仮想通貨FX(ビットコインFX)は、仮想通貨特有の価格変動の大きさを生かして大きな利益を狙える取引です。
仮想通貨を長期保有する手法もある一方で、超短期売買で利益を出す「スキャルピング」という手法もおすすめです。
スキャルピングでは比較的小さな値幅で売買を繰り返し、利益を積み重ねていくのがポイントになります。
国内の仮想通貨FX取引所では最大レバレッジが2倍に設定されているため、小さな値幅だと一回の取引で出せる利益もやはり少なくなってしまいます。
そこで、レバレッジに制限のない海外の取引所を利用するのがおすすめです。
この記事では、仮想通貨FXのスキャルピングにおすすめの海外取引所や選び方から、仮想通貨FXスキャルピングのメリットやデメリットも解説します。
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仮想通貨FX取引所 | レバレッジ | スプレッド |
---|---|---|
FXGT![]() | 1000倍 | 約1.75 |
Bybit![]() | 100倍 | 手数料制 |
exness![]() | 400倍 | BTCUSD 59pips~ |
仮想通貨FX/投資のリスクについては、金融庁HP「外国為替証拠金取引について」をご確認ください。
仮想通貨FXスキャルピングにおすすめの海外取引所
スキャルピングをする際には取引所のレバレッジの高さや売買の度に発生するスプレッド、取引手数料がポイントになります。
まずは、仮想通貨FX(ビットコインFX)でスキャルピングをするのにおすすめな海外取引所をご紹介します。
おすすめ仮想通貨FX取引所①FXGT(エフエックスジーティー)
画像引用元:FXGT
FXGTは、仮想通貨だけでなく為替や先物、指数などの幅広い商品を取り揃えたハイブリッド取引所です。そのため、仮想通貨以外の商品でもスキャルピングがしたい方にもおすすめできます。
FXGTの最大レバレッジは1000倍に設定されています。また「カスタムレバレッジ」という機能を利用することで5倍〜1000倍までの間で自分好みのレバレッジに設定もできるようになっています。
そして、FXGTではBTC/JPYのスプレッドが210円となっており、業界でも最狭の水準に保たれており、取引時手数料もゼロとなっております。スキャルピングで取引回数が多くなっても、手数料がかさんでしまう心配がないのが嬉しいポイントでしょう。
(FXGT公式サイト)
おすすめ仮想通貨FX取引所②Bybit(バイビット)
画像引用元:Bybit
Bybit(バイビット)ではスプレッドがかなり狭く設定されているうえ、Maker手数料が-0.025%という設定になっているのが特徴的な海外仮想通貨取引所です。
Maker手数料とは、指し値注文を行う際に発生する手数料です。通常は手数料が発生するとコストがかかってしまうものですが、Bybitの場合はMaker手数料が発生する度に利益になるという仕組みになっています。
また、Bybitでは取引手数料も最安水準となっており、先程ご紹介したMaker手数料-0.025%に続き、Taker手数料は0.075%という設定です。
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(Bybit公式サイト)
関連:Bybitの評判を徹底まとめ!調べて分かった衝撃の事実を暴露
おすすめ仮想通貨FX取引所③exness(エクスネス)
画像引用元:exness
exness(エクスネス)では、ビットコインやイーサリアムなどの主要仮想通貨をレバレッジ400倍で取引できます。
特にロースプレッド口座とプロ口座のスプレッドが狭くなっており、取引コストを抑えて仮想通貨FXをするには最適です。
さらに、exnessでは仮想通貨銘柄はすべてスワップフリーです。
仮想通貨の中長期取引でも、コストを気にすることなくポジションを保持できるのは嬉しいですね。
関連:exness(エクスネス)の仮想通貨取引・ビットコインFXを解説!スプレッド・スワップ・レバレッジも
おすすめ仮想通貨FX取引所④Binance(バイナンス)
画像引用元:Binance
世界最大の仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)は、誰でも一度は耳にしたことがあるでしょう。
Binanceはレバレッジが125倍という高めの設定のうえ、取引コストを低く抑えられるのが魅力的な取引所です。
特に、Binanceが発行する独自通貨「BNB」をうまく活用すると、手数料をさらに抑えることもできるのも見逃せません。
取引コストをできるだけ抑えて仮想通貨FXのスキャルピングを行いたい人にはBinanceがおすすめです。
