ハイレバレッジの海外FX業者で取引をしていると、最大ロット数やポジション数がどのくらいなのか気になることはないでしょうか。
上限がないわけではありませんので、XMでも1度にエントリーできる最大ロット数やポジション数は決まっています。
今回はXMの最大ロット数を口座や銘柄ごとに紹介していきます。
ロット数によっては1pipsあたりの損益は大きく変わってくるため、事前に確認できると良いのではないでしょうか。
詳しく解説していきますので、トレード前の参考にしていただけると幸いです。
(XM公式サイト)
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関連:XMtradingの評判・口コミ!海外FX大手業者の評価・安全性とは?
XMの最大ロット
XMの最大ロット数を口座ごとにまとめてみました。
口座タイプ | スタンダード口座 | ゼロ口座 | マイクロ口座 | KIWAMI極口座 |
---|---|---|---|---|
最大ロット数 | 50ロット | 50ロット | 100ロット | 50ロット |
通貨単位 (1ロット) | 10万通貨 | 10万通貨 | 1,000通貨 | 10万通貨 |
では、XMの各口座タイプの最大ロットについて確認していきましょう。
なお、XMの各口座タイプのスペックを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連:XMtrading口座タイプの種類とおすすめは?違いや変更・確認方法も解説
XMのスタンダード口座の最大ロット
XMのスタンダード口座における最大ロット数は「50ロット」です。
なお、スタンダード口座は1ロットあたり10万通貨となるため、50ロットでは「500万通貨」の取引ができるということになります。
日本円にすると1回のトレードで「5億円」もの大金で取引をすることになるのです。
この場合、1pips動くだけで5万円、10pips動くと50万円の損益が発生しますので、取引口座に大金が入っていないとエントリーすらできません。
2023年2月時点、1,000倍のレバレッジでドル円50ロットの必要証拠金は65万円ほど必要となります。
XMのマイクロ口座の最大ロット
XMのマイクロ口座の最大ロット数ですが「100ロット」が上限となります。
スタンダード口座・ゼロ口座・KIWAMI極口座より大きいの?と思うところですが、マイクロ口座の1ロット単位は1,000通貨となっているため、100ロットあっても10万通貨になるのです。
実質スタンダード口座・ゼロ口座・KIWAMI極口座の1ロット分がマイクロ口座の100ロット計算になります。
XMのゼロ口座の最大ロット
XMのゼロ口座の最大ロット数は、スタンダード口座と同様に「50ロット」となっています。
また、通貨単位も「10万通貨」なので、最大「500万通貨」の取引が可能となっています。
つまり、約5億円分のポジションを保有することができます。
XMのKIWAMI極口座の最大ロット
XMのKIWAMI極口座の最大ロット数は、スタンダード口座と同様に「50ロット」です。
また、通貨単位も「10万通貨」となっているので、最大「500万通貨」の取引可能で、約5億円分のポジションを保有することができます。
関連:XMのKIWAMI極口座(極み口座)だけのメリットとは?スプレッド一覧
XMのポジション数の上限と最大取引金額
続いて、XMの最大ポジション数の上限と最大取引金額について解説していきます。
XMで同時に保有することができる最大ポジション数は全口座共通で「200」となります。
つまり1口座で最大ポジジョン+最大ロットで取引をすると1,000ロット(1,000億円)という恐ろしい金額でエントリーができます。
さらに、XMでは最大8口座まで開設することができますので、理論値としては1,600ポジションまで保有可能となります。
この場合の最大取引金額は8,000億円なので、ここまでくると必要証拠金も果てしない金額になることから、上限いっぱいに取引できる方がどれくらいいるのか疑問です。
日本国内でも数人いるかいないかといったレベルでしょう。
XMの最大ロットの必要証拠金は?
