「XMtradingの口座タイプはそれぞれ何が違うの?」
「口座タイプって変更できるの?」
などの疑問をお持ちではありませんか?
XMtradingでは、以下の4種類の口座タイプが用意されています。
- マイクロ口座:少額投資におすすめ
- スタンダード口座:ボーナストレードにおすすめ
- ゼロ口座:豊富な銘柄を低スプレッドで取引したい方におすすめ
- 極口座:FXスキャルピングにおすすめ
それぞれの口座タイプはスペックが異なるため、トレード経験やトレードスタイルなどによって使い分ける必要があります。
この記事では「XMの口座タイプ」について初心者でも理解できるように、わかりやすく解説しています。
口座タイプの違いだけでなく、それぞれの口座タイプにマッチするトレードスタイルもあわせて解説しています。
「XMで口座開設を考えている方」「口座タイプの違いについて知りたい方」に是非読んでいただきたい内容です。
(XM公式サイト)
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関連:XMtradingの評判・口コミ!海外FX大手業者の評価・安全性とは?
XMtradingの口座タイプ4種類の違い
XMtradingの口座タイプは4種類で、それぞれの口座スペックは異なります。違いを理解することで、口座の適切な使い方も見えてきます。
まずは、口座タイプごとのスペックの違いを見ていきましょう。
※横にスクロールできます。
スタンダード口座 | マイクロ口座 | ゼロ口座 | 極口座 | |
---|---|---|---|---|
スプレッド(USD/JPY平均) | 1.6pips | 1.6pips | 1.1pips | 0.7pips |
取引手数料 | なし | なし | 片道5ドル | なし |
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 500倍 | 1000倍 |
1ロットの通貨単位 | 10万通貨 | 1000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
ポジション制限 | 200 | 200 | 200 | 200 |
ボーナス | 口座開設ボーナス 入金ボーナス XMポイント | 口座開設ボーナス 入金ボーナス XMポイント | 口座開設ボーナス | 口座開設ボーナス |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル | 5ドル | 5ドル |
ロスカット水準 | 20% | 20% | 20% | 20% |
ゼロカット | あり | あり | あり | あり |
ほとんどの人がスタンダード口座から開設している
XMtradingでは、ほとんどの人が最初はスタンダード口座を開設して取引をはじめています。
スタンダード口座が選ばれる理由として、「スタンダード口座の標準的なスペック」と「ボーナスの利用が可能」という点があげられるでしょう。
したがって、特定の口座を使いたいなどの事情がない限り、スタンダード口座で不自由なくトレードが行えます。まずは、スタンダード口座から利用してみてはいかがでしょうか。
マイクロ口座は超少額の取引が可能
XMマイクロ口座は超少額の取引が可能です。スタンダード口座やゼロ口座の1ロットあたりの取引量は「100,000通貨」で、最小ロット数が「0.01ロット(1,000通貨)」です。
一方で、マイクロ口座の1ロットあたりの取引量は「1,000通貨」で最小ロット数は「0.01ロット(10通貨)」です。
XMマイクロ口座なら、理論的には約1円からでも取引が可能です。しかし、ロスカットなどを考えると現実的ではないため、最低でも数千円ぐらいの資金から始めたほうがよいでしょう。
関連:XMtradingの最大ロットと最大ポジション数とは?【大口トレーダー必見】