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(Binance公式サイト)
スキャルピングに適した仮想通貨FX(ビットコインFX)取引所の選び方
仮想通貨FX(ビットコインFX)でスキャルピングを行う際には、取引所選びが重要なポイントになります。取引所を選ぶ際のポイントは次の通りです。
取引手数料・スプレッドなどの取引コストが低い
スキャルピングは、短時間で何度も取引を繰り返す取引手法です。
そのため、1回ごとの取引で発生する取引手数料やスプレッドをできるだけ低く抑えて、取引コストがかさむのを避ける必要があります。
仮想通貨FX(ビットコインFX)でスキャルピングを行う際には、取引手数料やスプレッドの低さに定評のある海外取引所を選びましょう。
関連:仮想通貨FXのスプレッドとは?極小のおすすめ業者10社を紹介
最大レバレッジが高い
仮想通貨FX(ビットコインFX)でスキャルピングを行うなら、最大レバレッジの高さにも注目しておくべきです。
スキャルピングではポジションをすぐに決済することができるため、中長期的な取引と比較すると一度の取引で発生する損失が小さくなります。そのため、大きなレバレッジをかけても巨額の損失が出るのを避けつつ、効率よく利益を出すことができるのです。
取引所を選ぶ際には、最大レバレッジの大きさを事前にチェックしておきましょう。
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ゼロカットを採用している
仮想通貨FX(ビットコインFX)のスキャルピングに利用する取引所を選ぶ際には、ゼロカットシステムが採用されているかどうかが非常に大切になります。
スキャルピングは短期間での取引が中心になるため、一度の取引で発生する損失を抑えられるのがポイントです。しかし、ハイレバレッジで取引を行う上では大きな損失を抱えたり、借金を追ってしまうリスクには注意が必要です。
ゼロカットを採用している取引所なら、口座に保有してある残高以上の損失が発生しても借金を追う心配がありません。国内の取引所ではゼロカットシステムが提供されていないため、海外の仮想通貨取引所でスキャルピングを行うのがおすすめです。
取引量が多く流動性が高い
仮想通貨FX(ビットコインFX)のスキャルピングで上手に利益を出すためには、利用する取引所の取引量と流動性の大きさが鍵になります。
スキャルピングでは細かい値幅で何度も決済をする必要があり、エントリーや決済のタイミングがズレてしまうと狙い通りの取引ができません。
取引所を選ぶ際には取引量や流動性が十分にあり、狙い通りに約定できる取引所かどうかを確認しておく必要があります。
サーバーが強く注文が通りやすい
先に解説したように、仮想通貨FX(ビットコインFX)のスキャルピングは細かい値幅で利益を出し続ける手法です。そのため、スキャルピングは取引所のサーバーに大きな負荷をかけてしまう傾向にあるのです。
取引所によっては、サーバーへの負荷を避けるためにスキャルピング自体を禁止しているところもあります。
仮想通貨FXスキャルピングに利用する取引所は、サーバーが強くなければならないことは覚えておきましょう。
仮想通貨FX(ビットコインFX)でスキャルピングをするメリット
仮想通貨FX(ビットコインFX)でスキャルピングをするメリットは、次のとおりです。
仮想通貨はボラティリティが高い
仮想通貨がスキャルピングに向いている理由として、第一に挙げられるのがボラティリティの高さです。
仮想通貨相場は、為替などの従来の商品にはない非常に高いボラティリティが特徴的です。短時間で大きく価格が変動するため、中長期取引で大きな損失がでたり、強制ゼロカットに合うケースも少なくありません。
しかし、スキャルピングでは超短時間での売買を繰り返して行くため、価格変動の大きさを活かして一度の取引で比較的大きな値幅を取ることができるのです。
海外取引所のハイレバとの相性が良い
仮想通貨FX(ビットコインFX)のスキャルピングでは、海外取引所のハイレバレッジの恩恵を存分に受けられるのも嬉しいポイントです。
先述したように、仮想通貨FXは相場のボラティリティが非常に高いため、中長期間ポジションを保有すると損失が広がりやすくなるという懸念があります。
その点、超短期間の取引を行うスキャルピングなら一度の取引で発生する損失が抑えられます。そのため、レバレッジが高いとはいえロスカットに合うという事態を避けやすくなるのです。
細かく利益を積み重ねる方法だからこそ、海外取引所のハイレバレッジを最大限活用することができるということです。
為替よりファンダメンタルズの影響を受けづらい
為替市場では世界情勢などのファンダメンタルズ要素が相場の状況に大きく影響を与えることが少なくありません。