ここでは最大ロットの必要証拠金について計算式を解説していきます。
XMでは必要証拠金の計算式は以下のとおりです。
例えば、スタンダード口座で50ロット(500万通貨)+レバレッジ1,000倍でドル円の取引した場合「5,000,000÷1,000×130.03250」といった計算式となり、必要証拠金は650,158円になるのがわかります。
ここからは、XMの最大ロットの必要証拠金について各通貨ペアごとに解説していきます。
メジャー通貨ペアの最大ロットの必要証拠金
レバレッジ1,000倍で最大ロットの必要証拠金をまとめてみました。
現在の変換価格 | 最大ロットの必要証拠金 | |
---|---|---|
EURUSD | 1.08557 | 705,806円 |
GBPUSD | 1.23089 | 800,155円 |
USDJPY | 130.03250 | 650,158円 |
USDCHF | 0.91682 | 1,625,422円 |
AUDUSD | 0.70504 | 458,406円 |
AUDJPY | 91.67700 | 458,385円 |
EURJPY | 141.175 | 705,875円 |
EURGBP | 0.88186 | 705,909円 |
※2023年2月時点の価格でスタンダード口座の場合を表記
XMのマイナー通貨ペアの最大ロットの必要証拠金
マイナー通貨ペアの最大ロットの必要証拠金は以下のとおりです。
現在の変換価格 | 最大ロットの必要証拠金 | |
---|---|---|
AUDCHF | 0.6463 | 1,145,914円 |
AUDNZD | 1.09635 | 458,351円 |
CADJPY | 97.675 | 488,375円 |
CADCHF | 0.68866 | 1,220,968円 |
CHFJPY | 141.836 | 1,772,950円 |
EURAUD | 1.54048 | 705,877円 |
EURCAD | 1.44526 | 705,870円 |
EURCHF | 0.99523 | 1,764,456円 |
EURHUF | 391.2125 | 705,758円 |
EURZAR | 18.91255 | 705,756円 |
GBPAUD | 1.74689 | 800,362円 |
NZDJPY | 83.5875 | 417,938円 |
USDMXN | 18.86588 | 650,138円 |
USDTRY | 18.81352 | 6,501,275円 |
USDZAR | 17.42315 | 650,140円 |
※2023年2月時点の価格でスタンダード口座の場合を表記
貴金属・CFD銘柄の最大ロットの必要証拠金
貴金属・CFD銘柄の最大ロットの必要証拠金は以下のとおり。
現在の変換価格 | 最大ロットの必要証拠金 | |
---|---|---|
GOLD | 1,925.695 | 1,251,799円 |
SILVER | 23.6315 | 1,920,133円 |
※2023年2月時点の価格でスタンダード口座の場合を表記
XMのゴールドについて、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
関連:XMtradingのゴールド(金)は稼ぎやすい?スプレッド・レバレッジ・取引時間も解説
XMの最大ロット取引の損益計算をしてみた
ここから、XMの最大ロットで取引をした場合の損益計算について解説していきます。
例として通貨ペアはドル円で計算してみます。
最大ロットで取引した際の1pipsはどのくらいの金額になるのかイメージしておくと良いので参考にしてみてください。
XMのスタンダード口座で最大ロットの取引をすると1pipsでいくら動く?
XMのスタンダード口座の1ロットは10万通貨なので、最大ロットである50ロットの取引をした場合、500万通貨となります。
ドル円では1円(100pips)の動きで500万円の損益となるため、スタンダード口座でドル円50ロットのエントリーで1pipsあたり5万円の損益が発生することになります。
十分な証拠金も必要になりますが、XMではレバレッジ1,000倍でトレードができるため、国内口座ではなかなか手が出せない取引も可能ということです。
利益も大きいですが、損失も計り知れない点は注意が必要です。
XMのマイクロ口座で最大ロットの取引をすると1pipsでいくら動く?
XMのマイクロ口座の1ロットは1,000通貨となっているため、最大ロットの100ロットで取引しても、10万通貨となります。
つまり1pipsの動きでも1,000円の値動きなので、スタンダード口座と比べると大きな利益は狙えませんが、損失も抑えることができます。
XMのゼロ口座で最大ロットの取引をすると1pipsでいくら動く?