ゼロ口座はスプレッドが狭いが取引手数料がかかる上級者向け
XMゼロ口座では、狭いスプレッドで取引が行えますが取引手数料がかかるため、上級者向けの口座タイプといえるでしょう。
各口座タイプにおける、主要通貨ペア別のスプレッドは以下の通りです。
スタンダード口座 | マイクロ口座 | ゼロ口座 | |
---|---|---|---|
ドル円 | 1.6pips | 1.6pips | 1.1pips(0.1pips) |
ユーロドル | 1.6pips | 1.6pips | 1.1pips(0.1pips) |
ユーロ円 | 2.3pips | 2.3pips | 1.6pips(0.6pips) |
ポンドドル | 2.2pips | 2.2pips | 1.4pips(0.4pips) |
ポンド円 | 3.6pips | 3.6pips | 2.2pips(1.2pips) |
豪ドル米ドル | 1.8pips | 1.8pips | 1.4pips(0.4pips) |
豪ドル円 | 3.3pips | 3.3pips | 1.8pips(0.8pips) |
XMゼロ口座のカッコ内の数値は取引手数料を含まないスプレッドです。以上のように、ゼロ口座のスプレッドは極めて狭く設定されています。
セロ口座なら取引手数料を加味したとしても、取引ごとにかかるコストはスタンダード口座、マイクロ口座よりも低く抑えることが可能です。
このように、ゼロ口座では取引コストを低く抑えることができるため、取引回数が多くなりがちな短期トレードにマッチするといえるでしょう。
ただ、取引回数が多くなると取引の時間軸が短くなり、より多くの適切な判断が求められます。また、ミスのない精密なトレードも要求されるため、取引の難易度が上がります。
したがって、ゼロ口座は上級者向けの口座といえるでしょう。
極口座は海外FXの魅力を全て詰め込んだ口座タイプ
極口座は、XMtradingで2022年に新たにリリースされた口座タイプです。
XMの弱点だったスプレッドの広さをカバーし、さらに取引手数料無料、スワップフリーで取引できます。
取引商品はFXのみで、CFDや株価指数、エネルギー銘柄の取引はできません。
ボーナスも受け取れるのは口座開設ボーナスのみとなており、入金ボーナスやXMポイントは対象外です。
関連:XMのKIWAMI極口座(極み口座)だけのメリットとは?スプレッド一覧
XMtradingの口座タイプごとにおすすめのトレーダーを解説
XMの各口座タイプの特徴をつかんだところで、それぞれの口座タイプがどのようなトレーダーにマッチするのかを見ていきましょう。
それぞれの口座にあう、大まかなトレーダー像をイメージできるように解説していきます。
スタンダード口座がおすすめのトレーダー
XMスタンダード口座は、「幅広い種類のトレーダー」におすすめできる口座といえるでしょう。
なぜなら、口座スペックに偏りがないからです。したがって、どのようなトレーダーにもある程度マッチする口座設計になっています。
例えば、ある程度の短期トレードであれば、スプレッドの狭い通貨ペアを選択することで、取引コストを抑えることが可能です。
反対に、中長期トレードならボーナスを利用した低レバレッジ取引を心がけることで、値動きの「ブレ」をカバーしながらトレードすることができます。
このように、XMスタンダード口座なら時間軸の幅と、ボーナスを適度に利用できるため、多くのトレードスタイルにマッチします。
ただ、幅広いトレーダーにマッチするということを言い換えれば、特化した部分がないともいえるでしょう。
したがって、より高い口座スペックを望むトレーダーにとっては、物足りなさを感じることになるかもしれません。
マイクロ口座がおすすめのトレーダー
XMマイクロ口座は「海外FXが初めてのトレーダー」や「取引経験の浅いトレーダー」におすすめです。
