仮想通貨FX海外取引所の魅力といえば、やはりレバレッジの大きさです。
国内取引所の最大レバレッジは法律によって25倍に制限されていますが、海外取引所は最大レバレッジに制限はありません。
ただし、海外取引所によって最大レバレッジの倍率は異なり、ハイレバ取引を行う仕様も取引所によって異なります。
この記事では、仮想通貨FX海外取引所のレバレッジ最大のおすすめ業者について詳しく解説します。
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【2023年最新】仮想通貨FX海外取引所のレバレッジ一覧
仮想通貨FX海外取引所 | 取り扱い仮想通貨 | 最大レバレッジ |
---|---|---|
FXGT | 8種類 | 1000倍 |
BAQRON | 150種類以上 | 125倍 |
Bitterz | 18ペア | 888倍 |
Bybit | 130種類以上 | 100倍 |
CryptoGT | 64種類 | 500倍 |
Binance | 150種類以上 | 20倍 |
Bitget | 10種類以上 | 125倍 |
OKEx | 165種類以上 | 125倍 |
FTX | 20種類以上 | 101倍 |
Bitfinex | 200種類以上 | 3.3倍 |
BaseFEX | 12ペア | 100倍 |
POLONIEX | 85種類 | 2.5倍 |
最大レバレッジ500倍以上の取引所は3つ
海外の仮想通貨取引所では最大で1000倍の倍率で取引が可能となっており、最大レバレッジ500倍以上の取引所が3つあります。
ここでは、最大レバレッジ500倍以上の取引所を紹介します。
FXGT|最大レバレッジ1000倍
FXGTは2021年6月28日から、レバレッジ倍率が1000倍に変更になりました。
仮想通貨取引所で最大のレバレッジ倍率となり、1万円入金すれば1000万円までの通貨の取引ができます。
仮想通貨以外にも、エネルギー、メタル、株式など豊富な銘柄を取り扱っています。日本語によるサポートがあるため、取引画面を日本語表示することが可能です。
また、追証がなく、スプレッドが狭いなどの特徴があります。とにかくハイレバレッジ取引がしたい方にはおすすめの取引所です。
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Bitterz|最大レバレッジ888倍
Bitterzは、最大レバレッジ倍率が888倍で取引をすることができます。Bitterzは2020年4月に設立された海外仮想通貨取引所で、豪華なボーナスが特徴です。
なお、888倍で取引できるのは250米ドルまでとなっており、それ以降はレバレッジ倍率が変動します。
Bitterzは主に以下の4つの特徴があります。
- 250米ドルまで最大レバレッジ888倍
- USD/JPY/BTCの3種類の通貨タイプ
- 口座開設ボーナスは最大1万円
- ロスカット水準100%
口座開設時に最大1万円のボーナスを獲得することができ、獲得したボーナスで最大レバレッジ888倍で取引を体験することが可能です。
CryptoGT|最大レバレッジ500倍
CryptoGTは最大レバレッジ500倍で、仮想通貨FXに特化した海外の取引所です。国内の取引所と比べてスプレッドが狭いため、利益を出しやすくなっています。
その他の特徴にゼロカットがあり、証拠金以上の損失をする心配はありません。仮想通貨FXに安心して取り組めます。
日本語のサポートがあり、日本円建てでの取引が可能など、様々な魅力のある取引所となっています。
最大レバレッジ100倍以上の取引所は5つ
ここでは、最大レバレッジ100倍以上で仮想通貨FXの取引ができる海外取引所を5つ紹介します。
BAQRON|最大レバレッジ125倍
BAQRONは2021年11月にサービスを開始した、仮想通貨FXができる取引所です。Binanceと提携しているため、安心して取引を行えます。
最大のレバレッジ倍率は125倍で、取り扱っている仮想通貨の種類は130種類以上です。取引情報をBinanceと共有しているため、安全性も高いといえます。
まだサービスを開始したばかりですが、今後さらにサービス改善を行っていくと公式に発表しています。
OKEx|最大レバレッジ125倍