ゼロ口座もスタンダード口座と同様1ロットが10万通貨なので、最大ロットである50ロットの取引をした場合、500万通貨となります。
1pipsあたり5万円の損益が発生することになりますので、証拠金もそれなりに必要です。
スタンダード口座に比べるとスプレットが狭いことから、エントリー時の損失は抑えられますが、取引手数料は別途かかることも認識しておきましょう。
XMの最小ロット
ここからはXMで取引する際の最小ロットについて解説していきます。
最大ロットと同様に口座タイプによって異なるため、エントリーする際の参考にしてみてください。
XMのスタンダード口座・ゼロ口座・KIWAMI極口座の最小ロット
スタンダード口座とゼロ口座の最小ロット数は0.01ロットです。
1ロットが10万通となるため、0.01ロットは1,000通貨となります。
つまり、100pips動いても1000円の損益ですので、あまり大きな損益は見込めません。
XMのマイクロ口座の最小ロット
マイクロ口座の最小ロットについては、MT4とMT5で異なります。
- MT4:0.01
- MT5:0.1
しかし、XMのマイクロ口座は、1,000通貨のため最小ロットでの取引ではたったの10通貨です。(MT5は100通貨)
ポラリティの高い通貨ペアでは多少の損益も発生するかも知れませんが、ドル円のように比較的安定した通貨ペアではほぼ金額の動きもないといえるでしょう。
XMのロットに関する注意点・ポイント
XMの最大ロットで取引する際の注意点やポイントをまとめてみました。
では、XMのロットに関する注意点・ポイントについて確認していきましょう。
なお、XMのレバレッジ規制・レバレッジ制限については、以下の記事にまとめているのでぜひご覧ください。
関連:XMのレバレッジ規制・制限とは?1000倍への変更&確認方法まとめ
XMは証拠金残高次第でレバレッジ制限がかかる
XMでは、証拠金残高の金額によって以下のようにレバレッジ制限がかかります。
証拠金 | レバレッジ |
---|---|
5ドル~20,000ドル未満 | 1,000倍 |
20,000ドル~100,000ドル | 200倍 |
1,000ドル以上 | 100倍 |
仮にドル円を最大ロットで取引する場合、口座に200万円以上あると約309万円の必要証拠金が必要になります。
つまり、口座残高が300万円ほどの資金では、レバレッジ制限の関係上最大の50ロットでは取引ができなくなります。
レバレッジ制限は口座残高、ボーナス、現在保有しているポジションの損益も含まれた額で決められるため、1,000倍のレバレッジで取引していた状態でも口座資金が200万円を越えた場合に制限がかかると言う点に注意が必要です。
XMにはロット数によるレバレッジ制限はない
XMにはロット数によるレバレッジ制限はありません。
1取引あたりのロット制限は他社よりも厳しいイメージはありますが、最大200ポジションまで保有することは出来るので、実質50ロット以上の取引もできます。
複数ポジションによってレバレッジ制限がかかることもないので安心です。
XMのCFD銘柄はレバレッジが異なる
XMでは「商品・株価指数・貴金属・エネルギー」など複数のCFD銘柄も取引できますが、マイナー通貨ペア同様にCFD銘柄も個別にレバレッジが決まっています。
レバレッジが異なるということは最大ロットでの取引でも証拠金が多く必要になる点は事前に把握しておく必要があります。
XMロットのまとめ
今回は、XMの最大ロット数について銘柄ごとに紹介させていただきました。
海外FXはレバレッジも高く、特にXMの1,000倍と言う数字はとても魅力的です。
その上、最大ロット数は為替通過ペアでは50ロットでトレードができるため、とてつもなく大きな金額を動かせることが理解できたのではないでしょうか。
数pipsの動きで数十万円の損益が発生する体験を一度は味わってみたい方も多いでしょう。
十分な証拠金も必要となりますが、レバレッジ制限にも注意しつつチャンスがあれば試していただけると良いと思います。
損失も大きくなるので資金管理は十分に注意してください。