というのも、マイクロ口座なら取引量を極めて小さくすることができるからです。海外FXが初めの方であれば、操作ミスや発注ミスなどちょっとしたミスによる損失発生の可能性が高くなります。
取引経験が浅いうちは、「手法が悪い」「戦略が悪い」などという以前の問題が、トータル損益を悪化させている場合がほとんどです。
例えば、「発注時の数量のミス」や「通貨ペアの選択ミス」または、本来エントリーするような状況ではないのに、感情的になってエントリーするなどの判断ミス。
無数のミスがあり、人それぞれで犯しやすいミスの種類は異なります。ですので、自分はどのようなミスを犯しやすいのかという傾向を探ることのほうが優先されます。
マイクロ口座ならいくらミスを犯しても、損失額を極めて小さく抑えることが可能です。このようなちょっとしたミスを犯すことを想定して、あらかじめ取引量抑えておけば、ミスを犯しやすい時期の損失額を小さくすることができます。
したがって、「海外FXが初めてのトレーダー」や「海外FXの経験が浅いトレーダー」にはXMマイクロ口座がおすすめといえるでしょう。
ZERO口座がおすすめのトレーダー
XMゼロ口座は「海外FX経験者」や「短期トレーダー」におすすめできる口座タイプです。おすすめ理由のひとつとして取引コストの安さがあげられます。
ゼロ口座では、スプレッドが極めて狭く設定され、取引手数料を加味したとしてもスタンダード口座、マイクロ口座よりも取引コストを低く抑えることが可能です。
短期トレードでは取引回数が多くなり、取引をするたびに取引コストがかかります。1回ごとの取引コストは小さなものですが、積み上がることによって大きく利益を圧迫してしまいます。
また、短期トレードにおける利幅は小さくなる傾向にあるため、できる限り取引コストは低く抑える必要があるでしょう。
したがって、取引コストを抑えることができるXMゼロ口座は短期トレーダーにマッチします。反対にゼロ口座のデメリットとして、以下の2点も押さえておくべきでしょう。
- 最大レバレッジが500倍に制限される
- XMポイント(取引ボーナス)や入金ボーナスが受け取れない
デメリットはあるものの、ある程度海外FXを経験しているトレーダーであれば、レバレッジが制限されたとしても資金量で賄えたり、取引回数で補うことも可能です。
さらに、ボーナスがなくとも資金量は取引利益で賄うことができるでしょう。このような理由から、XMゼロ口座は「海外FX経験者」や「短期トレーダー」におすすめすることができます。
関連:XMtradingのスプレッド一覧!広い理由や広がる時間帯を比較。表示・確認方法も
極口座がおすすめのトレーダー
極口座は低スプレッド・スワップフリーと特化型の口座タイプのため、FX銘柄がメインのスキャルピングトレーダーにおすすめです。
取引手数料を加味したスプレッドはXMtradingの口座タイプのなかで最も狭くなっており、さらにレバレッジもゼロ口座より高い1000倍で取引可能。
一方で、スワップポイントで稼ぐことはできないため、長期トレーダーには極口座はおすすめできません。
極口座のボーナスは、ゼロ口座と同様に口座開設ボーナスのみとなっています。
関連:XMtradingのスキャルピング完全攻略!手法やおすすめの通貨ペアは?
XMtrading口座タイプの確認方法
XMtradingの口座タイプを確認方法を見ていきましょう。
XMtradingの口座タイプは、以下の手で確認できます。
- XMにログインしてマイアカウントページを表示
- 口座一覧の中から、口座タイプを確認したい口座をクリック
まず、XMtradingにログインして、マイアカウントページを表示させます。
続いて、XMマイアカウントページに表示されている口座一覧から、口座タイプを確認したい口座をクリックします。
プルダウンメニューで表示される項目の「口座種別」横に口座タイプが表記されています。
XMtradingでは口座タイプは変更できる?
