
XM(XM Trading)では、追加(複数)口座を8つまで作る事が可能です。
ただ、追加口座を作成する際にはボーナス金額の変化やゼロカット対象など知っておくべき事がたくさん存在します。
今回はXMで追加口座を作成するときの手順と注意点について解説していきます。
まずは、XMでの追加口座作成方法から見ていきましょう!
XMで追加口座の作り方
まずは、追加口座の開設方法から見ていきます。
簡単な3つのステップだけなので、1分もあれば開設完了しますよ!
- 公式サイトでログインする
- 「追加口座を開設」をクリック
- 口座情報を入力し口座開設をクリック
ではそれぞれの手順を画像付きで解説していきますね。
1. 公式サイトからログイン
まずは、公式サイトから、マイページにログインします。
ここでは、口座開設時に設定・通知されたID・パスワードを入力しましょう。
2. 「追加口座を開設する」をクリック
マイページから「追加口座を開設する」をクリックしてください。
ちなみに、口座の有効化が完了していないと追加口座を作成する事はできません。
身分証明書などをまだ提出していない方は、先に口座の有効化が先です。
口座有効化については、「XMの口座有効化の手順まとめ!所要時間や必要書類も解説!」を参考にしてくださいね。
既に有効化している人は、「追加口座を開設する」をクリックして口座情報を入力していきましょう。
3. 口座情報を入力し口座開設をクリック
リアル口座の口座詳細が、よくわからない方は以下の補足を押すと詳細が出てくるので参考にしてください。
MT4よりもMT5の方が新しく、機能の豊富さ・動作の軽さではMT5の方に軍配があがります。
MT4の方が優れいている点は、インジケーター・自動売買が多い点でしょう。
こだわりのインジケータ―や自動売買がある人以外はMT5で問題ありません。
MT4 | MT5 | |
---|---|---|
チャート動作 | 並 | 速い |
時間足 | 9種類 | 21種類 |
テクニカル指標 | 30種類 | 38種類 |
分析オブジェクト | 23種類 | 44種類 |
有用EA | 多い | 少ない |
一番口座開設数が多いのは「スタンダード口座」ですので、スタンダード口座で問題ないでしょう。
各口座の違いを詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
参考:【XMの口座タイプ診断】3口座の違いを知り適正口座を利用しよう
スタンダード口座の特徴
スタンダード口座は万人向けの口座です。初心者の方はスタンダード口座にしましょう。1lot=10万通貨です。
最小取引単位は0.01lot=1000通貨(10万円)なので500円もあればレバレッジ200倍でポジションを持つ事ができます。ボーナスを受け取る事ができるのもスタンダード口座の大きな特徴です・
マイクロ口座の特徴
マイクロ口座は少額で取引したい人向けの口座です。1lot=1000通貨です。
最小取引単位は0.01lot=10通貨(1000円)なので500円あればレバレッジ2倍でポジションを持つ事が出来ます。スタンダード口座同様ボーナスを受け取る事ができるのですが、かなり少額からの取引なので練習用・お試し用として最適でしょう。
ゼロ口座の特徴
ゼロ口座はスキャルピング専用に作られた低スプレッド口座です。1lot=10万通貨です。
スキャルピング専用なのでスプレッドはドル円で0.1pips程度です。ただ手数料が上乗せされるので1.1pipsになります。スタンダード口座やマイクロ口座のスプレッドは1.6pipsあるので、XMでスキャルピングをやりたい人ならばゼロ口座でしょう。
口座追加の手順はたったこれだけです。とても簡単ですね。
実際に私がこの手順を試したところ、1分ほどで追加口座の開設ができました。
続いて、XMの複数口座をMT4/MT5で管理する方法を紹介していきます。
XMの複数口座をMT4/MT5で管理する方法
まずは取引プラットフォームを開きます。
左上の「ファイル」→「取引口座にログイン」をタップしてください。
すると、取引口座のログイン情報が出てくるのでログインID,パスワード,サーバーを記入してログインしましょう。