OKEx(オーケーイーエックス)は中国三大取引所の一つで、中国のオーケーグループが運営しています。BinanceやHuobiとともに、非常に評判の高い知名度を持っている取引所です。
最大のレバレッジ倍率は125倍で、取り扱っている仮想通貨の種類は165種類以上となっています。日本国内の取引所では扱っていないアルトコインを豊富に取り揃えているのが魅力です。
先物取引や現物取引といった、6種類の取引方法が用意されています。
FTX|最大レバレッジ101倍
FTX(フィントルエックス)は、2019年取引所で、Binanceと提携しています。そのため、Binanceの独自トークン(BNB)を扱うことが可能です。
最大のレバレッジ倍率は101倍で、取り扱っている仮想通貨の種類は20種類以上になります。
FTXは独自のデリバティブ商品を揃えており、デリバティブの経験のある方は仮想通貨デリバティブ商品の取引は特におすすめです。レバレッジトークンが売買できるのも魅力となっています。
Bybit|最大レバレッジ100倍
Bybitはシンガポールに拠点を置く取引所で、2021年8月の時点で24時間取引高がBinanceに次ぐ世界第二位となっています。
最大のレバレッジ倍率は100倍で、取り扱っている仮想通貨の種類は130種類以上です。国内の取引所では取り扱っていないマイナーなアルトコインの売買ができます。
スプレッドが狭く、日本語でのサポートに対応しているため、海外の仮想通貨取引所を初めて利用する方でも簡単に取引が可能です。
また、追証が発生しないため、口座資金以上の損失を負うことはありません。
関連:Bybitの評判を徹底まとめ!調べて分かった衝撃の事実を暴露
BaseFEX|最大レバレッジ100倍
Basefexは2018年にセーシェル共和国に設立されました。レバレッジ専用の仮想通貨取引所となっており、現物取引には対応していません。
最大のレバレッジ倍率は100倍となっていますが、100倍で取引できるのはビットコインのみとなっています。レバレッジ倍率は、1倍・2倍・3倍・5倍・10倍・25倍・50倍・100倍で設定が可能です。
最大レバレッジ10倍以下でおすすめの取引所
ここでは、仮想通貨FXの最大レバレッジが10倍以下の2つの海外仮想通貨取引所を紹介します。
POLONIEX
POLONIEXは世界最大級の仮想通貨取引所で、アメリカに拠点があります。メジャーなアルトコインを一通り取り扱っており、仮想通貨取引の上級者に好まれている取引所です。
最大のレバレッジは2.5倍で、取り扱っている仮想通貨の種類は85種類になります。また、追証が発生しないため、口座資金以上の損失を負うことはありません。
Bitfinex
Bitfinexは2012年に香港で設立された、レバレッジ取引及び現物取引も行っている海外仮想通貨取引所です。
最大のレバレッジ倍率は3.3倍で、取り扱っている仮想通貨の種類は200種類以上になります。仮想通貨のレンディングサービスもあるため、トークンや法定通貨をユーザーに貸し付けることが可能です。
レンディングサービスを仮想通貨と平行して活用することによって、効率的に利益を上げることができるでしょう。なお、コールドウォレットで資産を管理しているのでセキュリティも万全です。
10倍以下なら国内取引所も検討しよう
海外仮想通貨取引所の魅力はレバレッジ倍率が高いことで、最大のレバレッジ倍率が100倍を超える取引所もあります。
ただし、倍率が10倍以下の海外取引所もあります。10倍以下であれば国内取引所も検討してみましょう。
レバレッジ取引ができる国内取引所一覧
国内取引所で仮想通貨FXができる主な6社の取引所を紹介します。
取引所名 | レバレッジ倍率 | レバレッジ手数料(日) | 対象銘柄数 | 追証基準 | ロスカット基準 |
---|---|---|---|---|---|
DMMBitcoin | 2倍 | 0.04% | 21 | 100% | 50% |
bitFlyer | 2倍 | 0.04% | 2 | 100% | 50% |
GMOコイン | 2倍 | 0.04% | 10 | なし | 75% |
Rakuten Wallet | 2倍 | なし | 5 | なし | 100% |
マネックスビットコイン | 2倍 | 0.04% | 4 | なし | 100% |