XMtradingの口座タイプは後から変更できるのかどうかを見ていきましょう。
口座タイプを途中で変更することはできない
結論から言うと、XMの口座タイプは口座開設後に変更はできません。1度開設した口座タイプを変更することはできないため、他の口座タイプで取引をしたい場合は、追加で口座を作る必要があります。
XMtradingは最大8つまで口座を開設することができる
XMで追加口座の開設ができるのは最大8つまでです。追加口座を開設する場合は、新規で口座開設する必要はなく、マイアカウントページ内から追加口座を作成することができます。
なお、追加口座開設は「新規口座開設ボーナス」の付与対象ではありません。「新規口座開設ボーナス」は、XMで最初に開設したリアル口座のみに付与されるボーナスです。
XMtradingの追加口座開設方法
XMtradingの追加口座を作成するための手順は、以下の通りです。
- XMのマイアカウントページにログイン
- 「追加口座を開設する」をクリック
- 必要事項を選択
①XMtradingのマイアカウントページにログインします。
②「追加口座を開設する」をクリックします。
③必要事項の選択・入力を行います。
- 取引プラットフォームタイプ:MT4/MT5から選択
- 口座タイプ:「スタンダード」「マイクロ」「ゼロ」から選択
※口座タイプの変更は後からできません。 - 口座の基本通貨:「JPY」「USD」「EUR」から選択
- レバレッジ:1:1~1:1,000の中から選択
- 口座ボーナス:特段の事情がない限り「はい、ボーナスの受け取りを希望します。」を選択
口座パスワードを設定します。
- 「口座パスワード」と「パスワードの確認」欄に半角英数字でパスワードを入力
- チェックボックスにチェックを入れる
- 「リアル口座開設」をクリック
以上で、XMtradingの追加口座の作成は完了です。
XMtradingの口座タイプに関する注意点
XMtradingの口座タイプに関する注意点を見ていきましょう。
口座タイプによって銘柄のシンボルが異なる
口座タイプによって、銘柄のシンボル表記は以下のように異なります。
シンボル名 | 口座タイプ | 表記 |
---|---|---|
USDJPY | スタンダード口座 | 一般的な表記がされています。 |
USDJPYmicro | マイクロ口座 | シンボル末尾にmicroが付きます。 |
USDJPY. | ゼロ口座 | シンボルの最後にドットが付きます。 |
ゼロ口座・極口座資金移動をするとボーナスが消滅する
XMでは、ゼロ口座と極口座に資金移動をすると、ボーナスは消滅してしまいます。
その理由は、XMの「口座開設ボーナス」以外のボーナスがゼロ口座と極口座では対象外とされているからです。
また、ボーナスだけでは口座間の移動ができないことにも、注意してください。
ボーナス保有口座から別の口座へ資金移動すると、同割合のボーナスが移動します。
ゼロ口座・極口座では商品、株式指数、エネルギーの取引ができない
XMのゼロ口座・極口座では商品、株式指数、エネルギーの取引ができません。ゼロ口座で取引できるのは、通貨ペアとゴールド、シルバーだけです。
他の銘柄を取引したい場合は、追加口座でスタンダード口座かマイクロ口座を作成する必要があります。
全ての口座で口座維持手数料が発生する
XMでは口座タイプに関わらず、全ての口座で口座維持手数料が発生します。ただ、口座維持手数料が発生するのは以下の条件にあてはまる場合のみです。
- 90日間以上取引がない
- 入出金履歴がない
以上のような場合、休眠口座とみなされ、毎月5ドルの口座維持手数料が発生します。しかし、口座維持手数料が発生するのは、口座に残高がある場合のみです。
また、休眠口座とみなされるた場合、ボーナスは全額消滅してしまいます。したがって、口座に残高があるうちは、最小ロットでの取引をしておいた方がよいでしょう。
もし、長期間取引の予定がない場合は、口座残高をゼロにしておくのもひとつの手といえます。
まとめ:まとめ:迷ったらまずはXMスタンダード口座を開設しよう
XMには3つの口座タイプがあります。もし、どの口座タイプを選択するかで迷っているのなら、スタンダード口座を開設しておきましょう。
後から他の口座タイプを利用したくなった場合は、追加で口座を作成することができます。それぞれの口座タイプの特徴を端的に表すと以下の通りです。
- ほとんどの人がスタンダードを開設している
- マイクロ口座は超少額の取引が可能
- ゼロ口座はスプレッドが狭いが取引手数料がかかる上級者向け
このように、3つの口座タイプにはそれぞれ異なる特徴があります。それぞれの口座にマッチするトレードスタイルを記事内にてご紹介しているので、参考にしてください。
また、1度口座タイプを選択すると、後から口座タイプを変更することはできません。他の口座タイプで取引したい場合は、追加口座を作成する必要があります。
追加口座の作成は8つまでで、マイアカウントページ内から簡単に作成することが可能です。もし、口座選びで迷っているのなら、まずはスタンダード口座から開設してみてはいかがでしょうか。
(XM公式サイト)
※次画面の「ウェブで続ける」ボタンをタップすると口座開設フォームへ遷移します。