ログインが完了すると、左上の口座が変わっているので確認してください。
これでMT4/MT5のログインは完了です。
口座が複数あってもソフト一つで口座を切り替える事ができるのは便利ですよね。
続いては、XMで複数口座作る時の注意点を確認していきます。
XMで複数口座作るときの注意点
XMで複数口座を作る時の注意点・疑問は以下の通り。
- ボーナスの再配布はない
- 口座間の資金移動でボーナスも移動
- ゼロカットはアカウント単位
- レバレッジ制限もアカウント単位
- 口座間の両建ては禁止
それぞれ補足しつつ見ていきましょう。
ボーナスの再配布はない
XMには2種類のボーナスがあります。
- 口座開設で3000円ボーナス
- 入金による100%ボーナス
これらの2つのボーナスは1アカウントに付き1度までと決められています。
スタンダード口座を開設して口座開設ボーナスを受け取ってしまったら、追加でマイクロ口座を作成してもボーナスは付与されないので注意してください。
入金ボーナスに関しては追加口座でも受け取る事ができます。
ボーナスに関する最新情報はコチラの記事を参考にしてください。
口座間の資金移動でボーナスも移動する
複数口座をつくった時に心配なのは「資金移動」についてですよね。
資金移動はマイページからできます。
「マイページの資金振替を選択」→「入金額と入金先の口座IDを選択」→「リクエスト送信」で完了です。
手数料に関しては以下の通り。
- 同一通貨口座:手数料無料
- 異なる通貨口座:ECBレートに基づいた両替レート-手数料(0.3%)
さらにポジションを持っている場合、証拠金維持率が150%を切っていると資金移動できませんので注意しましょう。
そしてもう一つ、ボーナスは資金移動によって移動するという事も覚えておいてください!
例えばA口座(残高10万円・ボーナス5万円)の内、残高5万円をB口座に移したとしましょう。
するとB口座には残高5万円とボーナス2.5万円が移動します。
残高だけ移動・ボーナスだけ移動はできませんので気を付けてくださいね。
ゼロカットは口座単位
XMを始めとした海外FX会社はゼロカットシステムを採用しています。
ゼロカットシステムとは、相場の急変などで証拠金がマイナスになった場合にそのマイナス分をFX会社が補填してくれるシステムの事です。
XMでは証拠金維持が20%以下になると強制ロスカット(強制決済)が作動するので、残高がマイナスになる事はほぼありません。
ただ借金するリスクがない事は、トレーダーのメンタル面でもかなりありがたいですよね。
そんなゼロカットシステムに関してですが、XMではゼロカットは口座ごとに作動します。
例えばA口座に100万円、B口座に5万円が入っていたとしましょう。
雇用統計の日にB口座の方で大勝負に出た結果、マイナス5万円になったとしても、、、A口座から引かれる事はありません。
B口座だけでゼロカットが施行され、残高は0にもどされます。A口座はもちろん100万円のまま無傷です。
ハイレバレッジで大勝負用の口座を新たに作ってみるのも、面白いかもしれませんね(笑)
参考:XMでゼロカットされないケースとゼロカットのタイミングを解説
レバレッジ制限はアカウント単位
XMでは口座残高に応じて最大レバレッジが制限されます。
マイクロ | スタンダード | ゼロ口座 | |
---|---|---|---|
$5~$20,000 | 888倍 | 500倍 | |
$20,001~$100,000 | 200倍 | ||
$100,001~ | 100倍 |
この時に考慮される口座残高は、すべての口座の合計額です。
888倍と高を括ってハイレバトレードをしていると、口座残高が2万ドル(約200万円)を超えてしまい最大レバレッジが200倍に制限される。結果強制ロスカット・・・なんて事もあるので、口座の合計残高は把握しておきましょう。
ちなみに口座残高の合計は自分で計算するしかないので、こまめにチェックする事が大切です。
レバレッジ制限と解除方法については、下記記事をどうぞ。
参考:XMでレバレッジ制限?888倍のルールと変更・計算方法を5分で解説
口座間の両建ては禁止
両建てとは、同一通貨で買いポジション(ロング)と売りポジション(ショート)を同時に持つ事です。
