、出金拒否されたという口コミの経緯を細かく見ていくとトレーダー側の過失であるケースが少なくありません。例えば、
- 入金方法と異なる出金方法で出金申請を行った
- 規約違反を犯して得た利益を出金しようとした
など出金時のルールに沿っていなかったり、Axioryの規約を守っていなければ当然出金は不可能です。
もし出金申請が通らなかったら、まずは出金ルールをよく確認しましょう。特に入金方法と出金方法が噛み合っていないケースが多いです。
Axioryでデモ口座は利用可能?
Axioryではデモ口座を利用できます。
デモ口座が作成できるのはスタンダード口座、ナノスプレッド口座、テラ口座です。口座開設数に制限はなく、最終ログイン日から90日間は有効なのでスプレッドや約定力などのトレード環境確認に役立ちます。
Axioryで追加口座はいくつまで作れる?
Axioryでは1人につき最大10口座まで作成・所有できます。
10口座までならAxioryにログインして「口座を開設する」から手続きをすることで、承認等なしですぐに口座が追加されます。ただし、10口座以降の開設には申請ごとに都度審査が必要です。
残高によるレバレッジ制限はある?
Axioryでは口座残高に応じてレバレッジ制限がかかります。
最大レバレッジは400倍ですが、口座残高が増えるにつれて最大100倍まで制限が実施されます。400倍から300倍へのレバレッジ上限引き下げは口座残高が1,000万円以上になってからなので、取引金額が少ない場合はレバレッジ制限を気にする必要はないでしょう。
法人口座は開設できる?
AXIORYでは、法人口座の開設が可能です。
スペックも個人口座の内容と同じで、法人口座特有の取引制限などもありません。
関連:海外FXで法人口座が開設できるのはどこ?メリットデメリットも解説
Axiory評判・口コミまとめ
Axioryは、派手さはないものの良質なトレード環境を提供している海外FX業者です。
- スプレッドが業界トップレベルに狭く手数料も安い
- 信託保全があるのでAxioryが倒産などしても資金は補填される
- 出金拒否やチャート操作などの悪評がほとんどない
- 約定実績が毎月公開されており透明性が高い
- ECN取引に特化したcTraderを利用することができる
- ストップレベルがゼロなので指値注文・逆指値注文もずれにくい
- 日本語に完全対応している
- ヒストリカルデータが無料で利用可能
- 常時開催のボーナス・キャンペーンがない
- 最大レバレッジが400倍とやや低い
- 2万円未満の入金・出金に手数料がかかる
- 口座開設時にJumioの登録が必要
豪華なボーナス・キャンペーンや1000倍以上のハイレバレッジなど、初心者向けのアピールポイントは少なく、デメリットと言わざるを得ません。しかし代わりに業界最狭水準のスプレッドや高い約定力など、コツコツ堅実なトレードをしていく方にとっては非常にやりやすい環境が整っています。
過去に起きたトラブルについてもトレーダーへの対応には誠意が感じられ、以降もより快適なトレードができるよう常に改善され続けているため、Axioryは口座開設する価値がある海外FX業者と言えるでしょう。