
XMでは、原油をはじめとしたエネルギ-5銘柄のCFD取引をする事ができます。
その中でも原油CFD(WTI原油とBrent原油)は、人気銘柄です。
原油の高いボラティリティ(価格変動幅)とハイレバレッジの組み合わせは、正に鬼に金棒と言えるでしょう。
今回は、原油取引CFDの特徴・スプレッドやレバレッジ・他社との比較・実際の取引方法を見ていきます。
読み終わるころには、原油と言う名の金棒が見えるはずです。
それでは早速、原油CFDの特徴から確認していきましょう。
CFD取引自体は全部で47種類存在し、数ある海外FX会社の中でも断トツの銘柄数を誇ります。
CFD取引全銘柄の特徴については、以下記事にまとめているのでぜひ参考にしてください。
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目次
XMの原油(WTI,BRT)のコロナウイルス(COVID-19)対応について
XM公式サイトによると以下の措置が取られるようです。
過去数日間におきまして、原油市場のボラティリティが劇的に増加しています。また、WTI OILの5月の先物価格が史上初のマイナス価格にて取引されているのが確認されました。
本期間中に予想される市場の乱れからお客様と当社を保護するべく、XMTradingは以下の一時的措置を講じますことをご案内申し上げます:
2020/4/24(金曜日)のサーバー時間(GMT+3)17:00(日本時間の23:00)より、全てのポジション(新規にポジションを建てる場合と既存のポジションを保持する場合の両方)の最低必要証拠金を一時的に以下のように引き上げます:
6%(17:1のレバレッジ)はGSOILおよびNGAS
4% (25:1 のレバレッジ)はOIL、OILMnおよびBRENT
エネルギー商品 (OIL, OILMn, BRENT, GSOILおよびNGAS) の価格が0に到達しますと、当社は最後の取引可能価格にて全ての未決済ポジションの決済を開始します。取引プラットフォームは金融商品のマイナス価格に対応していないため、こちらは必要な措置となっております。
GSOIL(経由)・NGAS(天然ガス)は最大レバレッジが17倍
OIL/OILMn(WTI原油)・BRENT(BRENT原油)は最大レバレッジが25倍
になるようですね。価格変化が落ち着いてきたらレバレッジは戻ります。
GEMFOREXやAXIORYなど他の海外FX会社では取引完全ストップな業者もあるので、低レバレッジでも取引してみたい方はXMで原油取引に挑戦してみても良いでしょう。
それでは原油CFD取引の特徴をみていきます。
原油CFDの特徴
まずは、原油CFDの特徴について見ていきます。
この章は原油CFD自体が初めての人でもわかるように解説しているので、既に原油取引について知っている人は飛ばして頂いて構いません。
それでは特徴をざっくり確認していきましょう。
原油CFDとは?
- WTI原油
…アメリカで取れる原油 - Brent原油
…ヨーロッパの原油(北海ブレンド) - ドバイ原油
…中東ドバイの原油(東京原油)
産出国によって原油の名称が異なり、性質や価格も異なります。
ただ、基本的に価格の推移は同じであり、価格は原油の需給によって決定します。
そして、原油の需要を左右するのがアメリカで取引されているWTI原油であり、XMで取引されているのもWTI原油です。
原油取引の中心はアメリカWTI
数ある原油取引の中でも特に重要なのが、アメリカのニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されているWTI原油です。
WTIの正式名称はWest Taxas Intermediateと言い、テキサス州を中心に産出される高品質な原油の事を指します。
WIT原油は、ヨーロッパで取れる北海ブレンド、ドバイで取れるドバイ原油と並ぶ代表的な原油であると同時に、圧倒的な取引量と市場参加者数で世界経済すら反映されると言われています。
数年前まではサウジアラビア等の中東勢が産出国トップを占めていたのですが、2018年以降はシェール―オイルという新型原油の台頭などによってアメリカが世界でもトップの産出国になりました。
原油取引をするのであれば、まずWTI原油からだという事を肝に銘じておきましょう。
そして、原油取引最後の特徴は「ボラティリティの高さ」です。
ボラティリティがかなり高い