BITPOINT | 1倍・2倍から選択 | 0.04% | 1 | なし | 100% |
レバレッジで仮想通貨FX取引所を選ぶ基準
海外仮想通貨FX取引所の魅力といえば、やはりレバレッジ倍率の大きさです。国内の取引所では、法律によって最大のレバレッジ倍率は25倍に制限されています。
海外の取引所では、1000倍や500倍といったレバレッジ倍率で取引することが可能です。ここでは、レバレッジの仮想通貨FX取引所を選ぶ基準について紹介します。
主な基準は以下の5つになります。
- 業者によって最大レバレッジは違う
- 口座タイプによって最大レバレッジが違う
- 取引する通貨によって最大レバレッジが違う
- 証拠金残高や取引ロットによるレバレッジ制限がある
- 取引ツールによってレバレッジが変わることもある
業者によって最大レバレッジは違う
取引所によって最大レバレッジは異なります。最大のレバレッジ倍率が500倍や1000倍を超える取引所もありますが、10倍以下の取引所もあります。
とにかく、ハイレバレッジで取引したいのであれば、最大レバレッジ倍率が高い取引所を選ぶとよいでしょう。
口座タイプによって最大レバレッジが違う
海外仮想通貨FX取引所は、開設する口座の種類によってレバレッジ倍率が異なることが多いです。
例えば、初級者向けの口座では通常のレバレッジ倍率で取引できますが、中上級者向けの口座ではレバレッジ倍率が引き下げられます。
取引所によっては、初級者向けの口座と中上級者向けの口座のレバレッジ倍率が同じです。
取引する通貨によって最大レバレッジが違う
最大レバレッジは取引する通貨によって変わります。その理由は、変動の激しさが通貨ペアによって異なるからです。
例えば、CryproGTでは以下のように設定されています。
最大レバレッジ | 通貨ペア |
---|---|
500倍 | BTC/USD、ETH/USD、LTC/USD、BCH/USD、XRP/USD、XMR/USD |
100倍 | LNK/USD、WBT/USD、ZRX/USD、REN/USD |
主要な通貨は最大レバレッジは500倍ですが、Defi銘柄の最大レバレッジは100倍です。
証拠金残高や取引ロットによるレバレッジ制限がある
多くの仮想通貨FX海外取引所では、証拠金残高や取引ロットによるレバレッジ制限が設けられています。
CryptoGTの取引ロットによるレバレッジ制限は以下のようになっています。
取引量 | レバレッジ制限 |
---|---|
1万ドル未満 | 500倍 |
5万ドル未満 | 200倍 |
10万ドル未満 | 100倍 |
20万ドル未満 | 50倍 |
20万ドル以上 | 20倍 |
取引ツールによってレバレッジが変わることもある
利用する取引ツールによって、最大レバレッジが変動する取引所もあります。
例えば、easyMarketsという取引所では「MT4」か「ウェブプラットフォーム」のどちらかの取引ツールを利用することができますが、MT4の最大レバレッジは400倍でウェブプラットフォームの最大レバレッジは200倍となっています。
仮想通貨ハイレバ取引のメリット
ここでは、ハイレバ取引のメリットについて解説します。
仮想通貨FX海外取引所を利用したハイレバ取引のメリットは主に以下の5つになります。
- 通常より大きいポジションが持てるため資金効率が良い
- 仮想通貨FXはボラティリティが高いため短時間で大きな利益が狙える
- 海外取引所にはゼロカットがある
- 現物は売りからの注文ができない
- 最大レバレッジが高いとロスカットされづらい
通常より大きいポジションが持てるため資金効率が良い
最大レバレッジが高ければ高いほど、通常より大きいポジションを持つことが可能です。国内取引所の25倍と、海外取引所の1000倍を以下の表で比べてみました。
資金 | レバレッジ25倍 | レバレッジ1000倍 |
---|---|---|
1000円 | 2万5千円 | 100万円 |
1万円 | 25万円 | 1000万円 |
10万円 | 250万円 | 1億円 |
表で比べてみると、ハイレバ取引が可能な海外取引所の方が少ない資金で大きな額の取引が行えることがわかります。
仮想通貨FXはボラティリティが高いため短時間で大きな利益が狙える
