ハイクア・インターナショナルはどんな運用会社?基本情報や実績・注意点など徹底解説

関連企業への事業融資で固定年利12%の還元を目標に掲げる「合同会社ハイクア・インターナショナル」。

事業融資先はベトナムではすでに大企業であるため確実性が高く、安定的な運用が期待できます。

そんなハイクア・インターナショナルについて会社概要・会長の詳細・事業融資先企業の実績・注意点などを詳しくまとめていますので、是非お見逃しなく!

目次

ハイクア・インターナショナルはどんな運用会社?

まずはハイクア・インターナショナルの基本情報について確認をしていきます。

この章の目次

会社概要

会社名合同会社ハイクア・インターナショナル
会長梁 秀徹(ヤンスチョル)
本社所在地〒581-0016
大阪府八尾市八尾木北1-44
設立2023年
利回り年12%(固定)
※3月・6月・9月・12月の年4回3%ずつ分配
投資モデル関連会社であるベトナム企業への事業融資
投資対象ベトナム企業「SAKUKO Vietnam co ltd」
最低投資額500万円~
ロックアップ期間なし
公式サイトハイクア・インターナショナル公式サイト

合同会社ハイクア・インターナショナル(以下、ハイクア)は2023年に設立されました。

続けてハイクアの会長について詳細を見ていきます。

会長

ハイクアの会長は梁 秀徹(ヤンスチョル)氏です。

以下はヤン氏の経歴です。

1975年誕生、大阪府出身
2011年小売業を皮切りにベトナム進出
以降、ホテル・飲食等、複数の事業を展開
2024年現在グループ企業の総年商は30億円を超える
2012年韓国大阪青年会議所(JC)会長歴任

ヤン氏は次の章で紹介する「SAKUKO Vietnam co ltd」の会長も兼任しています。

自身のYouTubeチャンネル「海外ビジネスのヤン会長」では、ベトナム市場に関する情報や自身の
事業内容について積極的に発信。

また様々なメディアでも同氏の活躍を見ることが可能です。

ハイクア・インターナショナルの投資モデル・合同会社である理由

私たち投資家がハイクアへ出資をするとなった場合、ハイクアの合同会社の社員権を購入することとなります。

ハイクアは社員権の販売で得た資金を元に「SAKUKO Vietnam co ltd」へ事業融資を実施。

サクコ社が支払う貸付利息がハイクアの売り上げとなり、投資家への分配金原資となります。

ハイクアの実績はサクコの業績にかかっていると言えますね。

ちなみにハイクアでは、年4回(3月・6月・9月・12月)に3%ずつの分配で、固定年利12%を目標として掲げています。

「SAKUKO Vietnam co ltd」はどんな企業?

先ほどご紹介した通り、ハイクアの成績はサクコの業績にかかっています。

大切な資金を預けることになりますから、出資の前にしっかりとチェックしておきましょう。

会社概要・会長

ベトナム企業「SAKUKO Vietnam co ltd」(以下、サクコ)は梁 秀徹(ヤンスチョル)氏によって2011年に設立されました。

ヤン氏はハイクアとサクコの会長を兼任しています。

会社名SAKUKO Vietnam co ltd
会長梁 秀徹(ヤンスチョル)
本社所在地ベトナム
設立2011年
従業員数700名
グループ売り上げ30億円

展開中の事業

では、サクコが展開中の事業を見ていきましょう。

サクコでは2011年にSAKUKO Vietnam co ltdを設立して以来、以下の3事業を展開しています。

SAKURA HotelSAKUKO StoreBeard Papa
引用:SAKURA Hotel引用:SAKUKO Store引用:Beard Papa
日本人向けホテル日本製品専門店Beard Papa

現在「SAKURA Hotel」は3店舗展開「SAKUKO Store」は42店舗展開「Beard Papa」は11店舗展開し、グループの売り上げは30億円を達成したそうです。