その一方で、仮想通貨FX(ビットコインFX)ならスキャルピングならほんの数秒から数分間の値動きを捉えることからファンダメンタルズの影響をあまり受けなくて済むというメリットがあります。また、仮想通貨の値動きに直接影響を与える経済指標というものも存在しません。
為替や株取引などのファンダメンタル分析が苦手という方は、仮想通貨FXのスキャルピングが向いているかもしれません。
レバレッジ手数料がかからない
仮想通貨FX(ビットコインFX)のスキャルピングは、「レバレッジ手数料」を避ける手段としてもおすすめできます。
仮想通貨FXでレバレッジをかけて中長期的に取引をする際、取引所によってはレバレッジ手数料が発生する場合があります。これは、レバレッジをかけたポジションを長期間保有した場合に発生する手数料ですが、スキャルピングならその心配はありません。
レバレッジ手数料も積み重なると大きなコストになる可能性もあるため、超短期間でポジションを解消するスキャルピングを行うのがおすすめです。
仮想通貨FX(ビットコインFX)でスキャルピングをするデメリット
仮想通貨FX(ビットコインFX)でスキャルピングをするデメリットは、次のとおりです。
スプレッドや手数料の影響を受けやすい
スキャルピングではレバレッジ手数料などのコストがかかる心配がない一方で、スプレッドや取引手数料の影響が大きくでてしまうというデメリットがあります。
1日に何度も取引を繰り返す手法だからこそ、一度の取引で発生するコストがかさみやすくなる点には注意しなければなりません。
チャートを見ていないとエントリータイミングを逃す
仮想通貨スキャルピングの2つ目のデメリットは、常にチャートを見ていないとエントリーのタイミングを逃してしまう可能性があるという点です。
仮想通貨の相場は、数分という短時間の間でも大きく変動するのが特徴的です。そのうえ、超短期間でエントリーポイントを見極めるスキャルピングを行うとなると、どうしてもチャートに張り付く必要がでてしまいます。
副業として仮想通貨FXに挑戦したい方など、チャートを常にチェックできる環境が整っていない方は仮想通貨のスキャルピングを行うのが難しいでしょう。
スキャルピングでは一瞬の判断が重要
仮想通貨FX(ビットコインFX)のスキャルピングでは、チャートの一瞬の見極めが重要です。
仮想通貨市場は値動きが激しいものです。
その中でエントリーポイントを逃さず、短期間の取引を繰り返すのにはある程度の判断力が必要になります。
逆に、その判断力がない方は損切りのタイミングを失ったり、エントリーのタイミングを見誤ってしまうリスクがあるのです。
仮想通貨FXでスキャルピングをする際には、仮想通貨取引に関する知識や経験も大事になるのは覚えておくべきでしょう。
ボラティリティが高く取引量が多い仮想通貨がおすすめ
仮想通貨市場は常に成長を続けており、銘柄数も非常に多くなっています。それでは、仮想通貨FX(ビットコインFX)でスキャルピングをする際にはどの銘柄を選ぶのが良いのでしょうか?
結論として、仮想通貨FXでのスキャルピングには基本的にビットコインとイーサリアムを使用するのをおすすめします。2つとも仮想通貨を代表する有名な銘柄なので、聞いたことのある人がほとんどではないでしょうか?
仮想通貨スキャルピングにビットコインとイーサリアムがおすすめな理由は次の通りです。
- ボラティリティが高い
- 取引量が多い
ビットコインやイーサリアムをスキャルピングに利用する1つ目のメリットは、ボラティリティの高さです。ビットコインとイーサリアムは知名度が高く、時価総額の1位と2位を占める2銘柄ですが、仮想通貨特有のボラティリティの高さも見られます。
仮想通貨FXのスキャルピングではボラティリティを活かすのがポイントでもあるので、この2銘柄を取引するのに最適だと言えるでしょう。
そして、ビットコインとイーサリアムなら取引量が圧倒的に多いのも見逃せません。
取引量が少ない銘柄だと、取引している人数自体が少ない場合もあり注文が通りにくかったり、相場が読みにくいというデメリットがあります。
そのため、仮想通貨でスキャルピングを行うなら取引量の多いビットコインとイーサリアムで取引をした方が成功しやすいと言えます。
仮想通貨FX(ビットコインFX)スキャルピングの注意点
ここでは、これから仮想通貨でスキャルピングを行ってみたい方に向けて注意しておくべき点を解説致します。
効率よく利益を出し続けるためにも、事前に注意点をよく理解しておきましょう。
取引コストがかさみやすい
スキャルピングは、短時間で何度も取引を繰り返す手法です。
そのため、仮想通貨FX(ビットコインFX)でも一度の取引で発生する手数料がかさみやすく、注意が必要になります。
1回の取引で発生する取引手数料やスプレッドなどは数百円など少ない金額ではありますが、積み重なっていくと大きな金額になってしまいかねません。
