BMキャピタルの投資手法と注意点まとめ

BM CAPITAL(BMキャピタル)は国内株式に投資を行う、国内ヘッジファンド。

公式ホームページでも紹介されているように、同社の運用成績は、

  • 運用成績がマイナスの年ゼロ
  • 平均年間利回りが10%以上

と、リスク管理がしっかりしている上に高利回りであるという点は、資産運用の理想形とも言えますね。

特に、個人で投資を行う方にとっては、投資のプロ集団であるBMキャピタルがいかにして低リスク運用を実現できているのか。とても気になるところですよね。

そこで今回はそんなBMキャピタルの気になる投資手法や注意点をまとめていきます。

BMキャピタルの評判や口コミが詳しく知りたい方は、当サイトに専門記事を用意してありますので是非そちらもチェックしてみてください。

>>BMキャピタルって怪しい?解散もしている?評判は?その実態を徹底解明

目次

BMキャピタルの投資手法

BMキャピタルの投資手法は以下2点になります。

BMキャピタルの投資手法
  1. バリュー株投資
  2. アクティビスト戦略

その中でも主軸となるのが、バリュー株投資です。

バリュー株(割安株)投資

BMキャピタルの主な投資手法は、バリュー株(割安株)投資。

バリュー投資とは

バリュー株投資とは、企業価値に対し割安な株価で放置されている株式を仕込み、企業価値に対して正当な株価に戻った(=値上がりした)段階で、売却し利益を獲得する投資方法。

バリュー株投資に関しては、株式投資で世界第3位の億万長者となったウォーレン・バフェット氏の投資手法としても有名ですね。

ウォーレン・バフェット氏がオーナーを務める投資会社バークシャー・ハサウェイは、良質なバリュー株への投資で約50年間で株価は18300倍上昇しています。

同期間のアメリカ株の平均株価S&P500の上昇率が112倍であったことを考慮すると、桁外れの上昇であったことがわかります。

BMキャピタルのメンバーは、東大・京大を卒業後、外資系投資銀行という金融の最前線で経験を積んだ超一流の金融マンです。

そんな投資の専門家達が膨大な時間を費やし、バリュー株(割安株)を丁寧な調査・分析により発掘します。

金融業界や法曹など様々な業界への人脈を活かし、決算書などの数字面だけでなく、業界や実際に企業へ足を運んで得らえる「現場の声」までも投資判断の材料とすることで、投資の確実性を高めることを実現しています。

バリュー株投資のメリット

バリュー株投資のメリットは、まず第一に「市場の値動き」に影響されない運用が出来ることです。

2020年初頭、コロナウイルスの影響もあり日経平均はなんと2ヶ月で約29%の下落。市場の上がり相場を利用して利益を狙う投資信託などは、軒並み大きなマイナスを出してしまう状況に。

国内公募追加型株式投資信託5754本のうち、騰落率がマイナスのファンドは5472本となり、全体の9割以上が値下がりした

引用:日本経済新聞 コロナショックの投信への影響は(投信ランキング)

そんな中、企業の純資産に裏付けされた銘柄へ投資を行うBMキャピタルは、市場の値動きの影響を最小限に食い止めプラスで推移しました。

市場の値上がりを当てにする運用を行わないBMキャピタルの手法は、資産価値が市場の状況に影響を受けにくく、今回のコロナショックのような突発的な下落相場における資産保護にその強みを発揮します。

またバリュー株投資の場合は、投資者の注目がまだ集まっていない「原石」のような銘柄を「底値」で購入することに意味があります。

そのため購入時点では資金流入も少なく、かつ底値での購入となるため値下がりのリスクが低いのです。

また、BMキャピタルの厳選する投資先はキャッシュリッチで業績良好な企業です。

急なイベントなどで日の目を浴びた際には、急激な資金流入時のインパクトは大きく、一気に価格の急騰を見せる可能性も含みます。

そんなバリュー株投資にも、デメリットはあります。

バリュー投資のデメリット

バリュー投資のデメリットは、ずばり値上がりをして利益を出せるまでに時間がかかることです。

先述の通り、底値で放置されている銘柄に関しては、言い換えれば「人気のない銘柄」。

上質なバリュー株を選べてたとしても、その銘柄に注目が集まり、実際に値上がりをして利益を出せるまでには時間がかかる可能性もあるのです。

そこで登場するのが、以下アクティビスト戦略です。

アクティビスト戦略

アクティビスト戦略では、株式を一定以上保有し投資先企業への影響力を十分に高めた上で、企業へ「企業価値向上」のための積極的な提言を行います。

最近では、米国アクティビストファンドである、バリューアクト・キャピタル・マネジメントが任天堂株を約2%(約1200億円)保有したとの発表がありました。

同ファンドは任天堂の知的財産の素晴らしさについて述べ、投資先のさらなる成長に一役買いたいという立場を示しています。

参照:Bloomberg 物言う株主米バリューアクト、任天堂株を1200億円保有

アクティビストファンドに関しては、企業を乗っ取るというマイナスイメージを抱かれがちですが、出資を通して投資先企業をのさらなる飛躍に貢献するという一面も持ち合わせています。