また2024年にはベトナムUPCoM市場に上場予定で、現在ベトナム国家証券委員会に申請中とのこと。

ここまででもサクコは十分に安定している大企業であるということがわかりますね。

今後展開予定の事業

さらにハイクアでは以下の事業を展開することが決まっているそうです。

他にも、自社工場で加工された牛肉を提供する焼肉食べ放題チェーンや、非対面式のラブホテルも展開する方針であると会長のYouTubeで発言されていました。

また現在も展開している「SAKUKO Store」についても、2024年までに45店舗まで展開予定とのことです。

ハイクア・インターナショナルの出資方法・最低投資額・ロックアップ期間

ここでハイクアの出資方法・最低投資額・ロックアップ期間について確認していきましょう。

出資方法

ハイクアへの出資は以下の4ステップで行います。

  • 公式サイトからお問い合わせ
  • メールによる日程調整
  • オンライン面談
  • 契約・入金

まずは公式サイトからお問い合わせフォームを送信します。

その後ハイクアから面談の日程について返信が来ますので調整した後、オンラインにて面談を行います。

即時契約もOKですが、一度持ち帰ってからでも契約できますのでゆっくり検討して出資を行うようにしましょう。

筆者がオンライン面談を申し込んだところ、社長のヤン氏に対応してもらえて、いろいろな話を聞くことができました。

とても気さくな人で「日本に帰ったときにタイミングが合えば直接お会いしたい」と言ってくださったのが好印象でした。

上記に書いた通り、面談の場で出資を決めなくてもOKなので、面談後じっくり考えてから出資するかどうかを決めましょう。

他のヘッジファンドと違い事業融資になるため、株主になるような感じで投資することができるのがハイクアの魅力かもしれません。

最低投資額

ハイクアの最低投資額は500万円~です。

資産運用は余裕資金で行うことが推奨されています。

ハイクアへの出資に関しても、余裕資金として500万円以上の資金を用意できる方のみ行うようにしましょう。

余裕資金とは

余裕資金とは、全体の資金から生活費と近い将来使い道が決まっていない資金を差し引いて残った、使い道の決まっていない資金のこと。

余裕資金・余剰資金とは

資産運用は余裕資金・余剰資金で行うことが推奨されています。

ロックアップ期間

ハイクアではロックアップ期間を設けていません

解約したいときにいつでも解約できるので安心です。

ハイクア・インターナショナルはこんな人におすすめ

ではここまでハイクアについて解説したところで、同社への出資がおすすめな人の特徴を確認しておきましょう。

これらの特徴にあてはまる人はハイクアへの出資に向いています。

余裕資金として500万円以上の資金がある

資産運用は余裕資金で運用をすることを推奨されています。

生活費や近い将来使い道が決まっている資金に手を出したり、借金やローンをしないと500万円が準備できない方はハイクアへの出資は控えましょう。

確実性の高い安定的な運用をしたい人

通常の資産運用の場合、投資対象は株式や債券などといった金融商品となります。

金融市場には動きがあり、例えばコロナショックの時のように世界の金融市場が大暴落する時もあれば、今年2月のように日経平均株価が最高値を更新する時もあり、リターンは毎年異なるのが特徴です。

一方ハイクアでの運用の場合は、ベトナムではすでに大企業のサクコへの事業融資となるため確実性が高く、年間目標リターンも12%に固定されているため安定的な運用が可能です。

通常の資産運用とハイクアでの資産運用を簡単に比較すると以下の通り。

通常の資産運用ハイクアでの資産運用
リターン   金融市場に左右されるため毎年異なるサクコの業績には左右されるが、
サクコの業績は既に右肩上がりで毎年固定12%が期待できる。
特徴大きくプラスになる年もある一方、
マイナスになる年もある
金融市場がどれだけ良くても悪くてもリターンは固定12%。

確実性が低くとも大きなリターンが期待できる運用先というよりも、確実性の高さと安定的な運用を目指したいという方にハイクアはおすすめです。

目標達成額までの期間を確実に把握したい人

ハイクアでは年間のリターンを12%に固定しています。

そのため、目標達成額までの期間をほぼ確実に把握できるのが特徴的です。

例)

  • 500万円を単利運用した場合、9年で500万円を利益として受け取れる
  • 2000万円を複利運用した場合、10年で4000万円を利益として受け取れる

以下はハイクアに10年間500万円・1000万円・1500万円・2000万円を預けた場合のシミュレーションです。

「複利運用」した場合と「単利運用」した場合の両方でシミュレーションしましたので、ご自身の資産をハイクアに預けた場合、何年間の運用で目標額を達成できるのか是非チェックしてみてください。