XMでは、複数口座での両建て・異業種間での両建ては禁止しています。
複数口座で両建て出来たら、片方で全力買い・もう片方で全力売りをして負けた方をゼロカットする事で簡単に利益がでてしまいますもんね(笑)
ただ、XMは同一口座内での両建てはOKですよ。
両建てについては、記事「XMの両建ての全て。初心者は気づかない「両建て=必勝法」の罠」にまとめてあるのでそちらをご覧ください。
口座維持手数料に注意
XMでは基本的に口座維持費はかかりません。
ただ、90日以上取引または入出金が無い口座の場合、対象口座は休眠口座となり、毎月5ドルの口座維持手数料が必要です。
この時点で、対象口座のボーナスは消失してしまうので注意してください。
この休眠口座のまま90日が経過すると、口座は凍結されてしまいます。
また残高0の状態で、90日以上取引をしていない場合も口座は自動凍結されます。
一度凍結されてしまうと、再度その口座を使うことはできなくなってしまうため、こちらも要注意です。
- 90日間、操作しないと休眠口座になる
- 休眠口座の維持費は毎月5ドル
- 休眠口座は90日経過すると凍結される
- 残高0で、90日以上入出金・取引がない口座も凍結される
ここまでXMで複数口座を持つ注意点について確認してきました。
こんなに注意点があるのに、XMで複数口座を持つ人が多いのはなぜでしょう?
続いては複数口座を持つメリットについて見ていきます。
XMで複数口座を持つメリット3点
複数口座を持つメリットは以下の3点。
- 取引スタイル毎に管理できる
- ロイヤリティプログラムのランク維持に便利
- プラットフォームの使い分けができる
それぞれ解説していきますね。
取引スタイル毎の管理がしやすい
口座を分けることでスキャルピングや、デイトレード、長期トレードなどのトレードスタイルを分けて管理可能です。
例えば、単一口座であれば長期間保有する予定だったポジションを誤って決済してしまったというようなミスが起きる危険性があります。
しかし、複数口座であればそのようなミスは防げるでしょう。
スイングならばスイング、スキャルピングならばスキャルピング用の口座を作ることで、あなたの得意な取引方法が見えてきたりするので割とおすすめです。
ロイヤルティプログラムのランク維持に便利
ロイヤルティプログラムとは、取引日数に応じてポイント(XMP)が付与されていくシステムの事です。
取引日数が増えれば、ボーナスポイントの付与額も増えていくのですが、、、一定期間取引が行わなければランクダウンしてしまいます。
少しの間取引を休みたいときに使えるのがマイクロ口座を使ったランク維持の裏技です。
マイクロ口座は最低10通貨(1000円)から取引できるので、リスクを極限まで減らした取引ができますね。
マイクロ口座で定期的に取引をしておけばランクダウンの心配もないですし、ランクアップまで狙えます!
さらにマイクロ口座でも取引を行えば、XMPも貯まっていくので一石二鳥ですね。
参考:XMポイント(XMP)を5分で完全理解するための10か条
プラットフォームの使い分け可能
プラットフォームとは取引を行うツールのことです。
国内のFX会社であれば、各社独自のアプリソフトを用意していますが、XMではMT4/MT5が利用可能です。
MT4であればインジケーターが豊富でEAにも対応しています。
一方MT5は、まだインジケーターの種類は少ないものの、時間足が豊富であったり、板注文が可能であったりと、MT4には無い強みも。
そのためEA用MT4口座、裁量取引用のMT5口座などの使い分けも、XMでは可能です。
XMでは複数口座を使ってトレードしよう
ここまで複数口座を持つことのメリットを紹介してきました。
各口座タイプ別の運用や、取引スタイル別の運用など、複数の口座を持つことで行える管理方法は多種多様です。
記事冒頭で手順をお伝えしましたが、口座の追加はとても簡単に短時間で行えます。
ご自身の取引スタイルや運用方法を考えて、ぜひXMを使いこなしてみて下さいね。
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追加口座作成後の資金移動方法と注意点は、下記記事にまとめてあるので作成した後チェックしておきましょう。