波乱の市場の今、机上の数字を分析するだけでなく、投資先の内部から企業価値の向上を図っていけるというのは、資産を守るという観点からも大変に魅力的。

また、コロナショックで厳しい状況が続いている中、企業を応援するという点でも意味があることです。

BMキャピタルとの面談の際には、バリュー株投資の成功例や、アクティビストファンドとしての過去の実績なども合わせて質問出来ると良いですね。

ヘッジファンドならではのダイナミックな投資話は、大いに耳に入れる価値がありますよ。

BMキャピタルの評判や口コミなどの実態をまとめた記事はこちら。

投資のリスク

投資に対するポリシーとして「損失を出さないこと」を信条に掲げるBMキャピタル。

現在まで安定した成績を誇っていますが、とはいえ投資にリスクはつきもの。

最後に、BMキャピタルへの投資に関わるリスクをまとめました。

1、国内株投資のリスク

BMキャピタルの投資先は国内株。分散投資の兼ね合いから、高齢化が進む低成長日本の株式にまとまった資産を入れておくというは、リスクだとも考えられます。

しかし、BMキャピタルの場合キャッシュリッチで基礎体力のある企業への投資を行っている為、大きく国内景気に影響される可能性は低いと言えるでしょう。

外国株投資に伴う為替リスクや、外国企業によく見られる内部留保の少なさからくる倒産リスクの高さなどと天秤にかけ、必要に応じて海外株ファンドとの並行運用を考えても良いと思います。

2、流動性のリスク

ヘッジファンドに関しては「ロックアップ期間」といい、運用を開始してから解約可能になるまでに一定期間が定められています。期間はファンドによって異なり、多くのヘッジファンドでは半年から1年程の期間で設定。

気になるのがBMキャピタルのロックアップ期間ですが、同社の場合はヘッジファンドにしては珍しく3ヶ月という短期で設定されています。

BMキャピタルのロックアップ期間

とは言っても、3ヶ月間の間はまとまったお金がロックされてしまうことになるため、出費が発生する短期的なライフイベントなどは十分考慮し出資額を決めたいところです。

3、ファンド解散のリスク

経済環境の変化などによりファンドの運用が困難になった場合、ファンドが解散してしまうことも考えられます。場合よっては、ファンドの解散により投資額がそのまま消失してしまうことも。

実際ファンドへの投資を行う際の面談では、過去の運用成績や実際の投資内容、さらに今後の投資戦略など過去と未来の両方面から出資を判断すること。

また出資後も運用報告書はしっかり読み込み、随時運用状況をウォッチ出来ると良いですね。

BMキャピタルに関しては、リスク管理に注力しているファンドだけあり、過去のリスク回避事例などを聞くだけでも、とても勉強になります。

ちなみに当サイトでは、ヘッジファンドの大損/損失事例や解約方法をまとめた記事もありますので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。

BMキャピタルの投資手法や注意点まとめ

ここまでBMキャピタルの投資手法2つやヘッジファンドに投資をすることのリスクや注意点を見てきました。

老後の資金を自分で形成していかなければならない今のご時世、投資信託や保険といった安全な金融商品だけではなかなか資産形成は難しくなっています。

その点、BMキャピタルのようなヘッジファンドをポートフォリオの1つに加えることで多少資産形成が楽になるでしょう。

とはいえいきなり投資を始めるのも怖いと思いますので、まずはBMキャピタルにお問い合わせをして話を聞いてみてはいかがでしょうか?

面談は無料ですので、興味のある方はファンドの担当者に直接気になる点を尋ねてみると良いですよ。

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「自分で運用して損をしたくない」

BMキャピタルは上記のような悩みを持つ人におすすめの、日本のヘッジファンドです。

BMキャピタルの特徴
  • 平均年利10%超を10年以上継続中
  • 設立以来マイナス運用の年ゼロ
  • 直近6年で資産価値は2倍

最低投資額は1000万円〜ですが、1000万円未満の投資も相談可

資料請求も運用の相談も無料で、過去の実績や投資戦略を詳しく聞くことができます。

面談では営業トークもなく、説明と質疑応答がメインですので、まずは問い合わせてみてください。

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