500万円を出資した場合

単利運用の場合

年数配当額総資産額
1年後60万円560万円
2年後60万円620万円
3年後60万円680万円
4年後60万円740万円
5年後60万円800万円
6年後60万円860万円
7年後60万円920万円
8年後60万円980万円
9年後60万円1040万円
10年後60万円1100万円

複利運用の場合

年数配当額総資産額
1年後60万円560万円
2年後127万円627万円
3年後202万円702万円
4年後286万円786万円
5年後381万円881万円
6年後486万円986万円
7年後605万円1105万円
8年後737万円1237万円
9年後886万円1386万円
10年後1052万円1552万円
1000万円を出資した場合

単利運用の場合

年数配当額総資産額
1年後120万円1120万円
2年後120万円1240万円
3年後120万円1360万円
4年後120万円1480万円
5年後120万円1600万円
6年後120万円1720万円
7年後120万円1840万円
8年後120万円1960万円
9年後120万円2080万円
10年後120万円2200万円

複利運用の場合

年数配当額総資産額
1年後120万円1120万円
2年後254万円1254万円
3年後404万円1404万円
4年後573万円1573万円
5年後762万円1762万円
6年後973万円1973万円
7年後1210万円2210万円
8年後1475万円2475万円
9年後1773万円2773万円
10年後2105万円3105万円
1500万円を出資した場合

単利運用の場合

年数配当額総資産額
1年後180万円1680万円
2年後180万円1860万円
3年後180万円2040万円
4年後180万円2220万円
5年後180万円2400万円
6年後180万円2580万円
7年後180万円2760万円
8年後180万円2940万円
9年後180万円3120万円
10年後180万円3300万円

複利運用の場合

年数配当額総資産額
1年後180万円1680万円
2年後381万円1881万円
3年後607万円2107万円
4年後860万円2360万円
5年後1143万円2643万円
6年後1460万円2960万円
7年後1816万円3316万円
8年後2213万円3713万円
9年後2659万円4159万円
10年後3158万円4658万円
2000万円を出資した場合

単利運用の場合

年数配当額総資産額
1年後240万円2240万円
2年後240万円2480万円
3年後240万円2720万円
4年後240万円2960万円
5年後240万円3200万円
6年後240万円3440万円
7年後240万円3680万円
8年後240万円3920万円
9年後240万円4160万円
10年後240万円4400万円

複利運用の場合

年数配当額総資産額
1年後240万円2240万円
2年後508万円2508万円
3年後809万円2809万円
4年後1147万円3147万円
5年後1524万円3524万円
6年後1947万円3947万円
7年後2421万円4421万円
8年後2951万円4951万円
9年後3546万円5546万円
10年後4211万円6211万円

透明性の高い運用会社で運用したい人

ハイクアでは会長の顔写真や経歴、また事業融資先のサクコの事業について公開をしています。

会長についてはGoogleなどで検索すると様々な媒体で確認することも可能ですし、サクコの事業については会長のYouTubeをはじめ、各事業の公式サイト、また現地でサクコが展開する店舗を利用した方のブログ等でチェックも可能です。

行動力さえあれば現地に直接出向いて肌でその実績を感じることもできるでしょう。

透明性の高い運用会社で運用したい方にもハイクアはおすすめです。

ハイクア・インターナショナルについてよくある質問

最後に、ハイクアに関するよくある質問を確認していきます。

ハイクアへ出資する前の注意点はありますか?

ハイクアへ出資する前の注意点は以下の3点です。

  • ハイクアの最低投資額は500万円~
  • 年12%以上のリターンは得られない
  • 元本保証ではない

最低投資額についてと、年12%以上のリターンは得られないことについてはすでに確認しましたね。

>>最低投資額について再度確認する
>>年12%以上のリターンは得られないことについて再度確認する

もう1点は、ハイクアでは元本を保証していないという点です。

ハイクアの公式サイトには以下のように表記があります。

ハイクアの業績が悪化する時とは、サクコからの貸付金利息が支払われない状況、つまりサクコが倒産などに追い込まれた場合を指していると予測ができます。

今のところはサクコが倒産などに追い込まれるといったことはなさそうですが、万が一そのような状況に陥った場合は年間のリターンが12%から下がってしまったり、最悪の場合は元本毀損の可能性もあるとのことです。

出資前の面談の際にこの部分についても必ず確認をし、納得した上で出資をすると良いですね。

ハイクアの実績を教えて?

