
XMには、守らなければならない禁止事項があります。
禁止事項をしてしまうと、利益の没収や口座凍結になりかねません。
禁止事項に関しての確認と、禁止されていない事を確認しておきましょう。
目次
禁止事項1.同一口座間でない両建て
XMでは同じ口座内での両建ては許可されています。
同じ口座内で、両建てする分には問題ありません。
ただ、XMでは禁止されている両建てが3つあります。
- 複数口座での両建て
- 複数業者での両建て
- 複数人での両建て
それぞれ解説していきましょう。
複数口座での両建て
XMは同一アカウントで8つまで口座を所有する事ができますが、複数口座での両建ては禁止です。
- スタンダード口座でドル円買い/マイクロ口座でドル円売り
- スタンダード口座でユーロ円買い/マイクロ口座でユーロドル売り
後者のように、一つの通貨(ユーロ)をヘッジするようなポジションも禁止されています。
複数業者での両建て
XM以外の海外FX業者(GEMFOERX,TitanFX,TradeView)との間での両建ても禁止されています。
- XMでドル円買い/GEMFOREXでドル円売り
- XMでユーロ円買い/TradeView口座でユーロドル売り
上記のような両建ては禁止です。
複数人での両建て
友達や家族、両親を使った両建ては禁止です。
- あなたがドル円買い/友達がドル円売り
- あなたがユーロ円買い/母がユロドル売り
上記のような両建ては禁止です。
以上3つの禁止されている両建ては絶対に行ってはなりませんが、同一口座内での両建てはOKです。
XMの両建て手法は以下の記事にまとめているので是非参考にしてください。
XMの両建ての全て。初心者は気づかない「両建て=必勝法」の罠
禁止事項2.裁定取引
XMでは、裁定取引(アービトラージ)は禁止されています。
裁定取引とは、同一価値を持つ通貨ペアの価格のゆがみを見つけて売買する取引方法のことです。
TitanFXもGEMFORXでもドル円が108.02なのに対して、XMだけドル円が107.98だとするとXMの価格が明らかにずれていますよね。
XMはすぐに価格を108.02まで戻しますが、それより前にドル円を買ってしまえば確実に利益を得る事ができます。
このように業者間の価格差を自動的に売買させたり、AIを使って自動で取引させるのは禁止です。
禁止事項3.接続遅延を利用した取引
接続遅延・レートエラーを利用した取引は禁止されています。
サーバーエラー時に価格がかなりずれいている場合に取引する事も禁止です。
お気をつけください。
禁止事項4.ボーナスを不正取得するための取引
口座開設ボーナスの3000円を重複して受け取るために、偽の個人情報を利用するのは禁止です。
また、XMポイントを受け取るためだけの両建て行為も禁止されています。
普通に取引している中で両建てが起き、結果的にXMポイントが貯まってしまう事は問題ありません。
初めからXMポイントのみを狙った取引ばかりを繰り返していると、注意される可能性があります。
禁止事項5.窓開け狙いのみを狙った取引
週明けの窓開き・窓閉めのみを狙った取引は禁止です。
こちらも、窓開き・窓閉めトレードを数回擦る程度では問題ありません。
毎週のように窓開きと窓閉めを利用したトレードを繰り返すトレードは禁止されているようです。
禁止事項6.AIを使った取引
AI(人工知能)を利用したトレードは禁止です。
自動売買・EAを利用した取引は禁止されていませんが、AIは禁止らしいです。
外部のシステムを活用した高速でのトレードも禁止です。
自動売買のシステムを組んで運用する事自体は全く問題ではないので、自動売買自体は気にする必要はないでしょう。
ここまで、XMで禁止されている取引方式を6種類見てきました。
一度復習しておきましょう。
- 同一口座間でない両建て
- 裁定取引
- 接続遅延を利用した取引
- ボーナスを不正取得するための取引
- 窓開け狙いのみを狙った取引
- AIを使った取引
以上の事に気を付けてトレードしておけば、口座凍結等の心配はありません。
では最後に、XMで禁止されていると勘違いしている人がいる事をいくつかご紹介していきます。
禁止されていないもの
「XMで禁止されていると勘違いしがち」な取引方式を3つ見ていきましょう。
スキャルピングはOK
XMでスキャルピングは禁止されていません。
1日の取引回数に制限はありませんし、XMも許可しています。
スキャルピング用に推奨されているゼロ口座まであります。
XMのゼロ口座についての詳細・スキャルピングについては以下のページを参考にしてください。
XMでスキャルピングは禁止されていないが、ZERO口座でもおすすめしない
経済指標時のトレードはOK
窓狙いを狙ったトレードは禁止されていますが、経済指標時のトレードは禁止ではありません。
サポートにも問い合わせましたが、問題ないとのこと。
ただ、若干のスリッページが発生するのでおすすめはしません。
経済指標時のトレードと、その対抗策については下記記事で御紹介しているので参考にしてください。
XMで経済指標トレードは禁止?カレンダーの使い方とハイレバ戦略について
自動売買・EAもOK
自動売買・EAの取引も許可されています。
唯一自動売買を利用した高速スキャルピングは禁止です。
それだけ注意してください。
XMはプラットフォームがMT4という事もあり、使える自動売買は豊富です。
自動売買に関しての詳細は、下記記事にまとめてあるのでぜひ参考にしてくださいね。
XMの禁止事項まとめ
- 同一口座間でない両建て
- 裁定取引
- 接続遅延を利用した取引
- ボーナスを不正取得するための取引
- 窓開け狙いのみを狙った取引
- ハイレバレッジの経済指標取引
- AIを使った取引
XMの禁止事項を破ってしまうと、口座凍結・利益の取り消し等の処置がとられる事があります。
ルールはルールですので、XMでトレードするならば最低限は守りましょう。
XMの禁止事項と同様に抑えておくべき出金拒否問題についてまとめているので、FX取引前に読んでおくことをおすすめいたします。