ボラティリティとは価格変動幅の事で、ボラティリティが高ければ高いほど価格変動が大きい事を表します。
「ボラ」と略される事も良くありますね。
CFD取引はボラティリティが高いのですが、特に原油取引は価格変動幅が大きい事で有名です。
FXでは一日に数十pips程度ですが、原油だと数百pips動きます。100pips=1円ですから、いかにボラティリティが高いかわかりますね。
ボラティリティが高いので上手に取引すれば爆益が出る半面、反対方向に動くと莫大な損失が出てしまいます。
それゆえ、原油取引には慎重さが必要なのです。
ここまで原油取引の3つの特徴について見てきました。
「アメリカのWTI原油が中心的存在」「ボラティリティが高いので注意が必要」の2点だけは抑えておくようにしましょう。
続いてはXM原油取引の概要を見ていきます。
XMで取り扱う原油取引
XMが取り扱う原油取引CFDは4種類存在します。
- OIL(WTI)
…WTI原油 - OILMn(WTI Oil Mini)
…WTI原油(10分の1) - BRENT(Brent Crude Oil)
…ロンドン原油(=ブレント原油) - GSOIL(London Gas Oil)
…ロンドン軽油
上記の4種類の原油に天然ガスを追加した5種類のエネルギーCFDを扱う事ができます。
OILとOILMnはどちらも同じWTI原油であり、違いは最小取引単位のみ。
OILが100バレル単位で取引できるのに対して、少額でも取引できるように作られたのがOIL Mini。
ちなみにバレルと言うのは樽を意味する「バレル(barrel)」からきており、昔は石油を樽で扱っていたことから来ています。
では実際の取引を例に見てみましょう。
Oil:100ドル(1万円)の利益
Oil Mini:10ドル(1000円)の利益
ですね。
この様に、XMでは少額からでも原油取引が出来るような仕組みが作られています。
XMの原油取引は必要証拠金が少なくて済む
XMの原油取引は、少ない必要証拠金で取引する事ができます。
国内で原油を取り扱う国内FX会社と比較した表があるので、ご覧ください。
取引会社 | 最低必要証拠金 | レバレッジ |
---|---|---|
証券会社AA社 | 13万円 | 11倍 |
証券会社BB社 | 53万円 | 14倍 |
XM(OIL) | 8900円 | 66.7 |
XM(OILMini) | 890円 | 66.7 |
最大レバレッジ66.6倍のXMは、必要証拠金が少なく済みますね。原油取引を行うのであれば、国内会社で大金を投じる前にXMで試してみる事をおすすめいたします。
原油取引の特徴とXMの原油取引を理解した所で、続いてはXMで原油取引をする時のポイントを見ていきましょう。
XMで原油CFD取引をする際のポイント
この章では、XMの原油CFD取引について説明していきます。
XMの原油CFDは先物取引
原油取引を始めとするCFD取引には、「現物」と「先物」の2種類があります。
- 現物取引…現在、売買可能な商品を取引する
- 先物商品…将来の売買について、価格を予想し取引する
XM原油CFD取引は、先物取引です。
先物と現物の詳しい違いは、以下の通り。
現物取引 | 先物取引 | |
---|---|---|
期限 | なし | あり |
スプレッド | 狭い | 広い |
スワップポイント | 両方マイナス | なし |
配当金 | あり | なし |
先物取引は、スワップポイント・配当金がありません。
一番厄介なのが、先物取引には限月という取引期限がある事。
この期間を過ぎると注文が自動決済され、自動的に取引が出来なくなるので注意してください。
限月について詳しくご説明していきますね。
先物取引の限月(満期日)について
先物取引にはオープン・クローズ・満期の3種類の日程が定められています。
- オープン:取引開始日
- クローズ:取引終了日(この日以降は決済のみ可)
- 満期:強制決済日(限月)
XMの原油取引はポジションを最大1カ月まで持てます。
期限に関してはXM公式ページの「取引」→「エネルギー」→「カレンダー」から見る事が可能です。
一つ、例を見てみましょう。
「WTI-May19」と言う銘柄であれば、オープン・満期日・クローズ日は以下の通り。
- オープン(取引開始日):2019年3月18日
- クローズ(取引終了日):2019年4月17日
- 満期(強制決済日):2019年4月18日