ハイクアは2023年に設立された運用会社で、実績はまだありません。

ただし、ハイクアが事業融資を実施するサクコであれば実績が確認できます。

現在展開中の事業は以下の3つ。

  • SAKURA Hotel 3店舗展開
  • SAKUKO Store 42店舗展開
  • Beard Papa 11店舗展開

またグループの売り上げは30億円越えを達成していて、2024年以内にはベトナムのUPCoM市場に上場予定とのこと。

さらに今後は、以下の事業の展開を予定しています。

  • スーパーマーケット事業
  • 牛肉加工事業
  • リネンサービス
  • 焼肉食べ放題チェーン
  • 非対面式のラブホテル

借金をして500万円を用意しました。出資しても良いですよね?

借金やローンを組んでの出資はおすすめしません。

借金を返済する際には利子を上乗せする必要があり、結果的に損失を被る可能性もあるからです。

ハイクアを含む資産運用先への出資は余裕資金で実施するようにしましょう。

また生活費や、近い将来使い道の決まっている資金を使って出資金を用意することも控えてください。

ハイクアはポンジスキームではない?

ポンジスキームとは、投資詐欺の9割を占める代表的な詐欺手法です。

ポンジスキームとは

投資家から資金を集めた後、資金の一部を運用で得た利益として配当(実際には返金)します。

投資家からすると実際に配当もあるため詐欺だということに気づきにくく、詐欺だと気づく頃には資金の大半を持って海外などに逃げられてしまうため立件もしづらく、泣き寝入りをするというパターンの多い非常に厄介な手法です。

ポンジスキームには以下のような特徴が挙げられます。

  • 元本保証を確約している
  • 必ず配当金が得られると宣伝している
  • 100%儲かると宣伝している
  • 月30%、年60%などと圧倒的な高リターンを宣伝している
  • 解約を制限しており、支払いの受け取りが困難
  • 金融庁への登録がない

ハイクアがこれらの特徴に当てはまるのかをチェックしていきましょう。

まず、ハイクアでは元本保証を確約していません。

また固定年利12%を目標としているものの、必ず配当金が得られるとも100%儲かるとの宣伝もしていませんし、年利12%は「圧倒的」と言うにはインパクトがありません。

またロックアップ期間も設定していません。

ただし、ハイクアでは金融商品取引業の登録を行っておらず、すなわち金融庁への登録はありません。

ハイクアでは合同会社の社員権の販売で資金を募集するため、金融庁の登録が不要なのです。

>>ハイクアの投資モデルについてはこちら

これらを総合的に見て、ハイクアがポンジスキームであると判断して出資先の候補から外してしまうのはもったいないな、という所感です。

まずは実際に話を聞いてみてからでもポンジスキームかどうかの判断は遅くはないはずです。

ハイクアの評判・口コミは?

ハイクアは2023年に設立された運用会社です。

そのため評判や口コミなどを見つけることはできませんでした。

見つけ次第アップデートしますのでお楽しみに。

ただし、ハイクアの事業融資先のサクコの評判と口コミであれば多数見つけることができます。

「SAKURA Hotel ベトナム」や「SAKUKO Store ベトナム」「Beard Papaベトナム」などで是非Google検索してみてください。

まとめ

ハイクア・インターナショナルは関連企業への事業融資で固定年利12%を目標とする運用会社です。

事業融資先はベトナムでホテルや日本製品販売店、Beard Papaを展開しており、年内にはベトナムのUPCoM市場に上場予定の「SAKUKO Vietnam co ltd」。

投資家への利益=ハイクアの利益=サクコの実績となりますが、サクコの実力は十分にあり安定的で、確実性の高い運用が期待できるでしょう。

以下のような特徴に当てはまるという方はハイクアへの出資を検討してみてはいかがでしょうか。

ハイクアがおすすめな人の特徴
  • 余裕資金として500万円以上の資金がある
  • 確実性の高い安定的な運用をしたい人
  • 目標達成額までの期間を確実に把握したい人
  • 透明性の高い運用会社で運用したい人

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