スキャルピングで成功しても取引にかかるコストが大きいと、最終的に手に入る利益が少なくなってしまいます。
仮想通貨FXでスキャルピングを行う際には、取引コストが少ない取引所を選ぶのが非常に重要だと頭に入れておきましょう。
逆に動いた場合の損切りを早めにする
仮想通貨FX(ビットコインFX)のスキャルピングでは、一度の取引で発生する利益が少ないため、一度の取引で大きな損失を出すのは絶対に避けるべきです。
数分間で売買を繰り返すスキャルピングでは相場を読むための経験や知識が必要になりますが、損切りを行うタイミングを見極める力も必要になります。
何度も取引を繰り返して少しずつ利益を積み重ねても、一度でも損切りのタイミングを見誤ると大きな損失を抱えてしまう可能性があります。
自分自身で損切りのルールが確定していない方や、仮想通貨FXの初心者の方はこの点に注意しましょう。
稼働通貨FX(ビットコインFX)初心者はデモ口座で練習しよう
これから仮想通貨FX(ビットコインFX)やスキャルピングに挑戦する初心者の方は、まずはデモ口座で練習するのがおすすめです。
デモ口座とは、仮想の資金で現実の相場と同様の環境で取引を行えるサービスです。
仮想通貨FXのスキャルピングでは、一瞬の判断力や仮想通貨FXに関する経験が必要になります。そのため、初心者が初めから通常の口座で取引に挑戦すると、大切な資金を一瞬で無くしてしまう可能性も否めません。
まずは、デモ口座を提供している取引所を選び、仮想資金で経験を重ねるのが安全です。
仮想通貨FX(ビットコインFX)のスキャルピングに関するよくある質問
最後に、仮想通貨FX(ビットコインFX)に関してよくある質問事項にお答えします。
仮想通貨FXでスキャルピングに向いている海外取引所はどこですか?
仮想通貨FXのスキャルピングを行う際には、取引手数料やスプレッドが小さく、最大レバレッジの大きな取引所を選ぶのがおすすめです。本記事でご紹介したFXGTやBybit、BitterzやBinanceはこれらのポイントを抑えた取引所です。
特に、FXGTやBybit、Bitterzなどの取引所では口座開設や入金を行うタイミングでボーナスをもらえるキャンペーンを開催している場合もあります。
ボーナスを使ってお得に仮想通貨FXスキャルピングを行いたい方は、このようなボーナスキャンペーンを開催している取引所を探してみるのも良いでしょう。
ただし、ボーナスキャンペーンを行っている取引所でも取引コストが高かったり、最大レバレッジが低かったりするとスキャルピングでうまく利益を出すのが難しくなってしまいます。
あくまでも取引手数料やスプレッド、最大レバレッジを主軸として取引所を選んでいきましょう。
仮想通貨はスキャルピングに向いていますか?
仮想通貨FX(ビットコインFX)はボラティリティが高く、ハイレバレッジとの相性も良いためスキャルピングに向いていると言えます。
しかし、仮想通貨FX取引所でスキャルピングを行っても、ボラティリティの低い銘柄を選んだり、最大レバレッジが低めの取引所では仮想通貨FXでスキャルピングを行うメリットを存分に受けられません。
せっかく仮想通貨FXスキャルピングを行うのであれば、レバレッジの高い取引所やボラティリティの高い銘柄を選ぶようにしましょう。
どんな海外取引所がスキャルピングに向いていますか?
仮想通貨FX(ビットコインFX)でスキャルピングに向いているのは、取引手数料やスプレッドなどの取引コストが低く、最大レバレッジの大きな海外取引所です。
他にも、海外取引所の信頼性や評判、取引量の多さや決済のしやすさ、ゼロカットシステムの有無も大切なポイントとなります。
関連:海外FXのゼロカットとは?追証なしの理由とデメリットの有無も解説
どの仮想通貨がスキャルピングに向いていますか?
ビットコインとイーサリアムは流動性やボラティリティに優れているうえ、知名度も高く信頼のおける仮想通貨なので、スキャルピングを行うのにぴったりです。
基本的に、スキャルピングに利用する仮想通貨はビットコインとイーサリアムの2つと覚えておきましょう。
まとめ:仮想通貨FXでスキャルピングはおすすめ
この記事では、仮想通貨FX(ビットコインFX)のスキャルピングにおすすめの取引所や取引所の選び方、仮想通貨FXでスキャルピングを行うメリットやデメリットまで網羅して解説しました。
仮想通貨は、特有のボラティリティの高さやレバレッジの大きさなどからスキャルピングとの相性が良い取引商品です。取引手数料や取引量、約定力などに注意して取引所を選べば仮想通貨FXのスキャルピングで大きな利益を狙うことができます。
超短期間で取引を繰り返すスキャルピングという手法だからこそ気をつけるべきポイントもありますが、ハイレバレッジの良さを存分に楽しめる仮想通貨FXでスキャルピングに挑戦してみてはいかがでしょうか?