このほかの日付については、XM公式ページを参照してください。
XM原油CFDの取引時間
冬時間 | 夏時間 | |
---|---|---|
期間 | 11月~3月 | 4月~10月 |
開始時間(月曜) | 7:05 | 6:05 |
終了時間(土曜) | 5:10 | 4:10 |
メンテナンス時間 | 5:55~9:05 | 4:55~8:05 |
原油CFDの取引時間は上記の通りです。
FX取引は平日24時間できますが、CFD取引には時間制限があるので注意してくださいね。
XMの取引時間とMT4(MT5)の表示時間に関する疑問を完全解説
XM原油CFDの最大レバレッジ
シンボル | 必要証拠金率 | 最大レバレッジ |
---|---|---|
BRENT | 1.5 | 66.6 |
GSOIL | 3.0 | 33.3 |
OIL | 1.5 | 66.6 |
OILMn | 1.5 | 66.6 |
ロンドン軽油以外は、最大レバレッジ66.6倍です。
FX取引のように1000倍まではいかなくとも、国内の20倍に比べると証拠金に余裕ができますね。
最後に、証拠金の算出方法を確認していきましょう。
XM原油CFDの証拠金維持率の計算方法
ロット数 × コントラクトサイズ × 市場価格 × 必要証拠金率
証拠金算出に使う式は上の通りです。
各数値は以下を参考にしてください。
シンボル | コントラクトサイズ | 必要証拠金率 |
---|---|---|
BRENT | 100Barrels | 1.5 |
GSOIL | 4Tonnes | 3.0 |
OIL | 100Barrels | 1.5 |
OILMn | 10Barrels | 1.5 |
ロット数はあなたがエントリーする際に決める数量、市場価格もあなたがエントリーする際の価格です。
例を見てみましょう。
「ロット数 × コントラクトサイズ × 市場価格 × 必要証拠金率」に当てはめて考えると以下の通り。
- ロット数:1lot
- コントラクトサイズ:100Barrels/lot
- 市場価格:55ドル
- 必要証拠金率:1.5%
1lot × 100Barrels/lot × 55ドル × 0.015 = 82.5ドル
82.5ドル=8,980円あれば取引できるという事ですね。
※OLIMiniの場合はコントラクトサイズが10Barrels/lotなので898円で取引する事ができます。
ここまではXMの原油取引について見てきました。
ここからは、他の海外Fx会社と比較してどうなのかを検証していきます。
XMの原油取引を他社とスプレッド比較
XMとその他海外FX会社を、原油取引で比較してみました。
XM | GEMFOREX | AXIORY | TITANFX | |
---|---|---|---|---|
OIL | 0.5 | 0.5 | 0.4 | 0.7 |
OILMn | 0.5 | × | × | × |
GSOIL | 1.5 | × | × | × |
NGAS | 3.5 | × | 1 | 0.7 |
XMのスプレッドは並程度。
しかしOILMnはXMのみの扱いで、少額で取引するならばXM一択だと言えます。
最後に原油CFDの取引方法を確認しておきましょう。
XMの原油取引方法
XMの原油取引を確認していきます。
XMではMT4・MT5の2つの取引プラットフォームがありますが、原油取引はどちらのプラットフォームでも取引する事ができます。
ただ、ゼロ口座ではCFD取引ができないので注意しましょう。
では取引方法を確認します。
MT4/MT5を起動したら、「表示」→「気配値表示」で銘柄一覧がでてきます。
取引したいCFD通貨ペアを選択したら、右クリックして「チャートウィンドウ」を選択すればチャート画面として見れます。
この気配値に銘柄がない場合は、銘柄を登録しましょう。
「表示」→「銘柄」で銘柄一覧が出てくるので、取引したいCFD銘柄を選択して「銘柄を表示する」をクリック。
銘柄の左のドルマークが明るくなっていれば追加完了です。
XMの原油CFDまとめ
XMの原油CFD取引について見てきました。
原油はボラティリティが高く、とれる利幅も損益幅も大きくなりがちです。
だからこそ、XMの「OILMn」から始める事をおすすめします。
証拠金890円から持つ事ができる原油取引に挑戦して見て下さいね。
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