仮想通貨は、取引所が新しい通貨の取り扱いを開始した場合や、仮想通貨のプレスリリースが合った場合にボラリティが高くなる傾向があります。
そのため、短時間で大きな利益を狙うことが可能です。
海外取引所にはゼロカットがある
海外取引所は「ゼロカット」というシステムを採用しており、FX取引でユーザーの残高がマイナスになった場合、取引所がユーザーの損失を補填する仕組みになっています。
そのため、口座資金以上の損失が発生しません。
現物は売りからの注文ができない
レバレッジ取引は、自分の口座の資金を証拠金として、証拠金の何倍もの額の取引ができるサービスとなっています。
現物取引ではレバレッジをかけた取引を行うことができません。
最大レバレッジが高いとロスカットされづらい
ロスカットは、証拠金維持率が一定の水準を下回った場合に、FX会社によって強制的に決済される仕組みになっています。
ハイレバ取引は証拠金維持率が高いため、ロスカットされづらいです。
仮想通貨ハイレバ取引のデメリット
ここでは、仮想通貨FX海外取引所でハイレバ取引を行う際のデメリットについて解説します。
ハイレバ取引の主なデメリットは以下の3つです。
- 損失も大きくなってしまう
- ボラティリティが高いことがデメリットになることも
- レバレッジ手数料がかかる取引所もある
損失も大きくなってしまう
1つ目のデメリットは「損失も大きくなってしまう」ことです。
ハイレバ取引は大きな利益を掴みやすい反面、資金に見合わない無茶なポジションで取引をすると損失が大きくなってしまいます。
「損切りラインを決める」や「ロットを調整する」などといった資金管理を行うようにしましょう。
ボラティリティが高いことがデメリットになることも
仮想通貨取引において、仮想通貨のボラティリティの高さは魅力です。ただし、逆に大きく資産を減らしてしまう可能性もあります。
一般的に投資の世界においては、ボラティリティの高いものはリスクが大きいと言われています。
レバレッジ手数料がかかる取引所もある
レバレッジ手数料がかかる取引所を利用する場合は、長期的にポジションを保有するときに注意が必要になります。
手数料が発生するタイミングや時刻は取引所によって異なります。
仮想通貨FXのレバレッジに関するよくある質問FAQ
ここでは、仮想通貨FX海外取引所のレバレッジに関するよくある質問について紹介します。
仮想通貨FXでレバレッジ最大なのはどこですか?
仮想通貨FX海外取引所でレバレッジで最大の業者はロシアに拠点のある「FXGT」で、レバレッジが1000倍でBTCの取引が可能です。
また、FXGTは3,000円分の口座開設ボーナスを提供しているので無料でレバレッジ取引をスタートすることができます。
公式サイトが完全日本語対応で、日本語サポートが手厚いのもFXGTの魅力といえます。
海外取引所のレバレッジの上限はいくつですか?
国内取引所とは異なり、海外取引所にはレバレッジの上限はありません。
日本では法律で最大レバレッジは25倍までと定められているため、国内取引所のレバレッジ上限は一律で25倍です。
海外取引所は日本国外に拠点を設け、拠点とする国の法律にのっとって取引所を運営するため、日本の法律の制限は受けません。
そのため、海外取引所は1000倍や500倍といったハイレバ取引を提供することが可能です。
レバレッジ手数料とはなんですか?
レバレッジ手数料とは、レバレッジ取引においてポジションをロールオーバーした際にポジションの保管費用として発生する料金のことです。
取引所によって手数料は異なります。
まとめ
この記事では、仮想通貨FX海外取引所のレバレッジ最大のおすすめ業者について詳しく解説しました。
海外取引所を選ぶ際の主な基準は以下の5つです。
- 業者によって最大レバレッジは違う
- 口座タイプによって最大レバレッジが違う
- 取引する通貨によって最大レバレッジが違う
- 証拠金残高や取引ロットによるレバレッジ制限がある
- 取引ツールによってレバレッジが変わることもある
仮想通貨FX海外取引所の最大の魅力はハイレバ取引ができることです。
取引所ごとに特徴や強みが異なりますので、この記事を参考にして取引所を選んでみてはいかがでしょうか。
海外取引所によっては、最大レバレッジが10倍以下の取引所もあります。その場合は、国内取引所を検討してみるといいでしょう。